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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.10.01

農家のトレーディングカード「農カード」SNSで人気拡大

nullいま知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日は、いま気になる・人に話したい旬のネタをお届けするネットニュースサイト『ねとらぼ』の編集長・加藤亘さんにお話を伺いました。そして、加藤さんが取り上げたニュースはこちらです。


農家のトレーディングカード「農カード」SNSで人気拡大

現在、SNSを通じて全国の農家を紹介する、名刺サイズの「農カード」の人気が広まっています。この農カードを入手した人からは「生産者の顔や名前が分かるだけでも全然違う」といった声も寄せられています。


鈴村:加藤さん、早速ですが「農カード」とはどんなものなんでしょう?


加藤さん:農作物とそれを作った農家さんが一緒に写っているカードのことで、最近Twitterなどで「農カードをゲット!」といった投稿が増えつつあるなど、じわじわと注目を集めています。
まず、見た目は名刺大のサイズで、カードの表面は生産者の顔・名前・生産地が分かるようになっていて、裏面にはその生産者のSNSアカウントや農園の公式サイトにアクセスできるQRコードなどが印字されています。


鈴村:これいいですよね。スーパーなどに行って「私たちが作りました」とか書いてあると、「あっ、これ買おう!」ってなりますもんね。


加藤さん:よく道の駅なんかでありますよね。で、入手方法なんですが、「ポケットマルシェ(通称:ポケマル)」で農カード付きの食材を買うほか、農園や農業体験で直接もらったり、という方法もあります。
「ポケットマルシェ」というのは、農家さんや漁師さんが直接ネット上で旬の食材を出品・販売するオンラインマルシェのことです。全国の農家さんや漁師さんと直接やりとりしながら食材を買えるのが魅力ですね。


加藤さん:この「農カード」がどのようにして生まれたのか、ねとらぼ編集部で「ポケットマルシェ」に取材したところ、現在「農カード」のプロジェクトを運営しているのは、岐阜県の富有柿農家・西垣さん、愛知県のミニトマト農家・小川さん、同じく北海道のミニトマト農家・川合さんの3人だそうです。
この「農カード」のはじまりは、ポケマルに出品している愛知県の川合さんが、青森県制作の「漁師トレカ」がテレビで紹介されているのを見て、Twitterで「農家カードをやってみたいな」とつぶやいたことでした。そのツイートを見た岐阜県の西垣さんが、カードの試作を画像で投稿。それを見た多くの農家さんから賛同の声が上がって「農カード」プロジェクトはスタートしました。
この「農カード」によって、農産物の販売促進はもちろん、日頃皆さんが口にする野菜や果物の生産者を身近に感じてもらえたら、という思いもあるようです。


鈴村:「農カード」の反響は、実際どんな感じなんですか?


加藤さん:「ポケットマルシェ」利用者の中には、すでに何枚もカードを集めている方もいて、普段の食生活に「農カード」が楽しさを加えているようです。また、Twitter上でも「農カード、初ゲット」「生産者の顔や名前が分かるだけでも全然違う」「農カードで全国制覇したい!」といった声が見られるようになりました。
好評を博している「農カード」ですが、71人分の制作を区切りに第1弾の受付はいったん終了、ということです。第2弾の開始時期は検討中とのことで、続報も楽しみですね。


ザベス:「農家のトレーディングカード?農家さん同士を戦わせるの??」というメッセージも届いているんですが、これはそういう楽しみ方なんですか?


鈴村:僕はそれがやれたら完璧だな、と思うんですが…違いますね!そういうカードもありますが、これはトレーディングカードなんで、集めて楽しむものですね。


加藤さん:純粋に種類を集めて楽しむものですよね。でも、そういうゲーム要素があるのも楽しいですね。


鈴村:戦闘力とか書いてほしいですね!



そして、今日の #スズコメ はこちら。






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