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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.07.03

再開後のPGAツアーの展望!注目の松山英樹選手の魅力とは?

null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。今日、お話を伺うプロフェッショナルは、ゴルフジャーナリストの舩越園子さんです。
舩越さんに取り上げていただく話題はこちら!


【松山英樹、巻き返しのナイスショット決まるか!?再開後のPGAツアーの展望!】


アメリカのプロゴルフ・男子ツアー“PGAツアー”の再開第4戦『ロケットモーゲージ・クラシック』が昨日から無観客試合で開催されています。
注目の松山英樹選手は、予選落ちに終わった2週間前の『RBCヘリテージ』に続き、再開後2試合目となる参戦で、前回からの巻き返しが期待されます。



山崎:まずは、コロナ禍におけるアメリカツアーの現状についてお話を伺いました。


舩越さん:アメリカツアーは、6月11日からほぼ3ヶ月ぶりで再開しているんですね。現在は4試合目を迎えていますけども、1番気になるのは、新型コロナウイルスの陽性判定を受けてしまう選手がどのくらいでてくるのか?というところなんです。今のところ、残念ながら、陽性判定を受けてしまった選手は6人、キャディーは2人感染しいますし、下部ツアーあたる『コーン・フェリーツアー』では3人が感染してしまった…という現状ですが、これを多いととるか?少ないととるか?については、判断が分かれるところですね。


山崎:ちなみに、PGAツアーは一昨日、新型コロナウイルスの陽性反応を示した選手やキャディーの競技復帰への手順を変更すると発表。「症状がない場合は、検査で2度陰性となれば競技に復帰できる」としました。
感染症との戦いが免れない中、開催されているPGAツアー。続いては、注目の日本人、松山英樹選手にフォーカスします!松山英樹選手についての著書も出版されている舩越さんが考える、松山選手のプレイスタイル、そして、選手としての魅力とは?


舩越さん:松山選手はですね、見ての通り、肉体がとてもガッチリしている。日本人離れというか、欧米型のガッチリした肉体を持っていて、日本人選手としては多分、これまででも、初で唯一というくらい立派な肉体ですね。そこから弾き出される弾は非常に重くて、飛距離も出る、パワーがある、さらに、正確性も持っている。アイアンの正確性はピカイチですから、それでパターが入りさえすれば、テクニカル面では、あらゆるものの条件が揃っているというのが松山選手の強みです。言うなれば、“とても優等生的な選手”ということができると思うんですね。ここまで優等生的にいろんなものが揃っているのは、タイガーウッズと松山英樹ぐらいかもしれないと言っても過言ではないくらい全ての要素を併せ持っています。そういう意味では素晴らしい選手だと思います。でも、それだけ持っていると非常に攻撃的なゴルフをやっているというふうに見られがちなんですけれども、一方で松山選手はとても慎重で、どちらかというと安全志向です。だから、無茶はしないですし、無駄に攻めることもなく、ここぞと確信を持った時だけ攻めるというのが実際の松山選手のスタイルだと思います。


山崎:そんな松山選手がいま参戦しているPGAツアー。異例のスケジュールとなっている中、松山選手はどう攻略していくのでしょうか?


舩越さん:PGAツアー、アメリカツアーというのは、アメリカのツアーなんですけれども、もう、もはや世界中からトップクラスの選手たちが集まってきて、そこで世界一を決めているツアーと言っても過言ではないんですね。だから、動きが非常に激しく、選手層も以前はアメリカ人だけの中での選手層だったわけですけど、今は、世界中から集まるという意味では、世界規模の選手層になっているわけで、とても大きな層の中でしのぎを削って、大きな大きなピラミッドの頂点をみんなが目指しているわけなんですよね。ですから、非常に競争が厳しいと。ということから考えると休んでいる暇がないんですね。ちょっと休むとすぐに抜かれてしまう。だから、ほぼ大半の選手はツアーが再開されたらどんどん行くぞという状況になっていますので、その中で、松山選手は、1戦目はちょっと様子を見て、2戦目から出た、3戦目休んで、今度、4戦目に出るというような選択をしています。これが松山流のちょっと慎重な部分と攻める部分の兼ね合いからひねり出したスケジュールだと思うんですけれども、この自分で考えたスケジュールの中で、どれだけ焦らずにやっていけるか?というところが松山選手にとっての第一関門になると思います。だから、焦らず自分ペースにどこまで戻していけるのか?どれだけ早く焦らず戻していけるのか?というところが、一番大事になってくるのかな?と思いますね。


山崎::PGAツアーの大会では過去に5勝をあげている松山選手。しかし、世界の中で本物の一流選手と認められるには、やはり、メジャーのタイトルが必要!
男子の4大メジャー大会といえば、『全英オープン』『全米オープン』『全米プロゴルフ選手権』『マスターズトーナメント』!
松山選手は、これまでに何度か、あと少しのところまでいっていて、全米2位というのもありましたからね。ここから調子を上げていけば、今後のツアーで控えているメジャータイトルを獲得する可能性も十分あると舩越さんはおっしゃっていました。
見たい!男子のメジャータイトル獲得!/p>

そして、今日の #シゲコメ はこちら。




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