今朝は先月から運用が始まった
『新たな防災気象情報』についてお伝えします。
この情報の大きな変更点は、
「大雨」「河川氾濫」「土砂災害」「高潮」の4つの災害について
レベルの数字と警報の名称を組み合わせて発表されます。
その中で、今回は河川の氾濫について詳しくご紹介します。
まず、この情報はどんな状況になったら発表されるのでしょうか?
気象庁リスク対策課 山本たいきさんの解説です。
山本さん:
大雨によって河川の氾濫の恐れが高まった場合に、その場合に河川ごとに発表されるものになります。 で、川ごとの情報であるということがポイントでありまして、大雨などの情報と違ってですね、市区町村ごとではなく、川ごとの発表になります。情報の出方としては、「荒川」っていう川ありますよね。あの、東京都周辺に。荒川に「レベル4 氾濫危険警報」が出ましたと、こういった形で発表になります。河川氾濫の情報では、レベル4の氾濫危険警報が発表されますと、その後数時間のうちに堤防から水が溢れてしまってですね、氾濫が発生する可能性が出てきますので、レベル4の情報が出たら、浸水想定区域内にいらっしゃる方々、こちらの方々はすぐに避難していただくということが大切になります。
ポイントは、市区町村ごとではなく川ごとに発表されるという事ですね。
改めて確認しますと、一番上が「レベル5氾濫特別警報」
「レベル4氾濫危険警報」「レベル3氾濫警報」
「レベル2氾濫注意報」と発表されます。
レベル5はすでに氾濫が発生しているか、
今にも氾濫しそうな時に発表されます。
レベル4が出たら、危険な場所にいる方は避難。
高齢者やお子さんがいるご家庭はレベル3で安全を確保しましょう。
その他、この河川氾濫の情報の中で注意点があると山本さんははなします。
山本さん
発表対象の河川がですね、大きな河川に限られるということがあります。あの、全国で川っていうのはもうたくさんありまして、ごまんとあります。で、そのうちのすべての川に対してこの河川氾濫に関する情報が出るかというと、そうではなくてですね、大きな河川が対象になります。たとえば都内の河川ですと、国が管理している一級河川の「荒川」っていう川あります、先ほども申し上げましたけども、この荒川とか「神田川」とか、都内ですと「目黒川」、そうした川がありますけれども、こうした比較的大規模な河川っていうのは氾濫警報、氾濫に関する情報の対象になります。一方で、それ以外の川ですね、えー、千代田区を流れているような「日本橋川」、小さな川っていうのは対象にはなりません。つまり、えー、町の小さな河川っていうのは河川ごとの氾濫に関する情報が発表されないということに注意しておく必要があります。
河川氾濫の情報は、大きな川に限られるという所を知っておきましょう。
川の氾濫に備えるためには、自分の住んでいる場所などが
河川の氾濫のおそれがあるかどうかハザードマップで確認する事や、
大きな川なのか、中小河川なのかも確認しておきましょう。
川の情報は、大河川も中小河川も
国土交通省が運営する川の防災情報で川の水位状況を確認できるほか、
気象庁が提供しているキキクルでも洪水の危険度を知る事ができます。
見た事がないかたは一度チェックしてみる事をオススメします。