Yuming Chord
松任谷由実
2023.05.05.O.A
♪Onair Digest♪

旅先でハイウェイをドライブしながら、遠い緑の山並みをながめたり、ベランダに置いた鉢植えのお手入れをしたり、お仕事中の方も、新緑を背にゆうゆうと泳ぐ、鯉のぼりを見上げているかも。
今日のコードは「Living with Green」です。


■今週のChordは“Living with Green”

m1 Nothing Left To Lose
Everything But The Girl

24年ぶりにリリースされたEverything But The Girlのニューアルバム『FUSE』から。
お送りしたのは、Everything But The Girlで「Nothing Left To Lose」。

そんな1曲でスタートした、「Yuming Chord」。
平日を有給休暇にあてれば、今回の大型連休は最大9連休だったんですよね。
カレンダー通りだとしても、今日は後半5連休の中日。
この番組を、いつもと違う場所で聴いてくださっている方も、多いかもしれません。
たとえば、旅先でハイウェイをドライブしながら、遠い緑の山並みをながめたり、ベランダに置いた鉢植えのお手入れをしたり。
お仕事中の方も、新緑を背にゆうゆうと泳ぐ、鯉のぼりを見上げているかも。
そこで、今日のコードは「Living with Green」です。

私の連休は、といえば、いよいよ来週の土曜日、13日からスタートするコンサートツアー、「The Journey」の準備に忙しくしているんですが、そんな日々の合間に、身近な植物たちの姿から、力を分けてもらっている気がします。

例えば、我が家の植物たち。

今年もちゃんと、モッコウバラが花を咲かせて、ウンベラータの木も1メートル超え。すくすく育ちました。
名前の由来はラテン語の「umbella(日傘)」。熱帯アフリカ原産で、ゴムの木などと同じイチジク属の仲間。その名のとおり傘を連想させる姿と、ハート型をした大きな葉が特徴で、成長するパワーが旺盛で定期的な剪定が必要です。
なお、花言葉は「すこやか」「永久」「夫婦愛」だそうです。

そして今、成長の様子を見守っているのが桃の木!
以前、この番組でもお話しましたけど、事務所と我が家で桃の木を育成中。
ちゃんと食べられる桃の実が成るそうなので、楽しみにしています。

そして、私が暮らす世田谷は、私の個人的な実感からしても、緑が多いエリア。
走ったり、散歩したりしながら、色々な場所で植物をめでることがきます。

ちなみに、世田谷区の緑地の割合、これは、緑が地表を覆っている部分、緑被率は23、6%だそうです。23区の平均は17、6%で、1位の練馬区について2位!

さらに調べてみると、東京は案外、公園が多いんですね。
等々力渓谷公園、砧公園・・・と、世田谷にもたくさんの公園がありますけど、都市公園の総面積は、全国で7位だそうです。「東京砂漠」とか「コンクリートジャングル」なんて言われがちな東京ですけど、だからこそ、都市緑化に力を入れてるんですね。

馴染み深いのは、皇居の緑かな。帝国劇場の座長を3度つとめたときに、パレスホテルを拠点にしていたんですけど、あのあたりは緑が本当に見事で気持ちがいい!
頭を空っぽにして緑をながめて過ごしたら、視界がクリアになって、目がよくなったかも。

では!ここで、「Living with Green」というコードにちなんだ1曲を。


m2 Don't Get Me Wrong
The Pretenders


「誤解しないで」と言いつつも、その恋心がおさえられないキュートな1曲。
新緑の時期にもぴったりかも??
1986年のヒット曲。お送りしたのは、プリテンダーズで「Don't Get Me Wrong」でした。

今日は「Living with Green」と言うコードでお送りしています。
グリーン好きの国民性で有名なのが、英国ですよね。
特に、個人のガーデナーたちの腕がすごくて、一般人の住宅の庭を開放して誰もが見学できる、「オープンガーデン」というシステムが有名。しかも、来訪者に入園料を払ってもらって、それを慈善団体に寄付するという、チャリティ活動につながっているんだそうです。
毎年3月には、一定の基準をクリアした見学可能な個人庭園を掲載する、通称『イエローブック』と呼ばれるガイドブックまで出版されるそうです。
この本に登録されるための条件、かつては,「45分間楽しめる庭であること」「特別に興味を引く要素があること」といった要求事項が明示されていたこともあったとか。

ロンドンのキュー王立植物園は行ったことはないんですが、植物の基礎的研究機関としても世界有数規模。
ここに所蔵されているのは、200年以上前に活躍したプラントハンターたちによって集められたものだとか。大航海時代の彼らの活躍、ロマンがあります。

トルコの国花(国の花)・チューリップは、オスマン帝国時代にヨーロッパ・オランダへ。
さらに、ヨーロッパからトルコへ逆輸入されること、つまり交流が生まれたとか。

モロッコ・マラケシュにあるホテル「ラ・マムーニャ」(通称・マラケシュの貴婦人)。
“シトラスの木々やかぐわしいバラの花、太古のオリーブの木立が生い茂る広大な庭園の一角には野菜畑があり、ホテルを代表する3軒のレストランで、その日に使う食材をシェフが収穫する姿も見られます” と、説明がありますが、部屋から見える庭はエキゾチックでした!

インドのジャイプールにあった王女のために作った熱帯植物園では、3メートルくらいある蓮を観ました。

では、今日のコード「Living with Green」にちなんだ、私の曲を。


m3 Mysterious Flower
松任谷 由実

お送りしたのは、2011年4月リリースのアルバム『Road Show』から、「Mysterious Flower」でした。

今日は、「Living with Green」というコードでお話してきました。
グリーンはお手入れも大変、でも、植物と暮らしたい、そんなときは、ボタニカル柄をお部屋や持ち物に摂り入れてみるのも手軽でいいですよね。

クッションやベッドカバー、カーテンなどのインテリア、身に着けるウェアなど。ボタニカル柄の食器も、お料理が映えます。

でも、新緑がまぶしい季節はまさに今!リアルなグリーンライフを楽しみましょうね。

そして!いよいよ近づいてきた、デビュー50周年を記念した全国アリーナツアー、大和証券グループpresents 50th Anniversary 松任谷由実コンサートツアー「The Journey」。
5月13日(土)、神奈川・ぴあアリーナ MMからスタートして、12月まで全52公演を予定しています。
詳しくは公式サイトをごらんください。

また、7月5日の私のデビュー記念日は、府中の東京競馬場で花火大会が開催されます。
題して、東京SUGOI花火2023「Yuming 50th Anniversary 〜真夏の夜の夢〜」。
こちらは、私の楽曲をBGMにして、最新の点火テクノロジーを使った世界最高峰の花火が、なんと1万4000発!間違いなくSUGOI花火!こちらのチケットの発売は今月27日からです。

花火大会の詳細ほか、最新情報や近況は、私の公式サイトをはじめ、ツイッターFacebookインスタグラムにもアップされますので、そちらもあわせてチェックしてみてくださいね。



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