演技・音楽・終活、濱田マリが語る今の「私」
2025/02/22
俳優・ナレーターとして幅広く活躍する濱田マリさん。現在はNHK連続テレビ小説『おむすび』に出演。今週は、更に音楽活動の再開や終活など、「今」の濱田マリさんについて伺いました。
娘からの「家庭内プロデューサー」的アドバイス
普段から濱田さんの演技をよく見て、ときには厳しい意見もくれるという娘さん。「その表情やめたほうがいいよ。可愛く見せようとしてるでしょ?」と指摘されたりと、自分では気づかなかったクセにハッとさせられることも。「老害にならないための禁止事項リスト」まで渡され、はしゃぎすぎたり、無理に可愛く振る舞ったりしないよう心がけているとか。
一方で、演技そのものには口を出さず、あくまで「感じたことをこっそりアドバイスする程度」。濱田さんも「絶大な信頼がある」と娘さんの言葉を大切にしているそうです。
連続テレビ小説『おむすび』
現在出演中の『おむすび』では、橋本環奈さん演じる主人公の上司役を務める濱田さん。
「部下を温かく見守る、いわゆる『令和の理想の上司』です。歴史好きという設定もあり、部下の成長を歴史上の人物に例えたりするユニークなキャラ。自分でもとても好きな役ですね。」と話してくださいました。
モダンチョキチョキズの再結成
さらに、1990年代に活動していた 「モダンチョキチョキズ」 を2021年に再結成。メンバー全員が「もう一度やりたい」と思いながらも言い出せずにいたところ、リーダーの声かけで再始動したということですが、
「昔よりもさらに楽しいですね。技術も上達し、ボイストレーニングにも通うようになりました。何より、昔のファンが今もライブに来てくれるのが嬉しい。そして、その子供たちが新たなファンになってくれることも。」と笑顔の濱田さん。現在は月に一度のインスタライブ配信や、新曲制作も続けています。
終活と「自分アルバム」——人生を整理するということ
コロナ禍をきっかけに「いつ何があってもおかしくない」と考え、数年前から終活をスタート。持ち物を整理し、実家の片付けも進めているそうですが、特に力を入れているのが 「自分アルバム」。
「人生の節目ごとの写真を厳選し、50ページほどのアルバムにまとめています。これを見れば、私がどう生きてきたのか分かるように。」
整理しながら思い出に浸る時間も楽しく、「写真を見返して笑ってしまい、作業がなかなか進まない」とも語ります。
そして、100歳で100mを走るアスリート・宮崎秀吉さん との出会いからストレスを感じない生き方を意識するようになったという濱田さん。「彼は楽しいことだけを考えて生きている人でした。その姿を見て、自分もそうありたいと思ったんです。」と振り返ります。だからこそ、現在はボルダリングとモダチョキの活動を楽しみながら仕事を続けているという濱田さん。
「3日に1回ボルダリングに行き、年に2回ライブをして、今の仕事を続けていられたら、それが一番の理想ですね。そして、家族が増えていたらいいなとも思っています。」と話します。
人生のあらゆる側面を楽しみながら、自分らしく歩み続ける濱田マリさん。これからの活躍にも注目が集まります。
娘からの「家庭内プロデューサー」的アドバイス
普段から濱田さんの演技をよく見て、ときには厳しい意見もくれるという娘さん。「その表情やめたほうがいいよ。可愛く見せようとしてるでしょ?」と指摘されたりと、自分では気づかなかったクセにハッとさせられることも。「老害にならないための禁止事項リスト」まで渡され、はしゃぎすぎたり、無理に可愛く振る舞ったりしないよう心がけているとか。
一方で、演技そのものには口を出さず、あくまで「感じたことをこっそりアドバイスする程度」。濱田さんも「絶大な信頼がある」と娘さんの言葉を大切にしているそうです。
連続テレビ小説『おむすび』
現在出演中の『おむすび』では、橋本環奈さん演じる主人公の上司役を務める濱田さん。
「部下を温かく見守る、いわゆる『令和の理想の上司』です。歴史好きという設定もあり、部下の成長を歴史上の人物に例えたりするユニークなキャラ。自分でもとても好きな役ですね。」と話してくださいました。
モダンチョキチョキズの再結成
さらに、1990年代に活動していた 「モダンチョキチョキズ」 を2021年に再結成。メンバー全員が「もう一度やりたい」と思いながらも言い出せずにいたところ、リーダーの声かけで再始動したということですが、
「昔よりもさらに楽しいですね。技術も上達し、ボイストレーニングにも通うようになりました。何より、昔のファンが今もライブに来てくれるのが嬉しい。そして、その子供たちが新たなファンになってくれることも。」と笑顔の濱田さん。現在は月に一度のインスタライブ配信や、新曲制作も続けています。
終活と「自分アルバム」——人生を整理するということ
コロナ禍をきっかけに「いつ何があってもおかしくない」と考え、数年前から終活をスタート。持ち物を整理し、実家の片付けも進めているそうですが、特に力を入れているのが 「自分アルバム」。
「人生の節目ごとの写真を厳選し、50ページほどのアルバムにまとめています。これを見れば、私がどう生きてきたのか分かるように。」
整理しながら思い出に浸る時間も楽しく、「写真を見返して笑ってしまい、作業がなかなか進まない」とも語ります。
そして、100歳で100mを走るアスリート・宮崎秀吉さん との出会いからストレスを感じない生き方を意識するようになったという濱田さん。「彼は楽しいことだけを考えて生きている人でした。その姿を見て、自分もそうありたいと思ったんです。」と振り返ります。だからこそ、現在はボルダリングとモダチョキの活動を楽しみながら仕事を続けているという濱田さん。
「3日に1回ボルダリングに行き、年に2回ライブをして、今の仕事を続けていられたら、それが一番の理想ですね。そして、家族が増えていたらいいなとも思っています。」と話します。
人生のあらゆる側面を楽しみながら、自分らしく歩み続ける濱田マリさん。これからの活躍にも注目が集まります。