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25.02.07

アメリカンフットボール！「スーパーボウル」に注目！

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金曜日の「トレンドネット」は、「スポーツ」をキーワードにお届けします。
今朝のテーマはこちら！


【アメリカンフットボール！「スーパーボウル」に注目！】

吉田：日本時間の2月10日(月)にアメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズのシーザーズ・スーパードームで開催される【第59回スーパーボウル】。キックオフまで、あと3日です！


ユージ：まずは改めて、スーパーボウルとはどんなイベントなのか。スポーツアンカーの近藤祐司さんにお話を伺いました。


近藤さん：まずは、もうスーパーボウルは決勝戦ですよね。AFCとNFCという、日本のプロ野球で言ったらセ・パみたいな２つのリーグがあって、そのチャンピオンが2月の2週目の日曜日に激突する、世界最大の1DAYイベントというのがスーパーボウルです。アメリカの国技とも言われているアメリカンフットボールの決勝戦という事で、1発勝負が最大の人々の興奮を呼んでいる、そんな要素になっているのかなと思います。まさに世界最大の1DAYイベントですね。エンターテインメント要素でいうと、ショーアップがすごいですよね。アメリカンフットボールというスポーツそのものが科学技術の進化とともに進化していくスポーツですね。時計であったり表示方法であったり、スーパーボウルの中継もカメラ台数は165台入っています。日本シリーズで、この間ニュースになっていて「史上初めて100台以上のカメラが入りました！」ということを言っていたのですが、スーパーボウルは選手の数が多いということと165台のカメラが使われています。基本は、テレビで見るためのイベントとして作られている感じです。去年は、アメリカの視聴率が国内で43.5%。ライブで見た人は、1億2,300万人ですから、アメリカの半分近い人が興味を示しています。これを見ないと、ちょっと次の日の職場の話題についていけないくらいのイベントなので、必ず知っておきたい一大イベントですよね。


吉田：試合について詳しく伺う前に！毎年、スーパーボウルで、試合そのものと同じくらいに注目を集める事といえば、ハーフタイムショー！ですよね！第2クォーターと第3クォーターの間、20分間の休憩時間中に行われる、世界を代表するアーティストによる夢のようなパフォーマンスショーです！去年はアッシャーが出演しましたが、今年のパフォーマーは、先日行われたグラミー賞で、主要部門を含め最多5部門で受賞を果たした、ラッパーのケンドリック・ラマーです！


近藤さん：ハーフタイムショーが、これまたすごいのは、アメリカンフットボールの試合をやっていたと思ったら、ハーフタイムに入ってCM明けてスタジアムの画に戻ってコンサート会場に変わっている！というね、その設営をものの4分くらいでやってしまうんですよね。それも見どころですが、そんな中で、ラッパーのケンドリック・ラマ―がここに選ばれるのも社会的な影響も含めて、1年で1番頑張った人にこの栄誉を与えるといった感じですよね。「アーティストに支払われる報酬はゼロ」と言われている、このハーフタイムショーですが、アーティスト達にとって、もう憧れの舞台と言ってもいいんじゃないですかね。


ユージ：今回ハーフタイムショーでパフォーマンスを披露するケンドリック・ラマー。去年は、同じくラッパーのドレイクとのビーフ合戦が話題を振り巻いて、その中で誕生した曲「Not Like Us」が、グラミー賞の主要4部門のうち2部門を獲得してしまうという、2024年のアメリカの音楽業界に最も影響を与えたアーティストの1人です。果たして、どんなパフォーマンスになるのか？こちらも注目です。


吉田：そんなハーフタイムショーとともに、新たな伝説が生まれそうなのが、今年のスーパーボウルです。今回、王座を競うのは、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)王者、【カンザスシティ・チーフス】と、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)を制した【フィラデルフィア・イーグルス】です！


近藤さん：今年は、もうNFL史上初の3連覇を目指すカンザスシティ・チーフスと、ちょうどその2年前にカンザスシティ・チーフスとスーパーボウルで戦って敗れているフィラデルフィア・イーグルスが対戦という事になりました。チーフスはAFCの1位シードでプレーオフにも入って順当に勝ち上がってきたのですが、イーグルスは第2シードだったんですよね。そこから、しっかりと勝ち上がって今回の対戦になったという事になります。今回の対戦でいうとチーフスの3連覇ばかりが取り沙汰されているのですが、史上初ですから出来たらすごいことです。ただね、イーグルスも負けてはいなくて、今回の構図でいうと「“パスが得意な”チーフス」対「“乱攻撃が得意な”イーグルス」という、そんなマッチアップになりますかね。ですから非常に対照的な攻撃をするチームの対戦というふうに言ってもいいと思います。カギになるのはディフェンス。ディフェンスが両軍ともよくて、両軍ともレギュラーシーズンを勝ち上がってきたのは、相手からボールを奪い取るそのターンオーバーを誘うディフェンスですよね。その結果、攻撃機会が多くなって、その強力攻撃が得点を取っていくという形で勝ってきました。まさに「“乱攻撃が得意な”イーグルス」と「“パスが得意な”チーフス」、本当に対照的なチームの対戦というふうに言えると思います。


ユージ：そんな両チームの中で、勝利のカギを握る選手を1人ずつピックアップして頂きました！


吉田：【カンザスシティ・チーフス】は、パスの要、クォーターバックの【パトリック・マホームズ選手】！今回チームが史上初の三連覇を達成すれば、「G.O.A.T.」史上最高と呼ばれてきたアメフトの英雄クォーターバック、「トム・ブレイディ」と並び称されるようになるかもしれません！そして、走りが魅力の【フィラデルフィア・イーグルス】は、NFL史上9人目となる2000ヤードラッシャーのランニングバック、【セイクワン・バークリー選手】！活躍次第では、イーグルスに勝利をもたらすかもしれません！


ユージ：「第59回スーパーボウル」は、日本時間の2月10日(月)8時30分キックオフです！


そして、今日の #ユジコメ はこちら。





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