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『雪国』の越後湯沢、『坊ちゃん』の道後温泉、『街道をゆく-1-』の湖西の道など、この番組をお届けしていると日本中に行ってみたいところが増えていくのが嬉しい悩み。今回もリストに新たな場所・遠野が加わってしまいました。ザシキワラシやカッパ、オクナイサマなどこの地方ならではの神様たち・・・。その存在を当たり前のように受け止めている遠野の人たちを、いつしか羨ましく思えてきます。唐突に終っている話や、長いストーリィの途中だけ抜き出して語られているようなものも多く、「モチーフにして、いくつもお話が書けそう」と小川さん。是非カッパの話あたりを、小川洋子風味付けで物語にしていただきたいです!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2010年10月10日
山際淳司
『スローカーブを、
もう一球』

2010年10月03日
吉田篤弘
『つむじ風食堂の夜』

2010年09月26日
『小泉八雲集』
2010年09月19日
黒井千次
『高く手を振る日』

アーカイブ
南部牛追い唄/畠山孝一(歌)
遠野などこの地方を発祥とする岩手を代表する民謡。山に放牧された牛を守りながら歌うのが「牛追い唄」です。
イーハトーヴの風/あんべ光俊
あんべ光俊(元NSP)さんは岩手出身。「イーハトーブ」は、”岩手県”をもじって宮沢賢治が作ったことば。理想郷という意味です。賢治と佐々木鏡石さんは知り合いでした。

田舎道/はっぴいえんど
大滝詠一さんも、岩手県江刺出身、中学時代は遠野で過ごしました。はっぴいえんど時代、メンバーも宮沢賢治の世界に影響をうけていたそうです。遠野の春から夏を思い浮かべて。

 
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