新年度が始まって1週間が経ちました。
進学や就職、転勤などで新しい生活をスタートした方、
引っ越した方など、家の中がまだ片付いていない・・・
疲れて週末は、ゆっくりしているとう方もいらっしゃると思います。
生活のリズムが見えてきて、少し余裕をもって行動できるようになる。
このタイミングこそ、防災の視点では非常に重要です。
引っ越した直後は、とにかく生活を整える事で精いっぱい。
家具を揃えて、家電を設置して、食事や通勤・通学のリズムを作る。
その中で、防災はどうしても後回しになります。
そして、少し落ち着いてくると、心に余裕ができて、
“とりあえず大丈夫だろう”と思ってしまったり、
防災の視点がぬけてしまったり・・この状態が一番危険です。
今日は、新生活2週目にこそやっておきたい
防災のポイントを具体的にお届けしていきます。
まず一つ目、
『寝る場所の安全、確保できていますか?』
ここが最も重要です。
地震の時、人は無防備な状態です。
特に寝ている時に災害が起きるととっさの判断は難しくなります。
その時危険になるのが、家具です。
例えば、
本棚やタンス、冷蔵庫が倒れてきた場合、ケガだけでなく避難できなくなる
可能性もあります。
チェックしてほしいポイントは3つです。
・寝ている位置に、倒れてくる家具はないか
・頭の上に重たいものが置かれていないか
・出口までの動線が塞がれていないか
もし、1つでも当てはまるならすぐに配置を見直しましょう。
できれば、L字金具で固定する、突っ張り棒で対策をする。
理想はここまでできれば完璧です。
二つ目
避難するルートと場所は頭に入っていますか?
新しい街では、どこに逃げればいいか分からない人も多いはずです。
最寄りの避難場所や広域避難場所、そしてそこまでのルートです。
ここで大事なのは、実際にあるいてみる事。
地図でみるのと、実際に歩くのでは、印象が大きく違います。
この道は狭い、ここはブロック塀が多い、暗いなど。
こしたリアルな危険に気が付く事ができます。
更に重要なのは、昼と夜両方で考える事。
可能であれば夜のルートも確認してみてください。
三つ目、
スマートフォンは防災仕様になっていますか?
物理的な備えとして、モバイルバッテリーを用意する。
充電ケーブルを常に持ち歩きましょう。
四つ目、
備蓄、ゼロのままになっていませんか?
まずは、最低3日分を目安にしましょう。
水、1人1日3リットルです。レトルト食品やカップ麺やアルファ米など。
普段食べるものを少し多めに買う、
いわゆるローリングストックもおすすめです。
五つ目、地域との繋がりを少しでも持ちましょう。
新生活では、近所との関係が薄くなりがちです。
しかし、災害の時には近くにいる人同士の助け合いが非常に重要になります。
無理に深い関係を作る必要はありません。
挨拶をする。管理人さんや近くに住む人の顔を知る。
それだけでも、いざという時の安心感が大きく変わります。
防災は、完璧を目指さない事です。
完璧にやろうとすると人は動けなくなってしまいます。
だからこそ、今日はここまでやる、今週はここまでやると
小さくはじめましょう。ほんの少し、防災に目を向けてみましょう。