network
リポビタンD TREND NET

今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.12.21

ファイザーのコロナワクチン、日本で承認申請

nullいま知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日は、報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんにお話を伺いました。米重さんが注目したネットの話題はこちらです。


ファイザーのコロナワクチン、日本で承認申請

このニュースのあらましは…


アメリカの製薬大手ファイザーは、新型コロナウイルス・ワクチンの日本国内での使用に向け、厚生労働省に承認を求める申請を行いました。
新型コロナウイルスのワクチンをめぐって国内で承認申請が行われるのは初めてで、早ければ2月中にも承認するかどうか結論が出る見通しです。


山田ルイ53世:米重さん、こちらネットの反応はいかがでしたか。


米重さん:SNSでも早く行き渡ることを期待する声が非常に多いですね。やはり、ワクチンと薬のふたつがないとなかなか「withコロナ」の状態を脱出とはいかないので、そこはやはり非常に重要なツールとなる、と。一方で、ワクチンの副反応…リスクを心配する声が多いのも事実です。


山田:ワクチンが実際に使用できるようになるまでに、どういった段取りがあるんでしょうか。


米重さん:この手の医薬品の審査は、通常1年くらいかかるんです。その間に、製薬会社から治験データなど色んなものが提出されて、有効性や安全性を確認していくというプロセスがあります。これは非常に大事なことで、薬害の歴史もありますので、健康な人が接種することで具合が悪くなったらそれは本末転倒なので、しっかり審査をします。
ただ、今回のような新型の感染症の場合は、ワクチンが早く行き渡らないと命にかかわることになるので、「特例承認」といって、審査を急いで終わらせるという仕組みがあるんですね。今回はたぶんそれが使われるだろう…ということで、早ければ年明けの2月には承認、と言われています。


山田:ワクチンが承認された後、実際に接種できるようになるのはいつ頃でしょう。


米重さん:まだ正式に見えてはいないんですが、早ければ承認後すぐ…2月から3月くらいから接種が始まると言われています。まずは医療従事者、特にコロナの治療に直接あたっていらっしゃる方々、その後に高齢者の方や基礎疾患を持っている方、という風に続いていきますので、若くて健康な人は一番あとになります。


山田:このワクチンのリスクはあるんでしょうか。


米重さん:ワクチンには副反応…薬だと副作用という言葉を使いますが、その副反応が心配だ、という声は結構ありますし、実際その通りで副反応が出る場合もあります。例えばファイザーのこのワクチンですと、アメリカでは14日からすでに接種が始まっているんですが、19日までに27万人以上が接種を受けていて、その前日の18日までの時点で6人がアレルギー反応を起こしたということです。なので、確率的にはものすごく低いんですが、そういった副反応を示す方も少数ですがいらっしゃいます。なので、政府はそこをちゃんと説明したうえで接種を広めていく必要があると思います。


そして、今日の #ルイコメ はこちら。




過去の #スズコメ #シゲコメ を音声でCHECK!!



  • X
  • Facebook
  • LINE
Top