NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest清水美砂さん

清水美砂さん

1970年生まれ、東京都出身。1987年に映画「湘南爆走族」でデビュー。1989年に連続テレビ小説『青春家族』でいしだあゆみとのダブル主演を務め話題となる。その後も、周防正行監督の映画『シコふんじゃった。』や今村昌平監督の映画「うなぎ」、大河ドラマ『徳川慶喜』などに出演。映画からドラマまで幅広い役柄を演じる。
1998年の結婚後は、海外生活を送りながら、日本と行ったり来たりしながら活動を続け、2022年の帰国後、精力的に活動を再開。

人生の第三のフェーズへ

2024/11/30
俳優・清水美砂さんを今週もお迎えして、海外での経験、そして現在進行中の「第3の人生」についてお話を伺いました。

海外生活で得たもの
28歳で結婚後、約20年間の海外生活を送った清水美砂さん。その間、アメリカやオランダで暮らし、特にオランダでは、混浴のサウナ文化に触れるなど、日本とは異なる生活習慣を体験。「最初はびっくりしたけれど、慣れると「楽園」のような気分を味わって、体も心も解放される心地よさを実感した」と語ります。日常の中で感謝や愛情を伝える手段としての「ハグ」の文化を、日本に帰国後も大切にしているのだとか。

「無条件の愛」
清水さんが特に心に留めている言葉が「無条件の愛」。ついこの間もバスで母親が双子の赤ちゃんを連れて困っていたところを、20代くらいの若い男性が助ける姿に感動したのだとか。こうした日常の中での優しさや思いやりこそが、戦争をなくし、より良い世の中を作る鍵になると感じているようです。

人生の第3フェーズへ:自分らしく生きる決断
子育てが終わり、夫との話し合いを経て、「日本で仕事を続けたい」と決断した清水さん、現在は、ご自身が日本に単身赴任中のような感覚なのだとか。そして、「精神的には大変だったけれど、テレビ電話で顔を見られることが支えになった」と語ります。
ご自身の10年後の姿について、「若い世代に何かを伝える存在になりたい」という清水さん。ご自身にとって憧れのいしだあゆみさんのように、若い人たちに憧れを抱かれる存在になりたいと語ります。「生きることは愛そのもの。家族だけでなく、人と人とのつながりもすべて愛を基に成り立っている」という想いをこれからも多くの人々に届けたいとしています。

そんな清水さんの最新作映画「海の沈黙」は絶賛公開中!
ぜひチェックしてみてください!
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倉本作品最新作「海の沈黙」、そしてアートへの想い

2024/11/23
今週も、清水美砂さんをお迎えして、映画や共演者、さらには自身の家族やアートへの思いなどについて伺いました。

最新作「海の沈黙」
11月22日に公開された脚本家・倉本聰監督が36年ぶりに手がけた映画『海の沈黙』で牡丹役を演じた清水美砂さん。
ご自身にとって倉本聰監督は、特別な存在であり、『北の国から』や高倉健さん主演の映画『駅』といった倉本作品について「時間や息遣い、登場人物が喋っていないときの鼓動まで感じさせる生きた作品」と語ります。

今回の『海の沈黙』では、世界的な画家の展覧会で発覚した贋作事件を巡る物語が展開。その中で清水さん演じる牡丹は、物語の重要な鍵を握る役どころ。共演した本木雅弘さんをはじめ、豪華俳優陣が集結し、倉本作品ならではの独特な世界観が創り上げられています。

本木雅弘さんとの長年の共演
清水さんにとって、本木雅弘さんとの共演は今回で5度目。「初めて共演したときは、本木さんに憧れていた小学生の頃の夢が叶ったようでした」と振り返ります。
過去の共演作には『シコふんじゃった。』『涙たたえて微笑せよ』『Shall We ダンス?』などがあり、30年以上にわたるお付き合い。
「本木さんは本当に純粋で繊細。役に入り込む姿勢が素晴らしい」と絶賛。プライベートな話もできる間柄のようです。

