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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.10.05

トランプ大統領のコロナ感染

nullいま知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日は、報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんにお話を伺いました。米重さんが注目したネットの話題はこちらです。


トランプ大統領のコロナ感染

このニュースのあらましは…


新型コロナウイルスに感染したアメリカのトランプ大統領。その専属医らは、トランプ氏の容体は「とても良好」だと発表しました。


鈴村:米重さん、こちらの反応はいかがでしたか。


米重さん:やはり驚きが広がっていますけれど、もし万が一のことがあった場合、選挙や大統領の職務はどうなるのだろう?という声もありましたし、トランプさんの不幸を願うかのようなツイートもあったりして、それに対してツイッター社が警告を行うといった波紋もありましたね。


鈴村:トランプ大統領の病状は、現在出ている情報からみるとどんな感じでしょうか。


米重さん:先ほど一度病院の外に出たということなんですが、これは退院ではなく、病院の周りに大勢集まっていた支持者に顔見せをしたいということで、そういうサプライズを仕掛けた、ということのようです。ただ、医師団が直近で行った会見によると、早ければ5日にも退院する可能性があるということで、近々退院してホワイトハウスでの療養に移る可能性もあるという状況です。
これだけ聞くと、高齢で体型的にもリスクが高いタイプだと言われていたにも関わらず、数日で退院できるほど超人的な回復を見せているのかと思いたくなりますが、一方で「デキサメタゾン」という、コロナにおいては重症患者や人工呼吸器を必要とする患者に使用すると言われている薬を投与した、という情報もあり、実際はどうなのかまだちょっと見えない部分もありますね。


鈴村:トランプ大統領がコロナに感染したのはどのような状況だと言われていますか?


米重さん:9月26日にホワイトハウスで行われたイベントがあるんですけれど、ここが接触機会となったのではないかとアメリカのメディアでは報じられています。というのも、そこから8人の感染者が確認されていまして、当日の写真を見ると、出席者にマスクをしている人はほとんど見あたらず、さらにハグしたり肩を組んだりと、かなり近い距離で話していた様子が見られました。


鈴村:大統領選が来月に迫っていますが、これはどのような影響がありそうでしょうか。


米重さん:まずトランプさんにとっては、非常に間が悪い…と言いますか、これから運動量を増やしていかなければならないタイミングで厳しいことになったと思います。現在、トランプさんは支持率では劣勢ですから、これから激戦区での運動を増やしていかなければならないタイミングで、2週間は活動ができなくなるわけですし、討論会もあと2回予定されているんですが、そのうち1回は来週ですから、これを対面でやるのはさすがに無理がありますよね。


そして、今日の #スズコメ はこちら。



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