Yuming Chord
松任谷由実
2019.01.11.O.A
♪Onair Digest♪
今週のユーミンコードは、先週に引き続き、全国アリーナツアー中のバンドメンバーから、ギターの遠山哲朗さん、ベースの浜崎賢太さんをお迎えしてツアー先の名古屋からお送りしました!
ということで、今日のコードは「おとなの冬休み in 名古屋 with 遠山哲朗さん & 浜崎賢太さん(後編)」です。


■今週のChordは“おとなの冬休み in 名古屋 with 遠山哲朗さん & 浜崎賢太さん(後編)”

m1 生まれた街で
荒井 由実





m2 中央フリーウェイ
荒井 由実





m3 BLIZZARD
松任谷 由実

ユーミン:ギター少年だった頃に憧れた大人のギタリストはいますか?

遠山:始めた頃は、渡辺香津美さんがアコースティックの「おやつ」っていうシリーズの、山下洋輔さんとデュオをやるとか、ああいうのを始めた時だったので。アコースティックギター渡辺香津美さんをコピーしたし、憧れた覚えがありますね。
エレキギターは、当時Mr.Bigというバンドが流行ったので、ポール・ギルバートっていう、ザ・ギタリストみたいな人が世界で一番上手いと思っていましたね。

浜崎:僕は、U2のアダム・クレイトンっていう人がいるんですけど、佇まいが本当にかっこいいなと思っていました。
悪いかっこいい大人というのが僕のイメージですね、真似したり、コピーしたりしましたね。

ユーミン:20公演、ツアーをやってきてお互いをどういう風に評価してますか?

遠山:浜ちゃんは今回一緒にやって、こんなに信頼のできる男で、こういうことを考えて音楽をやってたんだっていうのが分かって。
すごく好きになって、夜とか部屋に行こうとするんですけどすごく嫌がられるんですよ。

浜崎:僕の部屋で寝なければ大丈夫ですよ(笑)。

遠山:寝たりとかしたいのに全然寝させてくれないし。非常に、いま片思い状態です(笑)。

浜崎:哲朗さんはレコーディングとかテレビのお仕事でも、前からご一緒させてもらっているんですけど。
一発目から、“オーイエー!”っていうテイクを、本当に演奏される方だなと思います。

ユーミン:浜崎くんは、信頼のおけるベーシストだなぁと思いますね。ちょっとダークなテイストが好きです。
だから、アダム・クレイトンて言ったけどリーも好きだって言ってたじゃない?

浜崎:はい、リー・スクラー、両方大好きですね。

ユーミン:両方翳りがあるというか、情緒感が私の曲に合ってるというか、私はそういうものをベースに求めているので。欲しいテイストを持っている人だなと思っています。

浜崎:ありがとうございます!

ユーミン:哲朗は・・・・・・(笑)。

遠山:笑うんですか(笑)。

ユーミン:すごい信頼してますよ、素養能力、バランスが取れてて。
“人間的にもそうなのかな?”って、まだそのへんが分からないけど(笑)。

遠山:ユーミンさんから見てて、“こうしたら、こいつ面白くなるんじゃないの?”っていうのありますか?

ユーミン:何でも出来ちゃうから、一旦不器用になるような・・・・・言いたいこと分かるかな?

遠山:分かりますよ、でもそれは一番難しいことですよね(笑)。

ユーミン:削ぎ落とすっていうのかな、出来ちゃうと饒舌になるから。

遠山:“ギターソロだ!おらー!”ってやると、やっぱり“おらー!”ってやっちゃうんだけど、それがそうならなくなったらいいのになって、すごく思うんですよね。

ユーミン:来週14日の月曜日は成人の日ということで、今日の仕事が終われば3連休の方も多いと思います。
ちなみに、お2人の場合休みの日でもギターは常に傍らにあるのかな?

遠山:ギターを弾くのって、僕にとって実はけっこう辛いことで。自分の出来ないことと向き合うみたいな気持ちになるんですよ。
“できない! 辛い!”みたいな。休みの日は料理とかして、とにかく頑張るのが苦手な人間なので。
だから、由実さんのところに来るとすごい頑張らないと出来ないんですよ(笑)。

ユーミン:いやいや。

遠山:どちらかというと、僕は逆に何もしないみたいな感じですかね。

浜崎:僕は本当に趣味なので。普段、新しい機材とか買ったりすると部屋にこもって、何時間もいじくりまわしてたり。
“ああでもない、こうでもない”みたいなことは、よくやってるんですけど(笑)。
本当に弾かない時は、キャンプしたりして気分を変えたりしています。

ユーミン:私は哲朗に近いかな。火は落としていないけど、やらない。辛いことに向き合う感じで曲作ったりする。
作ってるうちに楽しくなるんだけどね、両方タイプがいるかも。例えば鳥山さんとかはさ、喋ってる時もずっと弾いてるじゃない?

遠山:そうですね。

ユーミン:指の筋肉を落とさないようにっていうのもあるんでしょうけど。ギターもベースも、ずっと弾いてる人もいるし、離れたい人もいるし。

遠山:浜ちゃん好きそうだもんね。

浜崎:家族が寝たら自分の機材いじりの時間、みたいなのが楽しみで。お酒を飲みながらやるのが楽しいですね(笑)。

ユーミン:私も曲作ったりしてて、ギターはコードしか弾けないので。“これ、哲朗とかに相談したらどういうサウンドになるんだろう?”って思う時あるよ。
ピアノだと倍音がないので、“ギターのユニゾンでやれば解決するのに”と思いながら、ベースもギターも憧れを持っていますね。

遠山:由実さんがもしギターで曲を作るようになったら、また違う由実さんの曲ができたりするんじゃないですか?

ユーミン:全然違うと思いますね。


今日は「TIME MACHINE TOUR」のギター担当、遠山哲朗さんとベースの浜崎賢太さんとともに、リラックスしモードでお送りしてきました。

そして、2019年最初の大仕事は毎年恒例、「SURF & SNOW in Naeba」。
39回目を迎える今年は、2月4日に初日を迎えて、18日まで全8公演「苗場プリンスホテル ブリザーディウム」にて開催します。
さらに、今年で22年目を迎える期間限定のスペシャルサイトは、、「NET RESORT Y‐topia」と、名前を変えて、さらにバージョンアップしてお送りします!

今回は、360度カメラを設置して、おうちに居ながらにして迫力のステージを体感してください。
こちらのチケットはすでに発売中ですので、詳しくは私のオフィシャルサイトや、FacebookTwitterInstagramを、チェックしてくださいね。



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