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「愛と憎しみの物語」という表現はよく聞きますが、『嵐が丘』は「執着と憎しみの物語」という方がふさわしい長編小説でした。ちなみに小川さんは途中からやけくそになり、登場人物たちに「もっとやれー!」という謎のエールを送り始めたそうですよ。それにしても発表から約170年の年月が流れているというのに未だに新訳が出され、映画化され、現代版にしたドラマも生み出されている『嵐が丘』。クリエーターを刺激する強いパワーは、これからも衰えることがないでしょう。ところで最初から最後まで謎に満ちていた人物・ヒースクリフ。彼、キャサリンの父の隠し子だったのじゃないかと思うのですが・・・どう思われますか?
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2013年2月3日
エミリー・ブロンテ
『嵐が丘』一週目

2013年1月27日
リヒター
『あのころは
フリードリヒがいた』

2013年1月20日
木下順二『夕鶴』
2013年1月13日
庄司薫
『赤頭巾ちゃん
気をつけて』

アーカイブ
ザ・ラーク・イン・ザ・クリア・スカイ/ヨークシャー・ビルディング・ソサエティ・バンド
上巻ではクリスマスのシーンに”ギマトン楽団”がやってきますが、ヨークシャーは映画「ブラス!」の舞台、炭鉱とブラスバンドの伝統は「嵐が丘」にも。
嵐が丘/ケイト・ブッシュ
やはりこの曲は聞きたいですね。サビは♪ヒースクリフ!It's Me!キャシー!!♪と歌っています。

ゴースツ・ザット・ウィ・ニュー/マムフォード&サンズ
♪僕らが知っていた亡霊たちは揺らめきながら消えていくはず。そして僕らは長生きするんだ♪という曲。ヘアトンとキャシーの希望に。ウェストロンドンのバンドです。

 
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