日曜アートサロン和錆  Every Sunday 6:00-6:30

この番組は、毎週さまざまなゲストをお迎えして、
アートと過ごす幸せなひと時について、お伺いします。

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TOKYO FM

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2019.07.28
「日曜アートサロン 和錆」では、毎週さまざまなゲストをお迎えして
”アートと過ごす刺激的なひととき”について語っていただきます。

今週ゲストにお迎えしたのは、先週に引き続き、美術家の後藤 宙さんです。

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【後藤宙(ごとう・かなた)】
1991年東京都生まれ。東京藝術大学大学院 美術研究科 先端藝術表現専攻を修了。
おもなメディアとして糸を使った彫刻やインスタレーションを制作し、
2015年 SICF16 スパイラル奨励賞、
2016年「Tokyo Midtown Award 2016 アートコンペ」グランプリ、
2016年 みなとメディアミュージアム 大賞ほか、多数の受賞歴をもつ。
また、海外のアートフェアにも積極的に参加。
近年の代表作は「踊る幾何学」。2018年3月にオープンした東京ミッドタウン
日比谷の開発にあたり、三井不動産日比谷街づくり推進部からの依頼を受けて制作した作品はオフィス棟内に設置されている。
ジャンルやスタイルを乗り越え、有史以前の過去とSF的未来を結びつける気鋭の美術家。



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幼い頃からアート活動が好きだった後藤さん
もともと、ご両親がグラスビーズを作っていて、そのお手伝いをされていたそうなんです。

中学、高校時代はとにかく“マックス遊び尽くさないといけない!”という使命を自分に課し、全力で遊んでいたそうなんです。

「遊びって、快楽的でありながら、虚無が伴うじゃないですか? そんなモヤモヤの中で、自分は何かに打ち込むべき人だと思っていた」と、語る後藤さん。

そのモヤモヤが大きくなっていったときに、“これは美術かもな”と思った後藤さん
きっかけを作ったのが、高校の先生からの「美術部に入れ」との一言。

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高校2年生の夏休みに美術部に入部、夏の間、美術室で汗だくになりながら油絵を描き続けていた後藤さん。

「たぶん、エナジーを使い果たす先が欲しかったんですよね。
“1日を使い切って楽しまなくちゃ嘘だ”、みたいな。
中学の頃にあった気持ちを美術に置き換えて、そしたら芸大とか、一番っぽいところに行かなきゃ嘘だ、みたいな変換が自分の中であって、そういう流れだと思います」

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巨匠感!!(笑)

【ゲスト情報】

公式「後藤宙 - Frantic Gallery」公式ホームページ

公式「Kanata Goto / 後藤 宙 @KanataGoto - Twitter」

公式「kanatagoto - Instagram」


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2019.07.21
「日曜アートサロン 和錆」では、毎週さまざまなゲストをお迎えして
”アートと過ごす刺激的なひととき”について語っていただきます。

今週ゲストにお迎えしたのは、美術家の後藤 宙さんです。

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【後藤宙(ごとう・かなた)】
1991年東京都生まれ。東京藝術大学大学院 美術研究科 先端藝術表現専攻を修了。
おもなメディアとして糸を使った彫刻やインスタレーションを制作し、
2015年 SICF16 スパイラル奨励賞、
2016年「Tokyo Midtown Award 2016 アートコンペ」グランプリ、
2016年 みなとメディアミュージアム 大賞ほか、多数の受賞歴をもつ。
また、海外のアートフェアにも積極的に参加。
近年の代表作は「踊る幾何学」。2018年3月にオープンした東京ミッドタウン
日比谷の開発にあたり、三井不動産日比谷街づくり推進部からの依頼を受けて制作した作品はオフィス棟内に設置されている。
ジャンルやスタイルを乗り越え、有史以前の過去とSF的未来を結びつける気鋭の美術家。



今回、後藤さんを番組にお招きするきっかけになったのが
先月ゲストにお招きした、“MCヨギジー”こと、与儀さんが着ていたTシャツがきっかけ!

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真ん中、このTシャツを作ったのが後藤さんだったんですね。

もともと、ご自身の作品を作り続けていた中で、アウトプットの一つとしてTシャツを制作されている後藤さん
「Tシャツは、肩肘張りすぎずできる。自分が着たい、イケてるものを作れたらいいなということから作り始めました」と、語っていました。

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また、メインとなる作品たちは、Tシャツの作品とはまた違った様相で
規則的な作品、エキゾチックで瞑想の世界に誘われてしまうような作品たちです。

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そこに表現されるのは、言語外の思考……
「自分がいろいろなところに行き来してきたものが、最終的に形として結実するのが作品だったりします
それゆえに抽象性が高かったりするのかなと思います」と、後藤さん。
ぜひ、その作品たちを1度目にしてみてください。


【ゲスト情報】

【「後藤宙 - Frantic Gallery」公式ホームページ】

【公式「Kanata Goto / 後藤 宙 @KanataGoto - Twitter」】

【公式「kanatagoto - Instagram」】


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2019.07.14
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”アートと過ごす刺激的なひととき”について語っていただきます。

