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23.04.28

競馬のG1レース 天皇賞(春)にフォーカス

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金曜日の「トレンドネット」は、「スポーツ」をキーワードにお届けします。
今朝は、競馬！テーマはこちら！


「競馬のG1レース 天皇賞(春)にフォーカス！」

吉田：明後日、京都競馬場 芝・3200メートルで行われる、古馬の長距離王 決定戦 天皇賞(春)！出走馬17頭が、春の「淀」を駆け抜けます！


ユージ：そして今回、レースの他に注目を集めているのが、先週リニューアルオープンしたばかりの京都競馬場です！


吉田：京都競馬場は再来年に迎える「開設100周年」にむけて、総工費 およそ880億円、2年5ヶ月かけてメインスタンドや、馬が走る場所「馬場」などの改修が行われていました。そしてこの度、4月22日に、「センテニアル・パーク 京都競馬場」という新しい名称とともに、グランドオープンを迎えたばかりです！


ユージ：お話を伺ったのは、改修工事のあいだも京都競馬場に足を運んで取材を続けていらっしゃいました、競馬キャスターの小島友実さんです！新しくなった京都競馬場は、どんな雰囲気なんでしょうか？


小島さん：まずスタンド全体の雰囲気として、京都らしく和風テイストが感じられるデザインが採用されていたり、床や屋根に木が使われいたりして、とても温かみのある空間になっています。場内にはテーブルがある芝生広場があってピクニック気分が味わえそうな空間もあって、ご家族で楽しめるようになっています。JRAの競馬場には、「UMAJO SPOT」という女性専用エリアがあります。この度、京都競馬場の「UMAJO SPOT」もリニューアルし、JRAの競馬場の中では京都が1番広くなりました。ここではテーブル席があって、ワンドリンクが無料で頂けるほか、オリジナルスイーツの販売もあります。そして京都の馬女スポット、驚いたのが併設されているパウダールームです！鏡が「女優ミラー」だったり、まるで高級ホテルのようなラグジュアリーのある空間になっていました。


吉田：家族連れにとって嬉しいエリアがあるほか、京都競馬場の女性専用「UMAJO SPOT」！女優ミラー、覗いてみたいですね。


ユージ：気になりますね。他にも、出走馬の馬体の様子を確認できる「パドック」が楕円形になって、さらに見やすく、予想がしやすくなっています。また、競馬場の至るところに無料のスマホ充電エリアが設置されているなど、最新技術もしっかりと備わっていて、全体が過ごしやすい空間になってるそうです！行ってみたいなー！


吉田：行ってみたいですよね！ちなみに現在、京都競馬場への入場は混雑が予想されるため、明日・土曜日と明後日・日曜日の入場券はネットでの事前予約が必要となっています。当日の、現金での入場券販売はないので、予約無しで入場できるのは来週以降となります。ご注意ください！


ユージ：さて！レースを楽しむうえで気になるのが、新しい京都競馬場の「馬場」の状況！小島友実さんは、「馬場」のコンディションについてとても詳しい方なんですが、新しい京都競馬場は、どうなんでしょうか？


小島さん：京都競馬場の馬場はこの度、コースの下側にある路盤から作り直しました。排雪性をあげる管を新しくしたことで、かなりの雨が降っても重馬場や不良といったいわゆる道悪、水分を含んだような悪い状態にはなかなかならないということです。それだけ排雪性が向上しているという事です。路盤を変える前の京都競馬場の芝コースは、走破時計が早いことで知られていた。今回のリニューアルによって、まだ路盤があまり使用されていない状態なので、以前ほどは早くないが遅くもないという事で、天気の良い良馬場ならば、ある程度早めの時計が出るという認識で良いと思います。そして今週、いよいよ天皇賞(春)を迎えます。今週、土日とも京都地方は雨が降るという予報が出ています。多少の雨ならば影響はあまりないと思います。時計もそんなにかからないと思います。ただし、かなりの雨が降った場合は、どんな状態になるのか、まだ新しい馬場が出来たばかりなので、未知数な部分がありますよね。


吉田：まだ未知数のところがある、ということで、小島さんによりますと、馬券を購入する場合は、特に当日前半の芝のレースをチェックして、どんな走り方のタイプの馬が勝っているのか、タイムはどうだったのか、そういった要素を確認することが大切！だそうです。


ユージ：そんな小島さんの視点から、「天皇賞(春)」の優勝候補を2頭、挙げて頂きました！


小島さん：天皇賞(春)は距離が長いことから、同じく距離が長い舞台で行われる、菊花賞馬がよく活躍します。今回の出走馬では菊花賞馬が2頭出走します。まずは一昨年の菊花賞馬・タイトルホルダー、そして去年の菊花賞馬・アスクビクターモア。馬場という観点でいけば、どんな状態でも力を出してきているタイトルホルダーが1歩リードしているかなという印象です。アスクビクターモアは、前走、タイトルホルダーも出走した日経賞では、スタートで立ち遅れてしまいまして、不良馬場という道悪馬場も影響して9着に敗れてしまいました。ただし、アスクビクターモアのお父さんであるディープインパクトは、2006年の天皇賞(春)を勝っていますし、このディープインパクトの血は天皇賞(春)と相性がいいです。なのでアスクビクターモアにとっては、とにかく雨の影響を少しでも受けずに、馬場状態が良くなることがカギです。馬場が良くなればチャンスが高まると思います。


ユージ＆吉田：小島さんがピックアップした優勝候補2頭は、2枠3番 横山和生 騎手 騎乗のタイトルホルダーと、3枠6番 横山武史 騎手 騎乗のアスクビクターモア！


ユージ：新しくなった京都競馬場で行われる最初のG1、「天皇賞(春)」！明後日、日曜日 午後3時40分に出走です！


そして、今日の #ユジコメ はこちら。





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