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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.05.29

6度目の日本ダービー制覇を狙う、武豊騎手

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。今日、お話を伺うプロフェッショナルは、競馬ライターの平松さとしさんです。
平松さんにお話を伺う話題はこちら!


【6度目の日本ダービー制覇を狙う、武豊騎手】


エリザベス:明後日、日曜日に、東京競馬場・芝2400mで開催される、3歳G1・クラシックレース『第87回 日本ダービー』。フルゲート18頭が、栄冠を目指します。


山崎:まずは競馬ビギナーズに向けて、改めて、日本ダービーの伝統と魅力について伺いました。


平松さん:日本ダービーというのはですね、3歳馬だけが出走可能なレースなんですよね。いわば、どの馬にも一生に一度しか出るチャンスのないレースです。生産者や育成の方々、調教師やジョッキーなど、みんなが目指す大目標とするレースで、当然、賞金が高いんですが、それだけではなく、レベルも高くですね、今年で87回目を迎えるレースなんですよね。というようなことで注目されるレースになっています。


山崎:日本競馬界にとって大きな舞台の一つ、日本ダービー。その栄冠を過去に5回も勝ち取った男。武豊騎手にフォーカスします!
平松さんは昨日、出版されたばかりの著書『沁みる競馬』の中でも、これまでに数々のインタビューを重ねてこられた武豊騎手のエピソードを紹介されています。そんな平松さんに日本ダービーと武豊騎手、その関係について伺いました。


平松さん:武豊騎手は一般の方もみなさんご存知かと思うのですが、勝利数など数々のありとあらゆる日本記録を持っているジョッキーで、ヨーロッパ各国でも大きいレースを勝っているんですが、日本ダービーに関してもですね、日本ダービーを2勝しているジョッキーは何人かいるんですが、3勝以上しているジョッキーはほとんどいないんですよね。そんな中、武豊騎手だけが3勝以上、しかも5勝も記録しています。
2005年に、ディープインパクトというダービーなどを含めG1を7勝した今でも史上最強馬ではないかという人が非常に多い馬で日本ダービーを勝ちました。ところがその後、2010年に武豊騎手が大怪我をしてしまいます。成績的にもずっと1位だったんですが、その怪我を境にだいぶ低迷した時期が続きます。
そして、2013年、武豊騎手がキズナという馬で日本ダービーを勝つのですが、このキズナがディープインパクトの子供でして、ディープインパクト以来のダービー制覇を成し遂げました。これだけでも、かなりのドラマなんですが、今年、武豊騎手がコンビを組む、サトノフラッグという馬も実はディープインパクトの子供なんですね。
サトノフラッグと武豊騎手のコンビは今まで1回組んでいて、ディープインパクト記念という重賞を勝っています。ですから、今年のダービーもディープインパクトの子供で挑戦できるということで、武豊騎手自身もかなり楽しみしているようです。


山崎:ディープインパクトは、昨年7月に静養先で頸椎骨折をおこし、回復の見込みがなく、惜しまれながらも安楽死となりました。その子ども達がダービーを目指す機会も残りわずかです。果たして、親子ダービー制覇の夢はまだまだ続くのでしょうか!?
武豊騎手が日本ダービーで騎乗するサトノフラッグは、前走、皐月賞で5着、これまでの戦績からすると、勝利することは決して簡単なことではなさそうです。そのライバルとなる競走馬とは!?


平松さん:今年有力視されているのはコントレイル、そして、サリオスの2頭。この2頭はともにデビューから3連勝でG1を制覇しました。そして、前走の皐月賞で初めて対戦しまして、コントレイルが1着、差のない2着がサリオスで3着以下は離されてしまいました。今回この2頭が再戦するということで注目されていますが、条件が皐月賞の右回りからダービーは左回りに、距離も2000mから2400mと条件が多少変わるんですね。これで、サリオスが今度はコントレイルに逆転するのか?それとも2頭まとめてサトノフラッグら、第3の男が出演して負かすのか?この辺りが見所だと思います。
武豊騎手も、もちろんその辺の条件が変わることを踏まえて、前回、武豊騎手は弥生賞でサトノフラッグで勝ちましたが、その時からすでに皐月賞よりダービーの方が楽しみかもしれない、といっていたので2強にどのくらい迫れるのか?はたまた逆転するのか?楽しみにしたいと思います。


山崎:騎手の方が人生で一度は勝ちたいと思っている日本ダービーを5回勝っている武豊騎手。なんと、20代、30代、40代で勝っていて、いよいよ50代でも取るのかというところも注目なんですが、他にも、コントレイルとサリオスの2強じゃないかとも言われていますね、でも、G1に強いルメール騎手、デムーロ騎手という外国人騎手はその2頭には騎乗していないというところも気になりますし、1枠1番のサトノインプレッサ、坂井騎手もね、今、調子良いんですよね〜。…わからんっ!!!横山典も外せん!!!ということで…難しい!!!難しいよ、ザベスさん〜!


エリザベス:どうしましょう〜。私も選べないです。


山崎:んねぇ〜、むわぁ〜。悩みましょう!あと2日、丸々悩みましょうみなさん!


エリザベス:(笑)


そして、今日の #シゲコメ はこちら。





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