WELLNET presents 旅めし

日曜 12:00-12:25 TOKYO FM/JFN38局ネット

日曜日のランチタイム。北海道から沖縄まで、日本海から瀬戸内海まで、岩木山から阿蘇山まで……。日本各地の「食、地産地消、名産・特産品、民芸や工芸、伝統、人々の営み」を伝えていく、日本全国をたっぷり味わう旅番組です。 さぁ、今日も、その土地ならではの味わい、ローカルフードを求めて、一緒に、旅に出かけましょう!

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綿引さやか

オンエアレポート

宮城県corner

宮城県、気仙沼。翡翠色に輝く唐桑湾の大きな牡蠣を、いただきます!

#気仙沼
写真今回やって来たのは、東北、宮城県の気仙沼。市街地から車で走ること20分ほどで、唐桑半島の付け根、唐桑湾に到着します。気仙沼と言えば、日本有数の漁業の街。カツオ、イワシ、サンマ、ウニ、ホヤ、ノリ、ワカメ……、そのほか、季節ごとの魚たちが豊富にとれる海の街。 
そんな気仙沼で、唐桑湾の特色は、「牡蠣、ホタテ」。特に唐桑の牡蠣は、大きく、甘く、美味で有名。
写真牡蠣、ホタテ、ワカメの養殖業を代々営んできた「戸羽平(とばひら)」の五代目、「漁師のやっくん」こと畠山政也さんの新造したての船、「第8海宝丸」に乗って、まずは、海の上の牡蠣の畑を見に行きます。いざ、唐桑湾へ出航!
写真船は海の上で停止。畠山さんが海の中から、育てている牡蠣が入った網を引き上げて見せてくれました。「大」という字がありますが、ほんとうにデカいんです!! どれくらい大きいか?というと……
写真漁師のやっくん、畠山政也さんの顔の大きさと、ほぼ同じ!笑 さらなる大きな驚きは、殻を開いたときに訪れます……
写真見てください、これ!なんと、殻全体に牡蠣の身が……!夏に温かいお風呂に一度漬ける、「温湯処理」ということを特別にしているのが、唐桑湾のカキ漁師たちのこだわり。この温湯処理によって、味わい深い、そして大きな牡蠣に育つのだとか。
写真唐桑湾で最大級という船を造ったのには、理由があります。畠山さんは牡蠣やホタテを育て、とる漁師ですが、「将来を見据えてクルージング向けの船にした」と語ります。船後部のこの場所は、旅行者、観光客が乗って、美しい気仙沼の海を眺める場所なんです。また、観光客が安心して快適に過ごせるようにと、小さな部屋を設け、ウォシュレット付きのトイレも完備されています。
写真愛する奥さんと、やっくん。 畠山さん、ありがとうございました! さぁでは、今日の「旅めし!」いただきにいきます。港の一画にある、とれたての牡蠣、ホタテを蒸して食べさせてくれる、「唐桑番屋」へゴー!
写真宿舞根(しゅくもうね)漁港の一画にある、「カキ小屋 唐桑番屋」!
写真地元の女性たち(漁師さんの奥さんたち)が、この大きな蒸し器に牡蠣とホタテをたっぷり入れて、蒸してくれます。とれたての新鮮な牡蠣、ホタテばかり。写真蓋を取ったとたん、香りが……!お腹がぐ~っ。
写真ぷっくりふくらんだ牡蠣が、本日の「旅めし!」。
写真畠山さん、番屋の皆さん、ありがとうございました!旅めし、最高に美味しかったです!
「復興かき小屋 唐桑番屋」 宮城県気仙沼市唐桑町鮪立241-6
営業時間:土・日・祝日(平日は10名以上の場合、予約可能)
11:00~15:00(最終入場14:00)
要事前予約(収穫時期により休業となる場合があるので、事前に要問い合わせ)
お問い合わせ先:080-8205-4186(店長・小山さん)