26.09.18
愛知・名古屋アジア大会、見どころは?

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「愛知・名古屋アジア大会、見どころは?」
吉田:4年に一度行われる、アジア最大のスポーツの祭典「アジア競技大会」が、今回は愛知・名古屋を舞台に明日、開幕します。すでに試合が始まっている競技もありますが、明日から10月4日まで、愛知県内を中心に43競技で熱戦が繰り広げられます。今回は45の国と地域が参加し、このうち日本は全競技に選手およそ930人をエントリー。1966年のバンコク大会における金メダル78個を上回る最高成績を目標に掲げています。
ユージ:スポーツジャーナリストの生島淳さんに詳しく伺います。今回は「愛知・名古屋アジア大会」という愛称で行われる、「第20回アジア競技大会」。そもそも、この4年に一度行われているという「アジア競技大会」はどんな大会なんでしょうか?
生島さん:第1回大会は1951年にインドで開催されまして、長い歴史があります。今回、注目されているのは、日本での開催は1994年の広島大会以来、32年ぶり3度目!ということで、力が入っていますね。スター選手も数多く出場しますので、楽しみですね。
ユージ:同じく4年に一度開催されるオリンピックとは、何が違うんでしょうか?
生島さん:競技数だけで言うとオリンピックよりも多いです。今回は40以上の競技が実施されますが、アジアの地域性を考慮した競技が多いのが特徴です。東アジアでは武術太極拳、東南アジアではセパタクロー、南アジアではカバディ、中央アジアではクラッシュ、西アジアでは柔術が採用されてます。また、競技が生まれて歴史が浅いテックボール。これは湾曲した卓球台を挟んで、手や腕を使わずにボールを返す競技で、サッカー日本代表選手も練習していたかな、見ていて非常に面白いです。また、eスポーツも採用されてるのも特徴的だと思います。
ユージ:テックボールは見ている分には楽しいですけど、やったら難しい。一回もキャッチできないだろうなっていう。とにかく技が光る競技ですよね。
生島さん:リフティングとか大変な。
ユージ:見応えがありますけどね。アジア各国の各地域が相手ということで、過去の大会において日本はどのくらい活躍しているんでしょうか。
生島さん:数字で比較しますと、1994年の広島大会って金メダルは中国125個、日本64個、韓国63個でした。前回の杭州大会も、中国201個、日本52個、韓国42個と、東アジアが強いんですけれども、さて今回はどうなるかというところですね。ただ各競技によってアジア大会の位置づけが違っていて。たとえば、バレーボールはオリンピックの出場権がかかったアジア選手権があったため、そちらの方が優先だったりするので。トータルで見るよりも、各競技の状況を見極めながら楽しんでいきたいですね。
ユージ:おととしのパリ・オリンピックで活躍した日本人選手などは出るんでしょうか?
生島さん:出ます。先週、ブダペストで行われた陸上のアルティメット世界選手権でも優勝した、金メダリスト・女子やり投げの北口榛花が出場します。あと体操では岡慎之助、橋本大輝、このあたりがそろって登場しますんで楽しみにしたいですね。
ユージ:では、生島さん的に、チェックしてほしい競技は何でしょうか?
生島さん:明日開会式ですけど、今夜にも始まってる競技があって。今夜は男子バスケットボール準決勝、日本対中国が行われますね。アジア大会は、いわゆるA代表より若いロスターで臨んでいまして、とはいえ育成を目的じゃなくて、代表の強化・ボトムアップを狙っている、とヘッドコーチは語ってます。中国に勝てば、20日・日曜日に決勝ということで。あと日曜日は競泳もスタートします。日曜日の男子200m個人メドレーの松下知之はぜひ名前を覚えておいていただきたいです。200m個人メドレーでは、8月のパンパシフィック選手権で優勝していますし、9月の日本インカレで、萩野公介が持っていた400m個人メドレーの日本記録を久々に破りまして、好調が伝えられるだけに、ロサンゼルス・オリンピックに向けて楽しみが膨らむレースです。これをチェックしていきたいと思います。
ユージ:「愛知・名古屋アジア大会」、明日、開幕です!