26.05.29
サッカー日本代表がワールドカップに挑んできた歴史

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けさは、サッカー日本代表にフォーカス!
サッカー日本代表がワールドカップに挑んできた歴史
吉田:北中米ワールドカップの開幕まで、あと2週間!サッカー日本代表がワールドカップに出場するのは、今回で8度目となります。
ユージ:そこで、けさのテーマは、「サッカー日本代表がワールドカップに挑んできた歴史!」コメントは、サッカージャーナリストの河治良幸さんです!まずは、初めてワールドカップに出場した1998年のフランス大会から現在に至るまでの成績を振り返ります!
河治さん:日本代表は1998年のフランス大会でアジア最終予選の「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれるイラン戦の勝利を経てワールドカップ初出場を果たしました。本大会は3戦全敗でしたが、この経験が日本サッカーの基準を引き上げるきっかけになったと考えられます。その後、2002年の日韓ワールドカップで初のベスト16、さらに2010年の南アフリカ大会、2018年のロシア大会、そして記憶に新しい2022年のカタール大会でもベスト16に進出してこれまで4度のベスト16を果たしています。一方で決勝トーナメントは1回戦の壁を一度も破れておらず、これが日本代表にとって長年の大きなテーマになっています。
ユージ:過去7度におよぶチャレンジで、ベスト16への進出は4回。これまでのワールドカップでの戦いを通じて、サッカー日本代表はどの様に成長していったのでしょうか?そして、次のフェーズへと進むためのヒントとは?
吉田:ワールドカップ初挑戦となったフランス大会から28年。7度におよぶ出場のなかで、サッカー日本代表はどんな経験をして、どんな成長をしてきたのでしょうか。
ユージ:ここからは、サッカー日本代表にとって大きな変化の節目となったワールドカップでの出来事を、いくつかピックアップしていただきます!まずは1つ目、今から12年前の大会。
河治さん:大きな転機の1つが2014年のブラジル大会でした。当時のザックジャパンは、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司らを中心とした史上最強の日本代表として評価されていました。しかし結果はグループリーグ敗退。自分たちのサッカーにこだわり、それが難しい時に相手や試合展開に応じた柔軟性が足りないことが浮き彫りになりました。また現地の暑さや移動・キャンプ地の選定などの難しさも含めて、ワールドカップという大会の特質性を痛感する大会になったことで、その後、選手だけでなくスタッフなどの経験にもなった大会だと思います。
ユージ:その経験から4年後。再び転機が訪れます。
河治さん:2018年のロシアワールドカップ、西野朗監督が率いてきた日本はベルギーとのベスト16で良い流れで得点を奪い、後半途中まで2−0とリードしていました。しかしそこから相手の選手交代など世界トップレベルの反撃を受けて追いつかれ、最後は試合の終了間際に、自分たちのコーナーキックからのカウンターを受けて逆転負け。このシーンは「ロストフの14秒」と呼ばれて今でも語り継がれています。あと1歩でベスト8というところまでたどり着きながら届かなかったことで、日本と世界の差が非常にリアルに突き付けられた試合ではありましたが、この敗戦は単なるショックではなく、日本が世界の強豪とも戦えるという事が確認できた大会にもなりました。
ユージ:そして、世界の強豪とも戦える「自信」が「本物」になったのが、前回の大会!
河治さん:2022年のカタールワールドカップにおける森保ジャパンのドイツ戦の逆転勝利です。2022年のカタール大会で日本は、ドイツ・スペインという優勝経験国を相手にグループリーグで逆転勝利を収めて決勝トーナメントに進出しています。大会前の下馬評を覆しただけでなく、日本が世界の強豪を相手に勝負できることを証明した大会となりました。試合の流れを読みながらシステムの変更や交代策を駆使して、試合の中で修正できるチームとしての成長を見せた試合になったと思います。この大会で得た自信と経験、それからベスト16でクロアチアにPK戦負けした悔しさが北中米ワールドカップに向けた原動力になっていると思います。
吉田:ワールドカップでの経験を経て、着実に成長してきたサッカー日本代表。今回の北中米大会における、大きな目標とは?
河治さん:北中米ワールドカップは日本代表が、初めて本気でチームとして優勝を目標に掲げて挑む大会となります。もちろん現実的にはフランスやアルゼンチンといった優勝経験国との差はまだある。ただ選手の多くが欧州トップリーグでプレーし、世界基準を日常として経験する時代になったことで、その距離感は以前よりかなり具体的に見えてきています。一方日本サッカー協会は、2050年までにワールドカップ優勝という長期目標を掲げています。その実現のためにはいつ目指すかだけではなく、今大会からでも優勝を目指していくと、そういう姿勢が必要になることを森保一監督も協調しています。だからこそ北中米ワールドカップは単なるベスト8に進出するといった挑戦ではなく、日本が本当に世界の頂点を狙う、その中で見えてくるものがある大会と言えます。
ユージ:2050年までの長期目標の実現にむけて、今回の大会ではどんな結果を残せるのか?サッカー日本代表の活躍に期待がかかります!北中米ワールドカップの開幕まで、あと2週間です!