アートへの愛と憧れ
映画のテーマにもなっている「アート」が好きという清水さん、海外の美術館も多く回られているようで、「本物の作品を持つことは夢ですね」と語ります。特に印象に残っているのは、フランスのルーブル美術館で展示されていたブリューゲルの『バベルの塔』を間近で見た経験。「実際に販売されていて、本当に欲しいと思ったけれど、もちろん買えるわけがありませんよね」と冗談交じりに語ります。
家族で美術館や博物館に出かけることも多く、上野の科学博物館がおすすめなのだとか。

母として、そして家族との絆
2人の子どもの母でもある清水さん、20代となったお子さんたちは、清水さんのことを「お母さん」ではなく「美砂」と名前で呼ぶそうで、「まるで友達のような関係」なのだとか。
また、子どもたちには日本語と英語の両方を学んでほしいという思いから、「日本語で話しかけ、彼らは英語で返事をするという形で自然と両言語を身につけました」と子育てエピソードも明かしました。

倉本作品最新作「海の沈黙」は、現在公開中!
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転機となった作品「うなぎ」そして、結婚

2024/11/16
今日も俳優・清水美沙さんのライフストーリーをお届け!
今週は、清水さんにとって転機となった映画「うなぎ」やその後の人生について語ってくれました。

人生を変えた作品『うなぎ』
清水さんにとって人生を変えた作品は、今村昌平監督の映画「うなぎ」でした。26歳での撮影で役の設定年齢との違いに苦しむこともあったと振り返りつつ、この作品が第50回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞、自身のキャリアに大きな転機をもたらしたと語ります。また、主演の役所広司さんとの共演で、「お芝居が上手な人と共演すると自分も上手くなる」と相手役の大切さを実感したといいます。

突如訪れた仕事の減少と結婚
「うなぎ」の成功の翌年、なぜか仕事が減少し、そのタイミングでプロポーズを受けた清水さん。「仕事が忙しかったら結婚していなかったかもしれない」と振り返り、アメリカ人の夫と共に新たな人生のスタートを切る決意をしました。「えい!やっ!と着いていった」とその時の心境を表現し、急激な生活の変化を乗り越えた様子が伺えます。

海外生活と言葉の壁
アメリカに移り住んでからは、メリーランド州での生活をスタート。言葉の壁に苦しみ、ホームシックに悩まされながらも、妊娠を機に日本に一時帰国し、仕事を通じて精神的な支えを得ることができたといいます。子供が生まれてからは日本語教育にも力を入れ、「日本語で話しかけても返答は英語」という独特のライフスタイルだったそう。

最新作『海の沈黙』
そんな清水さんの最新作「海の沈黙」では、本木雅弘さんとの共演や、倉本聰さんが脚本を担当する豪華キャストでの撮影が話題となっています。清水さんは「本木さんとは何度も共演し、プライベートでも話せる存在」という清水さん、「全てが繋がっている感じがする」と、これまでのキャリアの軌跡が一つに集約されるような感覚を表現しています。

映画「海の沈黙」では、印象的な役どころを演じている清水美砂さん、
こちらは、来週、11月22日公開です。
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俳優として駆け抜けた日々!デビューから転機となった1992年作品まで

2024/11/09
今週は、80年代後半から90年代にかけて、多くの映画やドラマで活躍した清水美砂さんが、デビューのきっかけやその後のキャリアについて語りました。

デビューのきっかけと初めてのオーディション
清水美砂さんが芸能界デビューを果たしたのは16歳のとき。1987年、映画『湘南爆走族』のオーディションに合格したことがきっかけでした。「たまたまオーディションを受けたんですけど、これは漫画原作だったんですね。なので、経験が似てる方たちを第一候補で探してた」と当時を振り返る清水さん、「学生服を持ってきて、それでセリフを言ったり、あとはカメラの前で演技をするっていうか…全くの素人」と、初めてのオーディションの緊張感を思い出していました。

撮影での苦労と成長
初の撮影現場では、何度もNGを出してしまったそうで、当時は、まだ映画はフィルムで撮影されていた時代。そんな中、NGを60回以上出してしまった苦い経験も。「もう本当にね、自分が情けなかった」という清水さんは、この経験を通じて「もっとやらなきゃって、しっかり勉強してそこから役者にならないと、このままじゃいけないって思って」と、女優としての決意が固まっていったそうです。