今週ゲストにお迎えしたのは、先週に引き続き、ジオラマアニメイターのMOZUさんです。

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【MOZU】
ジオラマアニメイター。1998年東京都生まれ。
高校1年の時に製作した「自分の部屋」の1/6ジオラマの画像を友人がTwitterで紹介したことがきっかけで1日4万リツイートと拡散。最近では、25万いいね!を集める。ネットやテレビで取り上げられ注目を集め、2015年には全て1人で作り上げたコマ撮りアニメーション「故障中」が、アジア最大級の短編映画祭「Digicon6」のJAPAN Youth部門最優秀賞ゴールドを受賞。2016年には高校の卒業制作として手掛けた「マルとマリ」も反響を呼び、アメリカのテレビ局をはじめ、各メディアで紹介される。
以降、イギリスにてストップモーションアニメ「犬ケ島」の制作や、Netflixで公開された「リラックマとカオルさん」の制作に参加した。
現在は「ミニチュア/ジオラマ/トリックアート/コマ撮りアニメ/細密画」といった多岐にわたるジャンルで活躍中。



MOZUさんに注目していただきたいのは、ジオラマだけではないんです!

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お持ちいただいたのは、中学生の頃に使っていがノート! 外見は完全に学校で使うノートですが
その中にはトリックアートが細密に書かれていました。

きちんと書かれているノートの途中から唐突に始まる落書き、勉強よりも絵の割合が高いです(笑)。

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ごく普通のキャンパスノートに三角定規が3枚置いてありますが……これ、全部MOZUさんが書いた三角定規なんです。
しかも、先生が授業中に見回りに来ても気付かないくらいの完成度!

当時中学3年生だったMOZUさんの絵を、お父さんがフェイスブックにあげて「息子がこんなの書いてます」と、広めてくれたそうなんです。
というのも、MOZUさんのお父さんは“好きなことをどんどんやれ”という性格だったようです。

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その投稿を見た文具メーカーのある方に見て頂いたら、「いつか本にしよう」という話になった。

そんなきっかけから数年を経て、出されたのがトリックノートなんです。

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【ゲスト情報】

公式「MOZU STUDIOS」公式ホームページ

公式「Mozu - Twitter」

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2019.07.07
「日曜アートサロン 和錆」では、毎週さまざまなゲストをお迎えして
”アートと過ごす刺激的なひととき”について語っていただきます。

今週ゲストにお迎えしたのは、ジオラマアニメイターのMOZUさんです。

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【MOZU】
ジオラマアニメイター。1998年東京都生まれ。
高校1年の時に製作した「自分の部屋」の1/6ジオラマの画像を友人がTwitterで紹介したことがきっかけで1日4万リツイートと拡散。最近では、25万いいね!を集める。ネットやテレビで取り上げられ注目を集め、2015年には全て1人で作り上げたコマ撮りアニメーション「故障中」が、アジア最大級の短編映画祭「Digicon6」のJAPAN Youth部門最優秀賞ゴールドを受賞。2016年には高校の卒業制作として手掛けた「マルとマリ」も反響を呼び、アメリカのテレビ局をはじめ、各メディアで紹介される。
以降、イギリスにてストップモーションアニメ「犬ケ島」の制作や、Netflixで公開された「リラックマとカオルさん」の制作に参加した。
現在は「ミニチュア/ジオラマ/トリックアート/コマ撮りアニメ/細密画」といった多岐にわたるジャンルで活躍中。



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以前、漫画家を目指していたMOZUさんのお父様は、MOZUさんが小さい頃は忙しく、息子と接する時間がなく“なんとかしてあげたい”と思ったところ、毎晩、MOZUさんに絵を描いてくれていたそうなんです。

例えば「カブトムシの形をしたロボット」や、「クワガタの形をしたロボット」と、寝る前にメモ書きを残しておくと、仕事から帰ってきたお父様が絵を描いてくれて、翌朝、朝食の隣に絵が置いてあったそうなんです。

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「父の絵がすごく上手で、保育園に持って行って“こんな絵を描いてもらったんだ”とか
上履きに絵を描いてもらって自慢したりしていました」と、MOZUさん。

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お母様は、“ゲームやテレビに頼らず、自分で楽しめるような子になってほしい”という思いから、小さい頃からものづくりをさせてくれていたそう。

工作やピタゴラスイッチを見て、ピタゴラ装置を作ってビー玉を転がしたり…自然とものづくりが好きになっていったそうなんですね。

お父様の影響もあり、漫画を読み始めると自分で漫画を描くようになりました。
その描いた漫画をお父様がスキャンして、文字入れをして製本! その本を学校の友人たちにあげていたそうなんです。

みんなが喜んでくれて、隣のクラスまで「私も欲しい!」と、大人気!

「自分の作品でみんなが喜んでくれるのが面白いなと思って、“みんなを楽しませよう、驚かせてやろう”という意識を持つようになりました」

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【公式】「Mozu - Twitter」

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