20.12.28
外国人の新規入国、全世界から停止
いま知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します！！
今日は、報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんにお話を伺いました。米重さんが注目したネットの話題はこちらです。
外国人の新規入国、全世界から停止
このニュースのあらましは…
政府は、全世界からの外国人の新規入国を、28日午前0時から2021年1月末まで停止すると発表しました。イギリスなどで感染力の強い新型コロナウイルスの変異種が流行し、日本でも空港検疫や都内で検出されたことに対応するとのことです。
鈴村：こちらネットの反応はいかがでしたか。
米重さん：この変異種が日本に入ってきて、そのまま広がってしまったら困りますので、入国の受け入れ停止という対応は当然取るべき措置だ、という意見も多いんですが、あとはもうすでに国内に入ってきているという前提で、水際以外の対策も必要なのではないか、という意見もかなり見られましたね、
鈴村：外国人の新規入国を停止する事で、どういう効果が出るのでしょうか？
米重さん：厳しい水際対策を取ることになりますので、変異種を水際で止めることが期待できる、日本国内での（変異種の）感染拡大を防ぐ、というところでは一定の効果を発揮するのではないかと思われます。
日本は島国ですので、やろうと思えば完全な"鎖国"に近い水際対策を取れる国ではあるんですね。ただ、経済の問題もあるので、10月からは外国人の入国禁止を緩和してきたのですが、改めてまた一気に鎖国に近い措置を取らざるを得ない状況になりました。が、すでに国内に入ってきている可能性もありますので、これは非常に状況を注視しないといけない状況ですね。
鈴村：変異種は具体的にはどういうものなんでしょうか？
米重さん：イギリスで見つかった変異種の感染事例は、その後だいたい20か国くらいで確認されているんですけれど、感染力がこれまでのウイルスの7割増しというデータもあるんです。これは確定している訳ではなく、流行の拡大局面と重なっただけなのでは？という説もあるんですが…。で、この病原性がどうかというと、病原性が高くなったという証拠もまだない、と。似たようなタイミングで、南アフリカでも別の変異種が見つかったりと、まだ分からないことが非常に多いので、ウイルスは日常的に変異を繰り返すものだ、という前提で今後変わっていく状況を見ていく必要がありますね。
鈴村：日本ではこの変異種はひろがっているのでしょうか？
米重さん：昨日の夜の段階で8名の感染者が確認されていますが、いずれもイギリスへの滞在歴がある方かそのご家族ということで、いわゆる感染経路が不明な、どこから感染したのか分からない…といったケースは今のところ確認されていません。ただ、検査で全てがキャッチできているとは限らないので、今後そういったところから感染が広がっていく可能性はありますし、そうならないように、経路がはっきりと追跡できるうちに無症状の感染者も含め抑え込もう、というのが現在の日本政府の対応方針なのではないかと思いますね。
そして、今日の #スズコメ はこちら。
"リポビタンD TREND NET” #スズコメ �� #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) December 28, 2020
今朝は【外国人の新規入国、全世界から停止】について。
これを機に、変異種が入ってこないように、しっかり止めなければいけないと思います。度々、今年はやっぱりコロナに関する話題を皆さんにお伝えしているわけなんですけど、このような変異種や…
#スズコメ �� #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) December 28, 2020
皆さんがそれ以外にも楽しいことを見つけて、少しでも心穏やかにいられる時間が作れることをお祈り致します。
