21.07.16
横綱・白鵬の復活と、照ノ富士との歴史的一戦

金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。
今日、お話を伺うプロフェッショナルは、相撲ジャーナリストの荒井太郎さんです。
荒井さんに伺うお話はこちら!
【横綱・白鵬の復活と、照ノ富士との歴史的一戦】
吉田:アメリカ・メジャーリーグや東京オリンピックが話題の中心となっているスポーツ界ですが、日本の国技である相撲も、今、盛り上がっています!現在開催中の「大相撲 名古屋場所」は、昨日の取組で十二日目を終え、あさって・日曜日に千秋楽を迎えます。その注目の的となっているのが、横綱・白鵬関です。6場所連続の休場明けで、横綱としての威厳が問われるなか、名古屋場所に進退を懸ける意向を示していた白鵬関ですが、いざ土俵に立ってみると、開幕から12連勝。おおかたの不安を覆すような成績を重ねています。
ユージ:相撲ジャーナリストの荒井太郎さんにお話を伺います。この名古屋場所における白鵬関の快進撃!改めて、この結果が驚きとともに報道されている理由を教えてください。
荒井さん:6場所連続休場ということで、これ以上の休場は許されない状況で名古屋場所を迎えました。白鵬は今年の3月に古傷がある右膝を手術しまして今場所に進退をかけると明言していたんですが、本人の口からは稽古ぶりや調整具合など場所前にほとんど聞かれなかったので、ファンや関係者からは「もしかして今場所で引退…?」という不安もありました。初日の相撲、普段の白鵬では考えられないような危なっかしい相撲だったんですが何とかものにして、序盤4日間くらいはギリギリの相撲が続いていて15日間持つのかなと思っていました。でもカギとなる序盤の5日間を全勝で乗り切ったことで気持ち的も乗り、相撲内容も日を追うごとにかつての姿を取り戻して、ここまできたという感じですね。
吉田:白鵬関にとっては、「横綱としての威厳を取り戻す名古屋場所」となったわけですが、荒井さんは、この活躍をどう感じていますか?
荒井さん:序盤の相撲を見る限りは正直「駄目なんじゃないか」という思いも半分、でもその反面、白鵬だからこそ逆境を乗り越えるのではないかという思いもあり…。結果的に、白鵬だからこそ、この奇跡が起きたなと今は感じています。
ユージ:一方で、6場所連続休場明けの白鵬関の圧倒的な強さが目立つこの大相撲界の現状については、どう思われますか?
荒井さん::いくら優勝44回の大横綱といっても、この1年ほぼまともに土俵に立ってないわけです。そんな横綱がいきなり復帰して連勝を続けるというのは、大関陣以下、照ノ富士以外ですが、正直、何をやっているのかと…不甲斐なさが際立ってしまったなという感じですね。
ユージ:そんな中、横綱・白鵬に土をつけるかもしれないと言われているのが、大関・照ノ富士。こちらは横綱昇進がかかっているそうですね!
荒井さん:大関から、ケガと病気によって序二段まで番付を落とし、何度も引退を決意したと聞いています。そんな地獄から這い上がって、また大関に返り咲くという、かつてない大復活劇です。なお且つ、さらに上の横綱に手が届こうかところにいるわけで、ケガをする前よりも数段、今の方が強くなって戻ってきたという感じです。白鵬と千秋楽決戦を迎えると思うんですが、優勝を争う成績になれば名古屋場所後に横綱昇進なるか、という状況です。
ユージ:あり得そうですか?
荒井さん:僕は十分、90%以上あると思います。
吉田:まだ2人とも、関脇の高安関との戦いを控えていますが、あさっての千秋楽で、白鵬関と照ノ富士関の激突が現実味を帯びてきました。この2人による大一番。実現するとしたら、見どころはどこでしょうか?
荒井さん:どちらが優勝しても歴史的快挙と言えると思います。横綱の復活優勝は過去に何度かありますが、今回のように進退が掛かった崖っぷちの場所で優勝となれば、これほどのドラマチックな事はないです。一方、照ノ富士が優勝すると、関脇から3連覇して横綱昇進になるので、これは戦前の大横綱、双葉山以来の快挙です。白鵬は優勝した場合、優勝したとはいえ36歳と高齢ですし引き際というのを当然考えていると思います。有終の美で終わりたいという想いもあるかもしれないのでもしかしたら今回が最後という可能性もありますね。
吉田:荒井さんの予想としては、この大一番はどちらが勝つと思われますか?
荒井さん:個人的には、2連覇中で勢いにのっている照ノ富士が有利かなという感じがします。ただ白鵬は立ち会いで照ノ富士の機先を制して一気に勝負をつけるのではないかと思います。それを組み止めれば照ノ富士にも勝機があるかな、とみています。
そして、今日の #ユジコメ はこちら。
#リポビタンD TREND NET ①
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) July 16, 2021
7/16金は【横綱白鵬の復活と照ノ富士の歴史的一戦】にフォーカス‼️6場所連続休場明けの名古屋場所に進退をかけて挑んだ白鵬関、いざ土俵に立てば開幕から12連勝!そして横綱昇進がかかっている大関・照ノ富士関、2人の一戦に注目が集まっています。#ワンモ #ユジコメ
#リポビタンD TREND NET ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) July 16, 2021
相撲ジャーナリストの荒井太郎さんによると、白鵬、照ノ富士、どちらが優勝しても歴史的になる。白鵬は今回の優勝で有終の美を飾り引退するかもしれない。照ノ富士は、関脇から3連覇して横綱昇進を決れば、戦前の大横綱、双葉山以来の快挙になる。#ワンモ #ユジコメ