Yuming Chord
松任谷由実
2022.10.14.O.A
私の50周年記念ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ『ﾕｰﾐﾝ万歳！』｡収録された全50曲をながめてみると､新たな発見もありました｡
今日のｺｰﾄﾞは｢ﾙｰｼﾞｭの伝言｣です｡
■今週のChordは“ﾙｰｼﾞｭの伝言”
ﾙｰｼﾞｭの伝言
荒井 由実
お送りしているのは､松任谷由実50周年記念ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ､『ﾕｰﾐﾝ万歳！』から､2022年最新ﾐｯｸｽで｢ﾙｰｼﾞｭの伝言｣です｡
ｵﾘｼﾞﾅﾙは､1975年にﾘﾘｰｽした5枚目のｼﾝｸﾞﾙで､ｱﾙﾊﾞﾑ『COBALT HOUR』にも収録された1曲｡
その後､1989年に公開されたｼﾞﾌﾞﾘ映画『魔女の宅急便』のｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞで使われて､より､幅広い世代の方々にも､知ってもらえるようになりました｡
｢あのひと｣の浮気を（彼の）ﾏﾏに叱ってもらうため､ﾋﾛｲﾝが列車で彼の家に行く､という設定のこの曲｡明るいｵｰﾙﾃﾞｨｰｽﾞ風のﾒﾛﾃﾞｨとは裏腹な､覚悟を決めた女の子の列車旅を描いた曲です｡
民放ﾗｼﾞｵ99局のﾘｽﾅｰのみなさんから募集したﾘｸｴｽﾄとﾒｯｾｰｼﾞをもとに作られた､私の50周年記念ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ『ﾕｰﾐﾝ万歳！』｡
ﾃﾞﾋﾞｭｰした1970年代から80年代､90年代､2000年代､2010年代･･･､すべての年代で作ってきた楽曲を改めてふりかえることができたのも有意義な体験でしたし､収録された全50曲をながめてみると､新たな発見もありました｡
そんなわけで､今日のｺｰﾄﾞは｢ﾙｰｼﾞｭの伝言｣です｡
実は､今日､10月14日は｢鉄道の日｣｡
1872年のこの日､新橋〜横浜間を結んだ日本初の鉄道が開業したことを記念したものです｡
しかも､今年は150年の節目､まさに､ｱﾆﾊﾞｰｻﾘｰｲﾔｰ！
で､思い返してみれば､｢ﾙｰｼﾞｭの伝言｣をはじめ､列車や汽車の旅ｿﾝｸﾞ､今までけっこうたくさん､作ってきたんですよね｡
電車の移動はけっこう好きで､実家がある八王子駅と都会を結ぶ中央線は､私にとっては魔法のじゅうたんみたいなものでした｡
列車･汽車に頻繁に乗るようになったのは､ﾃﾞﾋﾞｭｰしたあと､仕事で日本国内をあちこち､移動しましたね｡
楽曲制作の依頼もあって､電車まわりのお仕事も色々､やってきました｡
東京の電車､といえば地下鉄｡東京ﾒﾄﾛのｲﾒｰｼﾞｿﾝｸﾞを作ったことも･･･｡
なんといっても､ちょっとしたﾌﾞｰﾑを巻き起こした曲が､｢ｼﾝﾃﾞﾚﾗ･ｴｸｽﾌﾟﾚｽ｣｡
1987年に､JR東海が､東京発新大阪行きの新幹線の最終便につけたｷｬｯﾁﾌﾚｰｽﾞが｢ｼﾝﾃﾞﾚﾗ･ｴｸｽﾌﾟﾚｽ｣｡その､ｷｬﾝﾍﾟｰﾝCMで使われた曲です｡
ではここで､『ﾕｰﾐﾝ万歳！』に収録された2022年最新ﾐｯｸｽで､お送りしましょう｡｢ｼﾝﾃﾞﾚﾗ･ｴｸｽﾌﾟﾚｽ｣｡
ｼﾝﾃﾞﾚﾗ･ｴｸｽﾌﾟﾚｽ
松任谷 由実
お送りしたのは､松任谷由実50周年記念ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ『ﾕｰﾐﾝ万歳！』から､｢ｼﾝﾃﾞﾚﾗ･ｴｸｽﾌﾟﾚｽ｣でした｡
『Yuming Chord』､今日のｺｰﾄﾞは｢ﾙｰｼﾞｭの伝言｣｡
50周年記念ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ『ﾕｰﾐﾝ万歳！』から､電車･列車にまつわる楽曲をお送りしています｡
今回､荒井由実時代にﾘﾘｰｽした1975年のｱﾙﾊﾞﾑ『COBALT HOUR』の中の1曲､｢花紀行｣という曲が､ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑに収録されています｡