「青春家族」での憧れの人との共演
その後、清水さんはNHK朝ドラ『青春家族』のオーディションにも挑戦し、見事に合格。この作品では、憧れていたいしだあゆみさんと親子役で共演。「いしださんに関しては本当に、映画『駅 STATION』が大好きで、その方とまさか親子役で…それは本当に夢のようでした」と、憧れの人と共演できた喜びが強かったよう、そんないしださんには、演技についてもたくさんのことを教えてもらい、プライベートでもお付き合いがあったそうです。

1992年の転機
清水さんにとって特別な年だったという1992年。同時期に映画『シコふんじゃった』『未来の想い出』など3作品に出演し、それぞれ全く異なる役柄を演じました。「全然違う役を…それはそれで大変でしたけど、楽しかったというか、入りやすかった」という清水さん、多彩な役柄を演じる喜びを感じた年だったと振り返っています。特に『シコふんじゃった』では、教授に憧れる女子大生を演じ、日本アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞するなど大きな評価を得ました。
最近ではそんな『シコふんじゃった』がディズニープラスで再び配信され、若い世代からも注目されるように。「若い子たちは、私たちをレジェンドのように扱っていただいて…」と語りつつ、「レジェンドじゃないしね」と照れ笑いを浮かべる清水さん。その一方で、再び多くの人に見てもらえることに感謝を感じているんだそう。

来週は、清水さんの最新作などについてお話伺います。
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俳優・清水美沙・・・役を通じて見つける自分

2024/11/02
今月は、俳優の清水美沙さんのライフストーリーをお届け。
今週は、清水さんの土曜日の朝の過ごし方や、俳優としての日々を振り返りました。
最近では子育てが終わり、少しずつ一人の時間が増えてきたという清水さん、朝はまず掃除から始め、特に起きてすぐ、床掃除をするのが日課なのだとか。その後は、ニュースを見ながら朝食をとり、豆からひいてゆっくりとコーヒーを淹れる時間を楽しみなのだとか。

若い頃の忙しかった時期について
1986年に16歳で芸能界デビューを果たした清水さん、80年代から90年代にかけて多くのドラマや映画に出演し、20歳代には睡眠時間が2時間のときがあったり・・・
それでも「好きな仕事だから自分がこう成長する場があると思ったら…耐えられるっていうか、すごく楽しかった思い出があります」と語りした。
現在は50代となり、当時のようなスケジュールは「ちょっと…」と苦笑いされていましたが、「でもやっぱり役者は本当に面白くて、なんか人生をすごくカラフルにさせてくれます」と話します。

役を通じて自分を発見
これまでシリアスな役からコメディ、ロマンスまで幅広いジャンルの役柄を演じてきた清水さんですが、実は自分に近い役はなかったんだとか。ですが、芝居は役をやりながら自分を発見する作業のようなもので、役ごとに「あ、これって私なのかな?」と思うことも多いのだとか。
そんな清水さんが特に好だった作品は、向田邦子作品。戦後を生きてきた家族を描いた作品で、「(私は)長女の役でしっかりしてるんだけど、家族の愛とか女性の強さみたいなものが毎回書かれていて、その作品やるたびに大好きで・・・みんな数週間の間ですけど家族のようになっていました」と振り返ります。
逆に、苦労した役は、映画『うなぎ』。当時26歳の清水さんが30代の女性役を演じなければならず、演技の表現方法にかなり苦心されたんだとか。

混乱した幼少期、そこから俳優の道へ
私生活では、幼少期に両親が離婚し、祖父母のもとで育った清水さんは、4歳のときに母親のもとへ戻り、「一番混乱したときでしたね」と、その時期を振り返ります。その後、芸能界に入ったのも「現実世界から逃げたい」という思いがきっかけで、自然と俳優の道を歩むことになったのだとか。
現在は、アメリカ在住のご主人と離れた生活を送る清水さん。「主人には申し訳ないと思いますけど、応援してくれてるので…毎日LINEで顔見れるので、それで一緒にいる感じがします」とプライベートについてもお話くださいました。
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