29 May 2025
【#77】ゲストは"何色にも染まれる才能を持つ透明漫才師" 真空ジェシカ ガクさん!【2025.5.3 OA】
『川島明 そもそもの話』5月3日放送のゲストは、真空ジェシカ ガクさん!
川島さんいわく、「何考えてるかわからない人の横にいるから、さらにわからない」。そんなイメージだと言うガクさんの素顔を覗く55分間!
◆意志を持たぬ学生時代◆
幼い頃は、自分の意志で進路を選んだことがなく、”意志を持たぬ人形”のような子どもだったと言うガクさん。ただ、その頃から人を笑わせる仕事には興味があったそうで、学生時代には『アダムスファミリー』の”不気味な笑い”や、M-1決勝常連のPOISON GIRL BANDの”意味の分からない笑い”に熱中していたとか。
◆大学お笑い◆
以前から憧れていたお笑いを、大学進学とともにやってみようと決意したガクさん。青山学院大学に通っていましたが、当時慶応義塾大学のお笑いサークルに所属していた川北茂澄さんと”大学お笑い”を通じて出会います。川北さんからはある夜、電話がかかってきて、当時シュールなネタで周りに知られていたガクさんに対して、「変な漫才がやりたいからコンビ組んでくれないか」と、川北さんから誘う形でコンビを結成します。
当時のガクさんは将来の進路にまだ悩んでおり、就活も経験したそう。とはいえやりたいことが見つからない中、鏡を見ながら”僕が本当にやりたいことは何なんだろう…”と自問自答したところ、メガネをかけていることだけは確かだったので、メガネ屋さんに就職しようとした…なんてこともあったとか。そんな折、偶然ライブを観に来ていた人力舎の担当者に声を掛けられ、事務所へと所属することになります。
ガクさんによると、学生時代の川北さんは”当時からあの感じ”だったそう。当時サークルにいた数少ない女子がトイレなどでいったん教室を出た瞬間、ズボンを脱いで裸になり、戻ってくる瞬間にまたズボンを履く…というようなお笑いをやっていたと言います。
また、川北さんの”芸人パクり癖”も当時からあったそうで、当時サークルでも随一の実力者だった「エニグマ」というコンビがやっていた「エニグマ!!」という決めポーズをパクって、ネタ終わりに「真空ジェシカ!!」という決めポーズをやっていたことも。ちなみに、その「エニグマ」のうちの1人は現在、「ひょっこりはん」として活躍中だそうで…大学お笑いの頃とは大きく違ったスタイルになったことに、ガクさんも当初は驚いたと話していました。
◆地下ライブ◆
ガクさんの芸人人生の中でも印象的な出来事が、Aマッソ加納さんと阿久津大集合さんが10年ほど前に主催していた地下ライブ「バスク」。当時人気のあった芸人は一切主演せず、玄人好みの芸人のみが出演。そのラインナップは、錦鯉、モグライダー、メイプル超合金、ななまがり、街裏ぴんくさん…と、現在は人気芸人ではあるものの、当時は無名だった芸人たち。ただ、お笑いファンの間では評判を呼び、次第にラインナップが発表される前にチケットが完売するほどのブランドになっていったとか。そこでテレビへの道は遠のいたものの、”面白いことをする”というお笑いの筋肉はかなり鍛えられたとおっしゃっていました。
◆M-1グランプリ◆
今では決勝常連となったM-1グランプリのお話もたっぷりと。ガクさんがターニングポイントとして挙げたのは「2021年大会の3回戦」。この日、川北さんが台詞を丸々飛ばしてしまい、舞台上でフリーズしてしまったのだとか。結局、ガクさんが川北さんが言うはずだったボケを代わりに言って自分でツッコむことで、なんとか3回戦は通過できたそうですが…これを機に”ちゃんとネタ合わせしないとダメだ”と見つめ直すようになったとか。この”臨死体験”から這い上がり、この年、初めてM-1の決勝に進出できたと言います。
昨年の2024年大会では、初めて最終決戦の3組まで勝ち残りましたが、その最終決戦で披露した「アンジェラ・アキさんのネタ」についてもお話を。このネタは直前のライブでも、舞台によって大ウケすることもあれば、全然ウケないこともある、”最もどうなるかわからないネタ”だったと言います。トム・ブラウン布川さんからは「絶対あのネタやれよ」と言われ、ヤーレンズ楢原さんには「まさかあのネタはやらないよな」と言われていたそうですが…結果としては、布川さんのアドバイスをとる形に。ちなみに、このネタを披露した後、アンジェラ・アキさんからは連絡が来ておらず、長渕剛さんからも来ていないそうですが…唯一、ダレノガレ明美さんがXでポストしていたのだけはリアクションがあったとか。
◆単独ライブツアー◆
真空ジェシカ漫才コントツアー「全国の中にある」が札幌、金沢、仙台、静岡の4都市で開催されます。漫才やコントを披露するライブではなく、”漫才コント”を披露する…すなわち漫才中にコントに入るライブだとか!詳しくは、こちらのページをご覧ください。
♪オンエア・リスト♪
M1. ゆきこさん / Midori
M2. アイデンティティ / サカナクション
M3. 君の名は希望 / 乃木坂46
BGM. 手紙~拝啓 十五の君へ~ / アンジェラ・アキ
M4. 何と言う / 奥田民生
radikoタイムフリーで聴く方はこちらから!
「タイムフリー30」プランなら6月3日(火)朝5時まで聴けます。
番組公式Xはこちら!フォロー、リポスト、いいね、よろしくお願いします!
