Yuming Chord
松任谷由実
2018.10.05.O.A
♪Onair Digest♪
先月、9月22日に無事、初日を迎えたアリーナツアー「松任谷由実 Time machine tour Traveling through 45years」。
まさに、タイムマシーンに乗って旅に出るような、時空を超えたツアーをお楽しみいただいています!
14会場30公演のうち、盛岡での2公演を終えて、さまざまな媒体でステージの様子もご紹介いただいているように、私自身、伝説の舞台装置や、なつかしいコスチュームで不思議な時間を過ごしています。
そんなわけで、「Yumig Chord」でも、音楽の時間旅行へあなたをご案内。
私が生まれた1960年代からスタートしたスペシャルコードは、次の10年へゴー!
今日のコードは「Time machine tour Traveling with Yuming〜70's編」です。


■今週のChordは“Time machine tour Traveling with Yuming〜70's編”

m1 Midnight at the Oasis
Maria Muldaur

音楽はタイムマシーン・・・、というより、音楽があればタイムマシーンはいらない。魔法以上の絶大な力で、当時の記憶がよみがえってきます。
そんな時間旅行、今週は私が16歳を迎えた1970年(昭和45年)からの10年間、70年代の音楽を、当時の出来事をふりかえりながらお送りしていきます。

70年代の私は16歳から26歳まで、高校、大学時代を経てデビューして結婚をして、荒井姓から松任谷姓に変わって、アルバムを7枚リリースした10年間です。
こうやってまとめると、女の人生、ってことでいうとかなり激動の時代ですね〜。
72年(18歳)で多摩美に入学しつつ、シングルデビュー。
翌73年アルバム『ひこうき雲』を、74年『MISSLIM』、75年『COBALT HOUR』76年『14番目の月』・・・で、ここで結婚して、78年に松任谷姓初アルバム『紅雀』、『流線形'80』、79年に『OLIVE』をリリースしてきたわけです。

70年代の洋楽はポップでエンターテインメント性が高いものが多く、アメリカではアーシーなサウンド、ディスコ・ビート、イギリスではグラムロックやパンクが流行しました。
雑誌の時代がスタート、70年「anan」71年「nonno」、72年「ぴあ」、76年「POPEYE」、75年「JJ」、77年「クロワッサン」など創刊。
70年ヒッピースタイル、ジーンズ、ハンドメイド風皮ショルダーなど、ハマトラからニュートラへ、78年ディスコファッション、79年サーファーブーム、肩パッドなどなど・・・・・・。
ロンドン・ポップス界の大スター、エルトン・ジョン。1971年10月に来日しましたが、その奇抜な最先端ファッションで、「ロンドンからそのまま歩いて来た男」と呼ばれたそうです。


m2 Goodbye Yellow Brick Road
Elton John





m3 KILLER QUEEN
QUEEN


いよいよスタートした私のメモリアルなアリーナツアー、「Time machine tour Traveling through 45years」にちなんで、今回は70年代音楽のタイムマシーンツアーへご案内中です。
ヨーロッパの音楽が好きだった10代から、デビューして、さまざまな人と出会って・・・・・・アメリカの音楽も聴くようになった70年代。

私自身がめざしたテイストのひとつが「AOR」です。と、いうことで次はその中から1曲、お送りしましょう。
AOR界を代表するアメリカのミュージシャン、マイケル・フランクス。
ジャジーで、ジェントルで知的で都会的で・・・ちなみに、今年4月に、7年ぶりとなるニューアルバム『The Music in My Head』をリリースして話題になっていました。あいかわらずここちよい至福の1枚だそうです。


m3 Antonio's Song
Michael Franks


私自身の70年代、16歳から26歳の10年間をふりかえると・・・荒井由実から松任谷由実へ、という大きな変化があった時代です。
中でもエポックメイキングな出来事といえば・・・。
75年のシングル「あの日にかえりたい」リリース、ヒットの実感。
78年、松任谷由実として初アルバム『紅雀』リリースと、葉山マリーナコンサート。
79年、伊集院静氏演出の「マジカルパンプキン」コンサートなど。


m3 埠頭を渡る風
松任谷 由実

ここで、お知らせです!
荒井由実・松任谷由実、全424曲を、ただいまデジタル配信中です。
今回はより良質な音源をお届けしよう!ということで、エンジニアのGOH HOTODA氏に最新のリマスタリングを施していただきました。
主要な音楽配信サイトにて配信していますので、ぜひ、聴いてみてくださいね。
また、全曲配信を記念して、WIZYより松任谷由実モデル Bluetoothワイヤレスイヤフォンの発売が決定しました。
こちらは、私が実際にコンサートで使っているイヤモニをイメージしたもので、ヘアスタイルやファッションコーディネートにもなじみ易い、ブラックカラーのアーティストロゴ入りデザインです!
WIZY(W-I-Z-Y)での限定発売となっていますので、くわしくはWIZYのオフィシャルサイトをチェックしてくださいね。

そして、私の音楽を聴きながら、いざ、時空の旅へ!
「松任谷由実 Time machine tour Traveling through 45years」、デビューから45年間の軌跡をたどるアリーナツアーがすでにスタートしています。明日、明後日の2日間は神戸ワールド記念ホールにて。
神戸のみなさん、お楽しみに!
今後のライブの日程、チケット発売の詳細ほか最新情報は、私のオフィシャルサイトや、FacebookTwitterInstagramを、チェックしてくださいね。



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