NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest戸田菜穂さん

戸田菜穂さん

1974年生まれ。広島県出身。1990年、「第15回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを獲得し、翌年芸能界デビュー。17歳でドラマ「葡萄が目にしみる」でドラマ初主演を飾り、1993年、連続テレビ小説『ええにょぼ』のヒロインに抜擢される。その後、フジテレビ「ショムニ」、映画「スカイハイ」、「GANTZ」「少女たちの羅針盤」など、数々のドラマや映画に出演。

広島から180度違う芸能の世界へ

2024/04/13
先週は、中学受験で味わった挫折、
そこから勉強に真剣に励むようになった戸田さんの幼少期のお話を伺いましたが、
戸田さんのデビューのきっかけとなったのが、1990年のホリプロタレントスカウトキャラバン。
偶然見かけた雑誌「デビュー」を手に取ったことがまさに運命の瞬間でした。

「本屋さんの前を通りかかって、その表紙とぱっと目があった」と
今でも当時の記憶がはっきりと残っているそうで、
ご両親を、「絶対多分受からないから記念にはんこ押して!」と説き伏せ、応募、
すると予選、本戦と勝ち抜いて行きました。

「チャンスの神様を信じているタイプなんで絶対駄目っていう感じではないんですけど、
まさか受かるわけないっていう・・・、
通知が来て、広島の予選があるし、行ける場所だったので、
水着とかもあるけど恥ずかしいなと思いながら高2の夏休みの思い出です。」

そして、見事グランプリを受賞!
その際には、千葉真一さんが思わぬ一言をくださったとか・・・

「いよいよ最後のグランプリ発表です!っていう時に後ろに控えているんですけど、
そこで、千葉真一さんが「いつか共演しましょうね」ってこそっと言ってくださって、
どういうこと?って思いました。でも、あれ?もしかして?みたいな。
でも、その後、1回もお会いしてないし、共演できなかったので、残念でした」

残念ながら千葉さんとは共演が叶いませんでしたが、
息子さんの眞栄田郷敦さんのお母さん役をこの春演じることになった戸田さん。
これも何かの縁なのかもしれません。

グランプリ受賞後は、急に大人の世界に入った感覚で、広島から飛行機で仕事に通う日々。
そして、ドラマ「5月の風」でデビューとなりました。

「(鈴木)保奈美さんが主役の、スペシャルドラマだったんですけど。
私は、高校生喫茶店のウェイトレスの役で。喫茶店で撮影すると思ってたら、
喫茶店が半分に割れたようなスタジオで、え?ここでやるの?みたいな感じでした。
自分のセリフが終わったら何していいかわからなくて・・・」
まさに、広島の高校生にとってカルチャーショックな瞬間でした。

演技の勉強も何もないところからのスタートながら、翌年には、ドラマ「葡萄が目にしみる」で初主演。
「林真理子さんの小説で、山梨の新学校に通う女の子。等身大の役で、
でも林真理子さんの自伝的な小説なんですけど、すごい思い出深い作品、私の原点です。
リハーサルも時間をかけてやっていただいて、毎日が戦いというか、よく泣いたりしてましたね」

方言の修正、わからない演技・・・
大変な試練ながら、クランクアップの際には、「終わりたくない」と泣いたことも。
「綺麗で楽しそうな世界だと漠然と思っていたのが、こんなにも精神的にも、肉体的にも、
大変な世界なんだと学んで・・・でも好き!って思ったんです。」と当時を振り返る戸田さん。
基礎を築いてもらった作品とお話しされていました。

女優としての厳しい道のりを歩み始めた戸田さん。来週は、大抜擢となった朝ドラについてお話し伺います。
  • この記事をツイートする

幼少期、そして初めての挫折

2024/04/06
唐橋さんとは同年代の戸田菜穂さん。
クールビューティーなイメージを覆し、表情豊かに、
大きめの身振り手振りでよく笑われる姿は、とてもチャーミング。
現在は二児の母であり、女優業も精力的にこなし、この春は2本のドラマに出演中。

そんな戸田さんの土曜日の朝は?

「朝が大好きで、もう5時とかに起きたりして・・・
早起きしてコーヒーを飲んで、すぐに動き出すタイプです。家事をしたり、仕事だったり。
時には、郊外にある海が見える家で朝から庭の手入れをしたり・・・」

お子さんは12歳と9歳。
全く性格も違が違う二人についつい厳しくしてしまうこともあるという戸田さん。
ご自身は、3人兄弟の長女で、怒られたことがあまりなかったと幼少期を振り返ります。
現在は、母親役も多く、4月8日スタートの月9ドラマ「366日」では
眞栄田郷敦さん演じる遙斗の母親役を演じられ、
こちらは、お好み焼き屋さんの女将さんで、チャキチャキした明るい役なんだとか。

そんな戸田さんの幼少期は・・・

「夢見る子供で、現実の大人の世界がちょっと怖いって思ってました。
だから家の屋上に上がって、流れ星を見つけてお姫様になりますように、って
お願いしちゃったり。
おとなしい子供で。でも、意思をはっきり言えないタイプだったので、
小学校の担任の先生が心配してくださって、バレーボールを始めて、
少し活発になって友達と馴染めるようになっていったんです」

幼少期からの少し渋めのテイスト・・・
「母親が岸恵子さんや吉永小百合さんなどの作品が好きで、
綺麗だなぁと思ってはいたんですが、自分がなりたいとは思っていませんでした。
素敵なお仕事があるんだなあっていう程度。
岸さんと言えば、向田邦子さんのドラマも好きでみてました。」

当時はアイドル全盛期。そんな中でも戸田さんが憧れたのは、
中森明菜さん、後藤久美子さん、宮沢りえさん、「マドンナたちのララバイ」を歌うというちょっとおませなテイスト。
そして、趣味も国語の授業で読むようになった俳句。
こちらは今でも月一回、俳句会に参加するほど一生の趣味になっているそうです。

そんな感性を養ってくれた母の影響・・・
「母はフランスが好きだったり異国の風を私の家に入れてくれた人。
好奇心が強くて、存在感もすごくて、小さい町の参観日なのに、
コムデギャルソンみたいなのを着て、真っ赤な口紅でやってきて・・・
当時はすごく刺激的でしたね」

感性が一番!というお母様は、人形浄瑠璃、クラシック、美術館など
数々の文化施設に子供たちを連れて行き、
「なんでこんなに色々行かなきゃならないの?」と思うほど、情操教育をされたそう。
今思うと本当に良い環境だったと、当時を振り返ります。

そんな戸田さんの初めての挫折は中学受験・・・
両親の勧めで中学受験をすることになり、ちゃんと勉強もせず受験をしたため結果は不合格。
ですが小学校の先生からかけられた、「これから見返せばいいんだから」の一言で一念発起。
中学時代は猛勉強の日々を過ごし、どんどん成績もアップ!

「悔しい思いがあったからこそ勉強に目覚めたし、色々な運命が変わりました。
この時期鍛えられた負けず嫌いな精神も女優業に役立ちましたし、
そもそも中学で合格していたら、この道に入っていなかったかも」

そんなポジティブな戸田菜穂さん。
来週は、芸能界デビューのお話を伺います。
  • この記事をツイートする
Page Top
|| 1 | 2 | 3 | 4 ||