23.04.14
レイカーズで活躍している八村塁選手にフォーカス！
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レイカーズで活躍している八村塁選手にフォーカス！
吉田：今年1月。ワシントン・ウィザーズから、NBA屈指の人気チーム、ロサンゼルス・レイカーズへと電撃移籍を果たした八村選手。NBAにおける現在のスーパースター、レブロン・ジェームズ選手やアンソニー・デイビス選手などと一緒に戦っています。そんなレイカーズは、日本時間のおととい、プレーオフ進出をかけた試合で、ミネソタ・ティンバーウルブズを延長の末に108 対 102で下して、プレーオフ進出が決定。八村選手は、12得点を挙げて勝利に貢献しました！
ユージ：お話を伺ったのは、アメリカ・ロサンゼルスでNBAを取材されているスポーツライターの宮地陽子さんです！まずは、改めて、ロサンゼルス・レイカーズはどんなチームなんでしょうか？
宮地さん：レイカーズというのは、NBAが創設されたときからある名門チーム、伝統のあるチームです。優勝回数は17回、ボストンセルティックスと並んでリーグ最多なんですね。他のチームで2桁優勝しているのは1チームだけなので、断トツに飛びぬけて名門2チームの1チームです。ただ、最近この2年ほどは、昨シーズンはプレーオフを逃していますし、その前のシーズンはプレーオフ1回戦で敗れていたりと、主力選手の故障などがあったためなのですが、今シーズンもスタートからチームが噛み合わなくて、2勝10敗というかなりひどいスタートを切ってしまいました。そこから立て直して、特に八村選手が加入したあとの1月末から2月の頭にかけて戦力を入れ替えて、それが成功したことで最後後半に盛り返し、今回プレーオフの位置を勝ち取ったという状況です。
ユージ：今シーズンの最初は絶不調だったという、レイカーズ。冬のトレードで八村選手も含めて新しい戦力を入れた結果、名門復活を遂げて、なんとかプレーオフ進出を決めたということなんですね！
吉田：バスケットボールプレーヤーにとっては、憧れのチームの1つ、レイカーズのメンバーとしてコートに立つ、八村選手。その移籍後、最初のシーズンは「山あり谷あり」だったそうです。
宮地さん：加入直後にはとてもいい活躍をしましたが、その後2〜4月は、特に3月に、八村選手自身もシュートが不調でなかなか厳しい時期があったりと、ある意味「山あり谷あり」というシーズンだったと思いますね。1回、八村選手が全く使われないという試合がありまして、それは八村選手にとっては、けがもなく何の理由もなく、コーチの判断で試合に出られなかったのはプロとして初めての経験でした。ですが、その試合が転機になって、次の試合から起用のされ方も少しずつ変わってきて、出場時間も長くなり、長くなるにつれて活躍を出来るようになりました。シーズンの終盤の方では、試合の大事な場面では起用されることが増えていったので、レギュラーシーズンは、波あり谷ありの中で最後にいい形で終われたという状況です。
ユージ：そんな八村選手について、チームも「必要な存在」と考えているそうなんです。
吉田：レブロン・ジェームズ選手は、今月、八村選手が20得点を記録した試合の後のインタビューで「ルイ(八村塁)は、長い時間試合に出る事で活躍をする“リズムプレーヤー”だから、長く出した方が良い」と語っていました。そして、実際に八村選手が試合に出ている時間帯は、チームの成績も良い傾向であることがデータとして現れているということで、現地のレイカーズファンも八村選手の活躍を期待しているそうです！
ユージ：これは嬉しいですねー。流石ですよ。そんなレイカーズが次に挑むのが、プレーオフです！第1ラウンドの相手は、レギュラーシーズン西地区2位のメンフィス・グリズリーズ！先に4勝したほうが、次のラウンドに進みます。プレーオフにおいてチームが八村選手に求めている事とは？
宮地さん：ビッグスターのいるチームですので、八村選手が毎回20〜30点取るとか、そういうことを期待されているわけではなく、その試合ごとにチームが必要とすることができる選手、というところが求められていることではないかと思います。八村選手については、ディフェンスをする時でも小さい選手から大きい選手まで守れるし、リバウンドもとれます。得点もミッドレンジからスリーポイントまで打てるということで、結局そういったオールラウンドな能力がある選手として期待されています。何が重要かというと、プレーオフの戦いというのは、どのチームも相手の弱点を突いてくるのですね。なので、弱点がかなり大きい選手というのは試合に出にくくなってくきます。例えば、すごい得点力はあるけれどディフェンスの悪い選手、逆にディフェンスはいいけれど外からのシュートが決められない選手。そういった選手は使いにくくなるのですが、八村選手は何でもできるという特性を生かして、プレーオフで「相手が弱点を突いてこれない選手」として期待されるのではないかと思います。
ユージ：プレーオフで戦うグリズリーズは、レギュラーシーズン西地区2位。7位のレイカーズより順位は上なのですが、若い選手の多いチームです。それに対して、スーパースターが活躍しているレイカーズは、グリズリーズの選手達にとって憧れの対象でもあるので、どちらが挑戦者なのか分からないような戦いになりそう、とのことなのですね。八村選手はオールラウンダーであることを武器に、レイカーズの新たな歴史の1ページに名前を残してほしいですけれど、長く出た方が活躍する”リズムプレイヤー”とも言われていますから、長く出て活躍してほしいですよね。アメリカに行ったときはバスケットもよく見ていましたが、レイカーズというのは本当に憧れのチームなので頑張ってほしいです。プレーオフ第1ラウンド、グリズリーズとの初戦は、日本時間の来週 月曜日 朝4時にティップオフです！
そして、今日の #ユジコメ はこちら。
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— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) April 14, 2023
「NBA、ロサンゼルス・レイカーズで活躍している八村塁選手」について。
レイカーズはNBA屈指の人気チームです。そんなレイカーズで八村選手は電撃移籍を果たして、スーパースターのレブロン・ジェームズ選手やアンソニー・デイビス選手などと一緒に戦っています。
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レブロン・ジェームズ選手は今月、八村選手が20得点を記録した試合の後のインタビューで「ルイは、長い時間 試合に出る事で活躍をする“リズムプレーヤー”だから、長く出した方が良い」と語っていました。スター選手に褒められるなんて、僕は嬉しくて仕方ないです！
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そして、レイカーズはプレーオフ進出が決定しています。チームの優勝を期待するのはもちろん、八村選手の活躍に注目していきたいと思います。
プレーオフ第１ラウンド、メンフィス・グリズリーズとの初戦は日本時間の来週17日、朝４時にティップオフです！
