今月2日、埼玉県と千葉県で竜巻が発生し、住宅の屋根が飛ばされたり、
窓ガラスが割れるなどして、大勢のけが人が出ました。
最初に積乱雲が発生してからわずか30分足らずで、
竜巻の発生要因となることが多い巨大積乱雲「スーパーセル」に発達し、
今回の竜巻を生んでいたことが、気象庁の分析で明らかになりました。
さて、竜巻などの突風から身を守るにはどうすればいいのでしょうか。
まずは、前兆を知ることが大切です。
竜巻は発達した積乱雲に伴い発生するので、その予兆となる
真っ黒な雲が近づき、雷やひょうなどが発生したら、注意する必要があります。
更に、「ゴー」という異常な音がしたり、雲の底から筒状の雲が伸びて、
飛散しているものが吸い込まれているような状況が見えたら、
ただちに身を守る行動に出る必要があります。
屋内に居る場合には、とにかく、一刻も早く、窓の側を離れてください。
突風でガラスが割れたり、壁が崩れたりする危険性があります。
そして、家の中心部に近い場所、一軒やであれば、1階に避難することが大切です。
窓のない部屋があれば、その部屋に逃げ込んでください。
屋外に居る場合は、車庫や、物置、プレハブの中には逃げず、
頑丈なコンクリートの建物の影で身を小さくしてください。
避難する建物が無い場合は、物陰やくぼみで身を伏せること。
電信柱や、太い樹木は倒れる危険性があるため、近づかない方がいいでしょう。
気象庁によると、過去に国内で確認された竜巻発生は、
9月と10月に集中しており、全体の40%をしめています。
夏の名残の暖かい空気と、秋の寒気が同居し、
台風も多いこのシーズンは、特に竜巻に注意してください。
竜巻の移動速度は最大で時速40キロに達するといいます。
近くで竜巻と思われる前兆が起こった場合は、ただちに身を守る行動を取ってください。