NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest濱田マリさん

濱田マリさん

1968年生まれ、兵庫県出身。
1992年、「モダンチョキチョキズ」のボーカルとしてメジャーデビュー。
バンド活動を経て、俳優業へ転身。さらに、特徴のある声を生かし、
テレビ番組『あしたまにあ~な』のナレーターとしても注目を集め、
俳優、タレントとして、映画やドラマで幅広く活躍

演技・音楽・終活、濱田マリが語る今の「私」

2025/02/22
俳優・ナレーターとして幅広く活躍する濱田マリさん。現在はNHK連続テレビ小説『おむすび』に出演。今週は、更に音楽活動の再開や終活など、「今」の濱田マリさんについて伺いました。

娘からの「家庭内プロデューサー」的アドバイス
普段から濱田さんの演技をよく見て、ときには厳しい意見もくれるという娘さん。「その表情やめたほうがいいよ。可愛く見せようとしてるでしょ?」と指摘されたりと、自分では気づかなかったクセにハッとさせられることも。「老害にならないための禁止事項リスト」まで渡され、はしゃぎすぎたり、無理に可愛く振る舞ったりしないよう心がけているとか。
一方で、演技そのものには口を出さず、あくまで「感じたことをこっそりアドバイスする程度」。濱田さんも「絶大な信頼がある」と娘さんの言葉を大切にしているそうです。

連続テレビ小説『おむすび』
現在出演中の『おむすび』では、橋本環奈さん演じる主人公の上司役を務める濱田さん。
「部下を温かく見守る、いわゆる『令和の理想の上司』です。歴史好きという設定もあり、部下の成長を歴史上の人物に例えたりするユニークなキャラ。自分でもとても好きな役ですね。」と話してくださいました。

モダンチョキチョキズの再結成
さらに、1990年代に活動していた 「モダンチョキチョキズ」 を2021年に再結成。メンバー全員が「もう一度やりたい」と思いながらも言い出せずにいたところ、リーダーの声かけで再始動したということですが、
「昔よりもさらに楽しいですね。技術も上達し、ボイストレーニングにも通うようになりました。何より、昔のファンが今もライブに来てくれるのが嬉しい。そして、その子供たちが新たなファンになってくれることも。」と笑顔の濱田さん。現在は月に一度のインスタライブ配信や、新曲制作も続けています。

終活と「自分アルバム」——人生を整理するということ
コロナ禍をきっかけに「いつ何があってもおかしくない」と考え、数年前から終活をスタート。持ち物を整理し、実家の片付けも進めているそうですが、特に力を入れているのが 「自分アルバム」。
「人生の節目ごとの写真を厳選し、50ページほどのアルバムにまとめています。これを見れば、私がどう生きてきたのか分かるように。」
整理しながら思い出に浸る時間も楽しく、「写真を見返して笑ってしまい、作業がなかなか進まない」とも語ります。

そして、100歳で100mを走るアスリート・宮崎秀吉さん との出会いからストレスを感じない生き方を意識するようになったという濱田さん。「彼は楽しいことだけを考えて生きている人でした。その姿を見て、自分もそうありたいと思ったんです。」と振り返ります。だからこそ、現在はボルダリングとモダチョキの活動を楽しみながら仕事を続けているという濱田さん。
「3日に1回ボルダリングに行き、年に2回ライブをして、今の仕事を続けていられたら、それが一番の理想ですね。そして、家族が増えていたらいいなとも思っています。」と話します。

人生のあらゆる側面を楽しみながら、自分らしく歩み続ける濱田マリさん。これからの活躍にも注目が集まります。
  • この記事をポストする

仕事と子育て、そしてボルダリングへの情熱

2025/02/15
今週も俳優の濱田マリさんをお迎え。
今週は、仕事と子育てのバランス、そして趣味であるボルダリングについて伺いました。

俳優業とナレーション、そして子育て
数多くの映画やドラマに出演し、ナレーションの仕事もこなす多才な濱田マリさんですが、プライベートでは1児の母としての顔も持っています。30歳で娘を出産し、それが人生のターニングポイントと話します。

「娘が26歳になりますが、今でも最愛の存在です。子育ては周りの協力があってこそできたことで、大変だったけど楽しかった。仕事も育児も楽しませてもらいました。」と苦労は見せない濱田さん。
また、子育てが演技に与えた影響については、「多少は役に立っていると思いますが、リアルな母親の経験と演技は少し違う。出産のシーンを演じる際には、自身の経験を思い出しちゃって、あまりにもリアルになりすぎちゃった、なんてこともありましたね」と笑います。

