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くーちゃんの活躍もあって和やかに始まった田辺さんと小川さんの対談。ピンク色、花柄のお召し物がとってもお似合いな田辺さんは、小川さんが田辺作品の素晴らしさを口にするたび、『そんな言ってもらって幸せです』『ありがとう』と、そのつど感謝の言葉を述べられ、作品と同じ温かくキュートなお人柄が伝わってきました。『作家は作家を目指す後輩達に、名作のどこがどのように優れているのか伝えていく義務がある』とおっしゃった田辺さん。番組終了後、小川さんは、『文学遺産を扱うこの番組の存在意義を、田辺さんが言って下さった』と嬉しそうに話されていました。
(アシスタント:藤丸由華)

2009年07月05日
田辺聖子
『しんこ細工の猿や雉』
<第一週>

2009年06月28日
江戸川乱歩
『押絵と旅する男』

2009年06月21日
ジェームズ・バリー
『ピーター・パン』

2009年06月14日
太宰治
『人間失格』

アーカイブ
セレソ・ローサ/ペレス・プラード楽団
「しんこ細工の猿や雉」で、田辺さんのお勤め時代に登場するせつない恋の思い出の曲です。
サガン/映画「ジョゼと虎と魚たち」サウンドトラック
映画「ジョゼと虎と魚たち」のサウンドトラックから、池脇千鶴さん演じる「ジョゼ」が、フランソワーズ・サガンの「一年ののち」を朗読するシーン。田辺さんの原作には、サガンの小説によく「ジョゼ」という主人公が登場すると名前の由来が紹介されています。

ハイウェイ/くるり
映画「ジョゼと虎と魚たち」の主題歌。メロディアスライブラリーでは、2007年8月26日にサガンの「悲しみよこんにちは」を9月2日に「ジョゼと虎と魚たち」をとりあげました。アーカイブでぜひ!

 
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