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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.03.27

今シーズンのプロ野球の行方

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今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。今日、お話を伺うプロフェッショナルは、スポーツジャーナリストの古内義明さんです。
古内さんにお電話で伺う話題はこちら!


【プロ野球】

山崎:まずは、【新型コロナウイルスの影響による、プロ野球の現状】について。これまでに発表された情報によると、プロ野球12球団は4月24日(金)の開幕を目指すと決議しています。そして今回、東京オリンピックの延期が決定し、オリンピックにむけての「中断期間」の解消により日程の再編がなされる模様。しかし、阪神タイガースは藤浪晋太郎投手が新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査で「陽性」と判定されたことでチームの先行きは不透明となりそうです。こんな状況ですが、現状として、今シーズンのプロ野球にはどんな課題があると思われますか?


古内さん:そうですね、藤浪選手のニュースは非常に大きな影響を与えそうです。4月3日にJリーグとプロ野球の合同会議があるんですが、4月24日の開幕はたぶん延期という方向に行きそうですね。さらに感染症対策、座席の間引き観戦、応援団へのアプローチを水面下で協議をしているところですね。


山崎:無事に開幕されることを願うばかりですが、続いては【今シーズンのプロ野球の行方】について!すでに異例のスケジュールとなっている中、シーズンを通じて各球団はどんな戦い方が求められそうですか?


古内さん:大きなポイントは「143試合がやれるのかどうか」。全く違う戦い方が各球団に求められると思うんですよね。開幕時期が遅れれば、試合を1日2試合行うWヘッダーなども現実味が出てきます。


山崎:そうなると選手への負担も大きいですね。


古内さん:メジャーリーグは9イニングを7イニングに変えてWヘッダーをやって何とか162試合をこなそうという方向に動いているんですよね。


山崎:日本は何か検討しているんですかね?


古内さん:もちろんWヘッダーも検討していて、例えばですね、一軍の登録人数を今年だけ増やしたり、球団によってはユーティリティプレーヤー、複数のポジションを守れる選手が重宝されそうですね。


山崎:今年、活躍が予想される球団はどこになるんでしょうか?


古内さん:うーん、やっぱりこういった状況ですから選手層が厚い、セ・リーグが読売ジャイアンツ、パ・リーグが福岡ソフトバンクホークスは鉄板だと思います。


山崎:そして、すでにスポーツ紙を賑わせている選手といえば、千葉ロッテマリーンズのドラフト1位ルーキー・佐々木朗希投手!古内さんはどんなところに注目されていますか?


古内さん:彼は高校時代に史上最速163kmを投げていますから、これは球場のスピードガン、ここに注目が集まるピッチャーですね。エンゼルスの大谷翔平選手がマークした165kmをプロ1年目で超えられるかどうか、ここが注目ですね。


山崎:だってもうバッティング投手やった時にすごい球速出してましたよね!


古内さん:そうなんです!現時点で157km出てます!


山崎:他に、古内さんが注目されている選手は?


古内さん:読売ジャイアンツの坂本勇人選手。2000本安打まであと116本なんですよ。プラスアルファで史上最年少記録がかかっているんですが、誕生日が7月29日なんですよ。開幕が遅れると試合数が減りますので、当然安打数も・・・。坂本選手にとってはコロナという見えない敵とも戦っていくシーズンになりそうですね。


山崎:なるほど・・・。



そして、今日の #シゲコメ はこちら。





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