この曲は､実をいうと､北陸新幹線が2015年3月､長野〜金沢間を延伸開業した翌年､金沢へ取材に出かけて､ﾗｼﾞｵの特番を放送したことがあるんです｡
FM石川･TOKYO FM共同制作 北陸新幹線開業記念特別番組『金沢花紀行』というﾀｲﾄﾙで､当時､石川県観光ﾌﾞﾗﾝﾄﾞﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰに就任した私が､北陸新幹線（ｸﾞﾗﾝｸﾗｽ）に乗って金沢を訪ねて､その魅力を伝える､という番組でした｡
ではもう1曲､50周年記念ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ『ﾕｰﾐﾝ万歳！』から､電車･列車にまつわる曲､｢ﾀﾞﾝｽのように抱き寄せたい｣をお送りしようと思いますが､これは､2010年に公開された､『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』､この映画の主題歌として書き下ろしました｡私にとって､40枚目のｼﾝｸﾞﾙとなった曲で､翌年､2011年4月にﾘﾘｰｽしたｱﾙﾊﾞﾑ『Road Show』にも収録されています｡
これは島根出身の錦織良成（にしこおり･よしなり）監督の､島根ｼﾘｰｽﾞの中の最終作で､大手家電ﾒｰｶｰで順調に出世をしてきた主人公が久々に故郷に戻った際､人生を見つめなおして､忘れていた夢にむかって新たな挑戦を始める物語です｡
ではここで､松任谷由実50周年記念ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ『ﾕｰﾐﾝ万歳！』から2022年最新ﾐｯｸｽﾊﾞｰｼﾞｮﾝでお送りします｡｢ﾀﾞﾝｽのように抱き寄せたい｣｡
ﾀﾞﾝｽのように抱き寄せたい
松任谷 由実
お送りしたのは､『ﾕｰﾐﾝ万歳！〜松任谷由実50周年記念ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ〜』から､｢ﾀﾞﾝｽのように抱き寄せたい｣でした｡
今日は､｢鉄道の日｣ということで､『ﾕｰﾐﾝ万歳！〜松任谷由実50周年記念ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ〜』の中から､列車･電車にまつわる曲を集めてお届けしました｡
ﾍﾞｽﾄｱﾙﾊﾞﾑのﾘﾘｰｽの次は､ﾃﾞﾋﾞｭｰ50周年ｱﾆﾊﾞｰｻﾘｰｲﾔｰ仕様の､ｽﾍﾟｼｬﾙなﾂｱｰが待っています！
50周年だから50か所､とこれまでお伝えしていましたが､すでに追加の2公演が決定して､全52公演のｱﾘｰﾅﾂｱｰが決定しています｡
第1期､2023年5月から8月までの日程がすでに発表されていますが､ﾁｹｯﾄ発売の詳細は､松任谷由実公式ｻｲﾄでご確認ください｡
ｱﾘｰﾅﾂｱｰといえば､ｾﾝﾀｰｽﾃｰｼﾞ､360度､全方位から視線を集めるﾗｲﾌﾞに向けて､日々､たゆまずに鍛錬していきたいと思います！
そして､ただいま雑誌『anan』で作家の山内ﾏﾘｺさんが連載中のﾉﾝﾌｨｸｼｮﾝﾉﾍﾞﾙ､『すべてのことはﾒｯｾｰｼﾞ 小説ﾕｰﾐﾝ』が､今月27日に､一冊の本になってﾏｶﾞｼﾞﾝﾊｳｽから発売されます｡
そこで！『Yuming Chord』では､気鋭の作家･山内ﾏﾘｺさんとのｽﾍﾟｼｬﾙ対談を､お送りすることになりました｡
小説には書けなかった“とっておき”のｴﾋﾟｿｰﾄﾞも､聴けるかも！？来週､10月21日から2週にわたって放送しますので､どうぞお楽しみに！
そのほか､私の最新情報や近況は､私の公式ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞやﾂｲｯﾀｰ､ｲﾝｽﾀｸﾞﾗﾑなどでお知らせしています｡
ぜひ､ﾁｪｯｸしてみてくださいね｡
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