番組宛のメッセージはこちらからお送りください。
川島さんいわく、「何考えてるかわからない人の横にいるから、さらにわからない」。そんなイメージだと言うガクさんの素顔を覗く55分間!
◆意志を持たぬ学生時代◆
幼い頃は、自分の意志で進路を選んだことがなく、”意志を持たぬ人形”のような子どもだったと言うガクさん。ただ、その頃から人を笑わせる仕事には興味があったそうで、学生時代には『アダムスファミリー』の”不気味な笑い”や、M-1決勝常連のPOISON GIRL BANDの”意味の分からない笑い”に熱中していたとか。
◆大学お笑い◆
以前から憧れていたお笑いを、大学進学とともにやってみようと決意したガクさん。青山学院大学に通っていましたが、当時慶応義塾大学のお笑いサークルに所属していた川北茂澄さんと”大学お笑い”を通じて出会います。川北さんからはある夜、電話がかかってきて、当時シュールなネタで周りに知られていたガクさんに対して、「変な漫才がやりたいからコンビ組んでくれないか」と、川北さんから誘う形でコンビを結成します。
当時のガクさんは将来の進路にまだ悩んでおり、就活も経験したそう。とはいえやりたいことが見つからない中、鏡を見ながら”僕が本当にやりたいことは何なんだろう…”と自問自答したところ、メガネをかけていることだけは確かだったので、メガネ屋さんに就職しようとした…なんてこともあったとか。そんな折、偶然ライブを観に来ていた人力舎の担当者に声を掛けられ、事務所へと所属することになります。
ガクさんによると、学生時代の川北さんは”当時からあの感じ”だったそう。当時サークルにいた数少ない女子がトイレなどでいったん教室を出た瞬間、ズボンを脱いで裸になり、戻ってくる瞬間にまたズボンを履く…というようなお笑いをやっていたと言います。
また、川北さんの”芸人パクり癖”も当時からあったそうで、当時サークルでも随一の実力者だった「エニグマ」というコンビがやっていた「エニグマ!!」という決めポーズをパクって、ネタ終わりに「真空ジェシカ!!」という決めポーズをやっていたことも。ちなみに、その「エニグマ」のうちの1人は現在、「ひょっこりはん」として活躍中だそうで…大学お笑いの頃とは大きく違ったスタイルになったことに、ガクさんも当初は驚いたと話していました。
◆地下ライブ◆
ガクさんの芸人人生の中でも印象的な出来事が、Aマッソ加納さんと阿久津大集合さんが10年ほど前に主催していた地下ライブ「バスク」。当時人気のあった芸人は一切主演せず、玄人好みの芸人のみが出演。そのラインナップは、錦鯉、モグライダー、メイプル超合金、ななまがり、街裏ぴんくさん…と、現在は人気芸人ではあるものの、当時は無名だった芸人たち。ただ、お笑いファンの間では評判を呼び、次第にラインナップが発表される前にチケットが完売するほどのブランドになっていったとか。そこでテレビへの道は遠のいたものの、”面白いことをする”というお笑いの筋肉はかなり鍛えられたとおっしゃっていました。
◆M-1グランプリ◆
今では決勝常連となったM-1グランプリのお話もたっぷりと。ガクさんがターニングポイントとして挙げたのは「2021年大会の3回戦」。この日、川北さんが台詞を丸々飛ばしてしまい、舞台上でフリーズしてしまったのだとか。結局、ガクさんが川北さんが言うはずだったボケを代わりに言って自分でツッコむことで、なんとか3回戦は通過できたそうですが…これを機に”ちゃんとネタ合わせしないとダメだ”と見つめ直すようになったとか。この”臨死体験”から這い上がり、この年、初めてM-1の決勝に進出できたと言います。
昨年の2024年大会では、初めて最終決戦の3組まで勝ち残りましたが、その最終決戦で披露した「アンジェラ・アキさんのネタ」についてもお話を。このネタは直前のライブでも、舞台によって大ウケすることもあれば、全然ウケないこともある、”最もどうなるかわからないネタ”だったと言います。トム・ブラウン布川さんからは「絶対あのネタやれよ」と言われ、ヤーレンズ楢原さんには「まさかあのネタはやらないよな」と言われていたそうですが…結果としては、布川さんのアドバイスをとる形に。ちなみに、このネタを披露した後、アンジェラ・アキさんからは連絡が来ておらず、長渕剛さんからも来ていないそうですが…唯一、ダレノガレ明美さんがXでポストしていたのだけはリアクションがあったとか。
◆単独ライブツアー◆
真空ジェシカ漫才コントツアー「全国の中にある」が札幌、金沢、仙台、静岡の4都市で開催されます。漫才やコントを披露するライブではなく、”漫才コント”を披露する…すなわち漫才中にコントに入るライブだとか!詳しくは、こちらのページをご覧ください。
♪オンエア・リスト♪
M1. ゆきこさん / Midori
M2. アイデンティティ / サカナクション
M3. 君の名は希望 / 乃木坂46
BGM. 手紙~拝啓 十五の君へ~ / アンジェラ・アキ
M4. 何と言う / 奥田民生
radikoタイムフリーで聴く方はこちらから!
「タイムフリー30」プランなら6月3日(火)朝5時まで聴けます。
番組公式Xはこちら!フォロー、リポスト、いいね、よろしくお願いします!
番組宛のメッセージはこちらからお送りください。