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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.05.28

遊園地協会が営業再開に向けたガイドラインを発表

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日は、気になる・人に話したい旬のネタをお届けするネットニュースサイト『ねとらぼ』の編集長、加藤亘さんにお話を伺いました。
加藤さんにお話を伺うニュースはこちら!


【遊園地協会が営業再開に向けたガイドラインを発表】

エリザベス:東日本・西日本遊園地協会は、新型コロナウイルス感染症対策のための具体的な実施事項をまとめた、『遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン』を発表しました。この遊園地協会には、オリエンタルランドやUSJが賛同しています。


鈴村:『遊園地協会が営業再開に向けたガイドラインを発表』ということですけど、どのような形での営業再開になるのでしょうか?


加藤さん:今回発表されたガイドラインは、東日本・西日本遊園地協会が『遊園地・テーマパーク業界が実施すべき基本事項』を整理したもので、今後、営業再開した際の具体的な感染拡大予防策も記されています。
この協会にはですね、東京ディズニーランドなどを運営するオリエンタルランドをはじめ、USJ、富士急ハイランド、横浜八景島、ハウステンボス、花やしきなど33の事業者が賛同しています。
今後とられる具体的な予防策としてはですね、まずは、『入場時』。「施設全体や個別アトラクションなどで人数制限を行う」と明記されていました。また入場時には検温が実施され、「37.5度以上の発熱や風邪の症状など、不調が認められる人は入場できない」としております。人数制限と聞くと、前日から並ぶといったイメージもあったりしますけども、チケットの事前販売が可能なテーマパークなどでは、事前販売を推奨しておりまして、「当日の入場時の混雑緩和に努めること」としています。
次に、園内での『社会的距離(ソーシャルディスタンス)』の確保です。待機場所は少数グループごとに1m以上、できれば2mを目安として、人と人の距離をあけて、従業員の接客も間隔をあけることはもちろん、できるだけ言葉を発することが少なく済むように調整するとしています。


鈴村:う〜ん、なるほど…。人数制限はそうだろうなとは思いましたよね。混雑緩和というのは確かに重要だと思いますね、これは策を考えれば何とかなるかなとは思います。けど、社会的距離、これもねみんなが心がければ、お客さん同士は大丈夫な気するんですけど、従業員の方の“言葉を発することが少なく済むように”というのがねぇ…。


加藤さん:そうなんですよ、キャストの方との関わりとかどうなるんだろうとか思いますよね。


鈴村:そうですよね、そこが気になりますよね。でも、こういう時こそ、僕ら声優の役目かもしれない!キャストの方が定型の言葉しか発しないかもしれないけど、「ようこそ!」みたいなことを僕らが吹き込んでおけばね。(笑)


加藤さん・エリザベス:良いですね!(笑)


鈴村:キャラクターたちもしゃべるみたいな感じにしてくれたら、僕らいくらでもやるんで呼んでください!お手伝いします。
そして、消毒や手洗いなど基本的な対策は全て行うとして、気になるのがアトラクションですよね、アトラクションはどういった対策が取られるんですか?


加藤さん:例えば、ジェットコースターなどでは、来場者に対して、「マスクの着用」や、「大声での発声は控えるように促す」とあるんですよね。つまり、「キャーッ!!!」といった大声厳禁ということですね。個人的には「それはちょっと無理があるんじゃないかな?」と思っているんですけど、ここはぐっと声を堪えて、我慢して…って感じのを推奨しているんですかね。


鈴村::そうなると、頂点から落ちる瞬間に「んっっっっ!!!」って…。(笑)


エリザベス:(笑)


鈴村:声出しちゃいけないから我慢するってことですよね。


加藤さん:なかなか難しいですよね。あとは、これから夏に向かっていきますが、屋内アトラクションで人が対面するケース、例えば、監視員やお化け役などは、できる限り離れて実施するということなんですよね。お化けもソーシャルディスタンスなんですよね。これから夏に向かって、脅かし役がいるお化け屋敷などは実施が難しいかもしれないですよね。


鈴村:そうですよね。最近のすごいお化け屋敷だとすごい追っかけてくるじゃないですか!?だから、あまり追っかけてこなくなるかもしれない。(笑)


エリザベス:(笑)


鈴村:そういう可能性はありますよね。でも、対応策を聞いていると、そういうのを含めて演出に変えて行くことができる気もしますよね。例えば、遠くからすごく見てくるお化けとか、あとは、声を出さないでジェットコースターを乗り切ったら、なにか記念品がもらえるとかね。そういうエンターテインメントに変えて行く方法とかを考えても良いかもしれないですよね。


加藤さん:良いですね、発想の転換が必要かもしれないですね。


鈴村:やっぱりポジティブに変えて行った方が良い気がしますね。営業再開が決まっている遊園地はあるんですか?


加藤さん:富士急ハイランドは23日から段階的に再開しております。入場制限として、山梨県、長野県、新潟県、静岡県在住の方に限り入園できるようになっています。ハウステンボスも長崎県在住の方限定で、16日から一部だけ営業中ですね。


鈴村:ディズニーやUSJは慎重にならざるを得ないですよね?


加藤さん:大阪府の吉村知事の定例会見で、USJは『大阪コロナ追跡システム』を入場口やパーク内の飲食店などで導入する方針を明らかにしています。


鈴村:それはどういうシステムなんですか?


加藤さん:QRコードを設置して、利用者はそれを読み取ってメールアドレスを登録すると、施設で感染者が出た場合、注意喚起のメールが送信されるというシステムですね。こちらはUSJに限らず導入するという方針らしいんですけど、そういうことを利用しながら営業再開にむけて進んでいくんじゃないかなということです。


鈴村:いろんなことを調整しながらではありますけど、経済活動を再開していくということだと思いますから、経済活動に参加できる方は参加してみてはどうでしょうか。


そして、今日の #スズコメ はこちら。











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