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『挿絵が可愛いからついついだまされてしまいますが、人間のダメな部分を鋭く突いた結末には毎回ハッとさせられますよね』と小川さん。確かに作品の一つ「妖精」のイラストも実にキュートなのに、話は人間の愚かさを凝縮した内容で、ラストにギクリ。ところで番組では、作品について思わぬ発見をすることも多々なのですが、私が星新一作品を英語の教科書で読んだという話をしたところ、小川さんが『星作品は英訳しやすい構造の文章』いうことを発見!調べたところ、英語どころか20以上の言語で訳され、世界中で読まれているのだそうです。星作品が発する“ギクリ”も、世界共通で体感されていることでしょう。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2009年10月18日
池波正太郎
『食卓の情景』

2009年10月11日
阿川弘之
『きかんしゃやえもん』

2009年10月04日
エドガー・アラン・ポー
『黒猫』

2009年09月27日
星野道夫
『旅をする木』

アーカイブ
ベートーベン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」/ルービンシュタイン(P)ハイフェッツ(V)フォイアマン(C)
エッセイ集「きまぐれ暦」収録の「三十年目のベートーヴェン」の中で、星さんが大学生のころ空襲の中で聞き続けていた好きな曲として紹介されています。
Altogether Alone/ハース・マルティネス
「”それ”はひっそりとやってきた、見たこともないほど明るくて隣の家の上に浮いていた」という曲。
レコードの内袋には山のあいだから谷へと降りてくるUFOを見つめる2人のメキシコ人と犬が描かれています。 「プレゼント」という星さんの作品とあっていますね、と小川さん。

If The Stars Were Mine/メロディー・ガルドー
「星たちが私のものだったら全てあなたに捧げましょう、空からそれらをつまんだら、空の青だけが残るでしょう」という歌詞です。 星新一のショーショートを読んだあとには、こんな曲はいかがでしょうか?

 
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