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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

19.05.23

外部の人間と“いい仕事”をする上で覚えておきたいこと

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日お話を伺ったのは、女性の自分らしい生き方をつくる情報メディア『ウートピ』の編集長・鈴木円香さんです。鈴木さんが注目した話題はこちら!


外部の人間と“いい仕事”をする上で覚えておきたいこと

鈴村:鈴木さん、おはようございます!今日の話題は、僕も経営者として知っておきたいところですが、実際に外注で成果を上げている会社があるんですよね?


鈴木さん:はい。ある会社では、部署内の全メンバーに月5万円以上の外注費を使うよう義務付けるなど、積極的に仕事を外に出すように取り組んでいます。この戦略を採用後、部署の売り上げは2年間でおよそ400%もアップしたそうです。


鈴村:その成功のポイントは?


鈴木さん:まず「外注先との関係づくりを大切にしている」ということです。発注・受注という契約の形式上、どうしてもクライアントの方が立場が上、という力関係になりがちですが、受注先はクライアントが支払った金額の対価としてサービスを提供しますから、本来なら対等な関係でなければならないはずです。


鈴村:外注においては、そういった「対等な関係」を強く意識することが大切ですよね。


鈴木さん:そうですね。この会社では、外注先のことを「下請け」ではなく「パートナー」と呼びます。相手もプロですから、パートナーと呼ばれた方がモチベーションも上がりますよね。それによって自然と仕事のクオリティーも上がりますし、そのクライアントからの依頼は優先的に受けよう、となります。そうやって継続して付き合っていくことが、お互いの信頼関係にもつながります。


鈴村:相手を信頼するために、具体的にやるべきことはどんなことでしょう?


鈴木さん:ある仕事を外注したときに、その成果がどれほど得られたのか?ということを、きちんと検証する習慣をつけることです。例えば、本来なら出来たはずが、なぜ結果が出なかったのか?という理由を、お互いが冷静に分析して次に繋げられる、感情的な議論にならない、ということですね。


鈴村:僕は舞台のプロデュースをするとき、基本的に全部外注なんですよ。そのとき「僕はこういうことをやりたいんです。」って細かく伝えるんですね。そうすると逆にモチベーションが上がって「私、こんなこと考えてきました!」とか、それぞれプロの立場から提案してくれることがあって、そういう関係を続けていくと、やっぱり「下請け」ではなく「パートナー」という関係に繋げられる気がしますよね。



そして、今日の #スズコメ はこちら。






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