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24.09.06

サッカー日本代表に注目!

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金曜日の「トレンドネット」は、「スポーツ」をキーワードにお届けします。今朝のテーマはこちら!


【サッカー日本代表に注目!】

吉田:サッカーの2026年ワールドカップ北中米大会へ向けたアジア最終予選が、きのう開幕しました!アジア最終予選では、全18チームがA、B、Cの3つのグループに分かれて、各グループ上位2チームに与えられるワールドカップの出場権をかけて戦います。グループCに入った日本代表は、きのう、埼玉スタジアムで初戦を行い、中国代表を相手に7対0で圧勝、白星スタートを切りました!日本は、前半に遠藤航選手と三笘薫選手。後半は南野拓実選手、伊東純也選手、前田大然選手、久保建英選手がそれぞれゴールを決めています!


ユージ:サッカージャーナリストの河治良幸さんにお話を伺いました!まずは、昨日の試合の振り返りから!アジア最終予選、過去2大会では黒星スタートとなっていた日本代表。今回の勝利をどうみるべきでしょうか?


河治:最高の出だしをしたと思います。当然、過去2大会で負けて苦しい状況になったところは内外で言われていまして、メディアからも選手に質問されたりしながら意識はしていたと思いますし、かなりミーティングでも話が出て、さらに選手間でも話が出ていたというところではあります。そういった集中力だったり、出だしで躓かないところがありつつ、これまでの大会よりも選手1人1人のクオリティだったり、やはり前回の最終予選の時よりも森保ジャパンの完成度だったり選手間のリンクだったりというところが上がってると印象付けたので、メンタル面と選手たちとしての完成度=個の力というところで力が引き上がっているなと中国相手にも感じさせてくれたかなと思います。


ユージ:森保ジャパンの第2章ということで、これまでの経験も重なって、良い状態で初戦を終えられたという事でしょうか。今後につながる良いスタートとなりました!


吉田:昨日の試合では、カタール・ワールドカップでもお馴染みの選手達が多く出場していましたが、「クラブチームでの活躍を経てそれぞれの選手達が、個人の技術力はもちろん、チームでの連携もさらにグレードアップしていた」と河治さんは、今後へのさらなる期待を込めて振り返っていました。


ユージ:しかし、アジア最終予選は、まだ始まったばかりです。森保ジャパンにとって負けられない戦いが、これから続いていきます!


吉田:現在FIFAランキングにおいて、アジア最高位の18位となっている日本代表。グループCで戦う相手5チームは、FIFAランキング133位のインドネシア、87位の中国、80位のバーレーン、56位のサウジアラビア、24位のオーストラリアです。今後の試合で気をつけるべき事とは?


河治:日本が中国に7-0で、しかも対戦相手の監督・イバンコビッチさんは前回、オマーンで日本に勝った監督でしたので、そういったところでも最高の出だしですが、その一方でライバルである韓国が苦戦していたり、オーストラリアがバーレーンに負けていたりということがあって、そういったことは今後日本にも起こりうることなので、今回の大勝が次の勝利だったりとか楽な展開を約束してくれるものではないぞと、気を引き締めていくことが大事です。それからアウェイの地での戦いというのも出てくるので、そういったところに向けては切り替えていかなければいけません。でも、うまくいっているところの継続性や今回スタメンで出て活躍した選手だったり、伊東純也選手みたいに途中から出てきてゴールを決めたという選手もいますが、今回チャンスがなかった選手達が逆に奮起して2戦目以降盛り上げていくという流れになればなと思います。


ユージ:そんな日本代表の2戦目は、日本時間の来週9月10日(火)深夜1時からです。バーレーン代表とアウェーで戦います!


河治:バーレーンはアジアカップのときに勝っている相手ではあります。ただ、やはり日本のことをよく知っているということ。それから、オーストラリアに勝って自信をつけている、ホームのバーレーンに帰るとはいえ、少し移動距離が長いようですが、そういった中でも自信をつけてきているので、本当にそこは気を付けたいというか、日本としてもそんなに楽な展開にならないぞっていうところをしっかり意識していかないといけないのかなと思います。まぁ、中国戦でマン・オブ・ザ・マッチ級の活躍をした南野拓実選手と久保建英選手というところは引き続き期待したいですが、アシストしたのですがなかなか得点というところで貢献できなかったフォワードの上田綺世選手だったりとか途中から出てきてクロスバーに当てて、その直後に7点目が入った小川航基選手だったり、そういったフォワードの選手が点を取るというところをバーレーン戦では見たいですね。実際、今回選ばれていないメンバーでも大橋祐紀選手やオナイウ阿道選手、町野修斗選手、ヨーロッパでも活躍しているフォワードが結構いますので、小川航基選手や上田綺世選手もそんなに安泰ではないというところ、9月のシリーズ2試合目でしっかり結果を出さないと、次の10~11月でもしかしたら入れ替えられちゃうかもしれないという事もあるかと思うので、しっかりフォワードとしての結果を出すというところに期待したいと思います。


吉田:今の日本代表は、どのポジションもレギュラー争いが激しい状況。その中でも特に、得点に直接つながるセンターフォワードは、現在、定位置として活躍している選手がまだいないので、選手同士でしのぎを削って、さらなるレベルアップに期待がかかります!


ユージ:アジア最終予選は、来年6月まで残り9節を戦います。


そして、今日の #ユジコメ はこちら。





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