26.11.06
ラグビー日本代表、新設大会「ネーションズチャンピオンシップ」北半球シリーズへの展望

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けさは、ラグビー日本代表に注目します!
ラグビー日本代表、新設大会「ネーションズチャンピオンシップ」北半球シリーズへの展望
吉田:来年の10月から11月にかけてオーストラリアで行われるラグビーワールドカップ。開催まで、あと1年を切りました。2015年のワールドカップ以来の就任となるエディー・ジョーンズヘッドコーチのもと、チームの強化を続けているラグビー日本代表は、現在、世界のトップ12カ国が参加する国際大会、【ネーションズチャンピオンシップ2026】に、南半球グループの招待枠として出場しています。7月に行われた「南半球シリーズ」に続いて、明日から始まる「北半球シリーズ」では、現地時間の7日にウェールズ代表と、14日にはイングランド代表と、そして21日にはスコットランド代表とそれぞれ敵地で戦います。
ユージ:お話を伺うのは、スポーツジャーナリストの生島淳さんです。改めまして、ラグビー日本代表がいま挑んでいる【ネーションズチャンピオンシップ】について、どんな大会なのか、ご紹介をお願いします。
生島さん:今年から新設された12カ国による大会です。北、南半球6カ国ずつに分かれまして、日本は北半球6カ国と、7月に3試合、11月に3試合を戦って、南半球グループの順位が決まります。そして11月の最終週に1位は反対グループの1位同士、3位は3位、6位は6位というように同じ順位同士と対戦して最終順位が決まります。
ユージ:そんな【ネーションズチャンピオンシップ】において、ラグビー日本代表は7月に行われた「南半球シリーズ」で、初戦のイタリア代表に勝利!その後に、アイルランドとフランスには敗れてしまい、1勝2敗となっていると。世界の強豪を相手にして、今のところ、しっかり戦えているんでしょうか?
生島さん:と、思います。イタリアに完勝していることは大きかったですね。アイルランドにもラスト10分くらいまで接戦を演じながらの健闘でした。来年のW杯で同じグループのフランスには力の差を見せつけられましたが、通用する部分、また弱点もあぶり出されて、収穫の多い戦いをしていると思います。
ユージ:その後は、【リポビタンDチャレンジカップ】や【パシフィックネーションズカップ】などの大会でオーストラリア、カナダ、アメリカ、フィジーと、各国の強敵と戦ってきました。“超速ラグビー”を掲げる現在の日本代表、試合を重ねていく中で、チームの様子はいかがでしょうか?
生島さん:対戦相手によってキックを多用したり、パスで攻撃する回数を増やしたりと、戦術的に選択肢が広がっている印象です。それができるのは、FWのスクラムが非常に安定しているからかなと思いますね。メンバーが入れ替わっても強いんですね。大きな進歩だと思います。一方で、今年に入って10番をつけていたのが明治大学の四年生、伊藤龍之介選手。彼の成長も大きいんですが、今回のツアーには彼が帯同しないので司令塔の不安は少しあるというところです。
ユージ:そんなラグビー日本代表、明日から【ネーションズチャンピオンシップ】の「北半球シリーズ」がスタート。現地時間の7日にウェールズ代表と戦います。勝つためのポイントはどこでしょうか?
生島さん:去年、敵地カーディフで、ウェールズ相手に最後のプレーまで勝っていたんです。勝ち切れなかっただけに悔しさが残りました。去年よりも日本はFWが充実していることもあるので、十分に勝てるチャンスはあると思います。FWはキャプテンのワーナー・ディアンズ選手の調子が非常にいいと思いますので、流れを変えるようなプレーを期待したいです。ただし、司令塔の10番には初キャップの北原璃久選手が入るので、試合が始まってみないと分からない面もありますね。
ユージ:1年後のワールドカップに向けて、ラグビー日本代表には、この大会でどんな姿を見せてほしいですか。
生島さん:最終週まで4週連続で戦うんですけども、ウェールズには勝ちたいなと思いますね。「このエリアなら勝負できる!」という手応えをつかんでほしいです。W杯前年の試合というものはすごく大事で。例えば2019年日本大会の前年の遠征には私も取材に行きましたが、イングランド相手にかなりいい勝負ができていたんですよね。なので1年前に「成功の予感」が漂うっていうことがすごく大事なんだと思うので、ウェールズ、イングランド、スコットランド、そして順位決定戦とね、いい試合を期待したいと思います。
ユージ:【ネーションズチャンピオンシップ】、ウェールズ代表との戦いは、日本時間のあさって日曜日、午前1時40分キックオフです!