先週、2日(金)〜3日(日)にかけて、
台風や前線の影響で東日本や西日本の太平洋側を中心に、
「線状降水帯」が相次いで発生するなど激しい雨が降り続き、
東海や関東、近畿などでも記録的な大雨となりました。
この大雨の影響で、石神井川や善福寺川など
都内の7つの川で、一時、氾濫危険水位に達しました。
川の氾濫による洪水。
今朝は『洪水の警戒点』について教えします。
まず、洪水の危険度を知る為に、
気象庁が提供してる、キキクル=危険度分布を活用しましょう。
スマートフォンで調べる場合、
カタカナで「キキクル」と検索。
画面下に出てくる「洪水害」のアイコンを選択し、
あなたが住んでいる近くの川の色を確認します。
紫色の場合は、氾濫の危険性が高くなっている事を示しています。
この場合は、安全な場所に即避難。
避難場所まで移動するのが危険な場合は垂直避難しましょう。
高齢の方や、小さいお子さんがいるご家庭は、
移動に時間が掛かる場合がありますので「赤」で避難しましょう。
中小河川などハザードマップが無い場合は、
自宅と川の位置関係を確認してみてください。
自宅の位置が川の堤防や橋よりも低い場所にある場合は、
浸水する可能性があります。
中小河川は川幅が狭く、匂配が急な為、
短い時間で急激に水位が上昇するのが特徴です。
洪水が発生すると大量の土砂や流木とともに、
住宅などを押し流す恐れがあります。
2017年の『九州北部豪雨』では、山間部の中小河川を中心に
土石流や氾濫が相次いで、大きな被害が出ました。
都心の中を流れる川も幅が狭いうえに、川底などがコンクリートに
覆われている事も多く短時間で急激に水位が上昇します。
大雨が予想されている時、大気の状態が不安定になった時は、
川から離れる事が大切です。
大きな川では、堤防が決壊して氾濫が起きると大量の水が
一気に流れだし、住宅を押し流すほか、
広範囲が長期間浸水する危険があります。
2015年の関東・東北豪雨では、茨城県で鬼怒川の堤防が決壊し
常総市では、多くの住宅が流され、5000棟以上が全半壊しました。
大きな川の場合には、川を管理する国や都道府県が気象台と連携して、
氾濫の危険が高くなると「氾濫危険情報」を出します。
「氾濫危険情報」が出た時には、
自治体などの情報に注意して、早めに避難する事が重要です。
また、大きな川の場合には、水が流れるのに時間が掛かる為、
住んでいる地域で雨が止んだ後も、時間差で水位が上昇する事があります。
2019年の台風19号では、阿武隈川が、大雨特別警報の解除から
9時間20分後に氾濫しました。
自分の住んでいる地域の雨量だけでなく川の上流の雨量にも注意し、
自治体から避難情報が出る間は、安全な場所で避難を続けて下さい。
洪水の警戒点についてお伝えしました。