本の執筆と子育てのスタンス
濱田さんは2017年に『濱田マリの親子バトル!』を出版。この本は、娘が幼稚園時代から大学入学までの13年間の子育ての記録をまとめたもので、「子育てにプレッシャーを感じるような指南書ではなく、自分のスタイルを大切にしたエッセイ本」なのだとか。
「私はあまりルールを決めず、子供の自主性に任せるスタイルでした。朝起こすときも、命令口調ではなく、ちょっとした心理作戦で起こすようにしていました。」

また、娘との関係についても、「彼女のボーイフレンドと3人で食事に行くこともある」と、親子関係の良さが伝わるエピソードを披露。
「私が誘うのではなく、彼女や彼氏の方から食事に誘われることが多いですね。親として見守る立場でありながら、自然に関係を築けているのが嬉しいです。」

ボルダリングへの情熱
濱田さんが長年続けている趣味のひとつがボルダリング。2011年に娘と訪れた遊園地のアトラクションがきっかけで始め、以来10年以上続けています。

「最初にやったとき、本気を出してしまって、その日の最高タイムを記録してしまいました。そこからハマってしまい、今では週に2〜3回はジムに通っています。」

ボルダリングの魅力について、「単なる筋力だけでなく、頭を使ってエコな登り方を考えるのが面白い」と語ります。俳優業とのバランスについては、「クライマーとしての腕が目立ちすぎるとドラマに影響が出るので、多少セーブすることもある」と笑います。
「実は、撮影中にはマネージャーに控えるよう言われることもあります。でも、体を動かすことは私にとって大事なことなんです。」

「クライマーとしての自分、母親としての自分、俳優としての自分、それぞれ違うけれど、すべて私の一部。それが今の生き方になっています。」と話す濱田マリさん、次回の放送では、さらに今後のキャリアについて伺っていきます。
  • この記事をポストする

俳優への転身、そして大好きなナレーションの仕事

2025/02/08
今日も俳優・濱田マリさんのライフストーリーを伺いました。

音楽から俳優へ:意外な転身
名バイプレーヤーとして数多くのドラマや映画に出演する濱田マリさん。
その演技の道へのきっかけは、モダンチョキチョキズのミュージックビデオにありました。
レコーディングやライブと並行してミュージックビデオの制作の中で、歌詞の世界を映像で表現する楽しさを知った濱田さん。
「演じる」という行為に魅了され、監督の演出を受けながら作品を作り上げる過程に没頭し、「もっとやりたい!」という思いが募っていったのだとか。

俳優デビューのきっかけ
そんな彼女に転機が訪れたのは、1997年に出演した『恋のバカンス』。明石家さんまさんの恋人役という大役を務め、この機会をきっかけに、濱田さんは俳優としてのキャリアをスタートさせます。
初めての俳優の現場について、濱田さんは「全然緊張しなかったし、とにかく楽しかった」と振り返る濱田さん。スタッフや共演者に囲まれながら、演じることの楽しさを存分に味わい、俳優業への道を確信した瞬間だったようです。その後も、『カーネーション』や『マッサン』、『アンフェア』など、シリアスな役からコミカルな役まで幅広く演じ、多くの作品で印象的なキャラクターを残しています。

声優・ナレーターとしての活躍
俳優業にとどまらず、ナレーションや声優の分野でも活躍している濱田さん。1998年から7年間、テレビ朝日系列の深夜番組『あしたまにあ〜な』のナレーションを担当し、関西弁のツッコミが特徴的な語り口で人気を博しました。

また、スタジオジブリのアニメ映画『猫の恩返し』では声優に挑戦。その経験は本当に貴重だったと振り返ります。

来週は、濱田さんのプライベートにもフォーカスします。
  • この記事をポストする

音楽との出会い、そしてデビュー

2025/02/01
今月は俳優・濱田マリさんのライフストーリーをお届け。
今週は、学生時代のお話を伺いました。

その存在感で、パッとその場が明るくなる感じがする濱田マリさん。
まずは、土曜日の朝の過ごし方について伺うと・・・
「土曜日の朝はめっちゃゆっくりしてます。平日と違った独特の空気感があるので、私は家でのんびり過ごすんです。絶対に出かけません。」そう語る濱田さんですが、誘われたら「絶対行く」と笑います。「この矛盾、変わらないですね。」

そして、特徴的で長年全く変わらないお声については、
「3年前からボイストレーニングを始めたんです。若い頃は『ボイストレーニングなんて』と思って自己流でしたが、今では昔より高い音が出るようになりました。」と語ります。

幼少期から実家のクリーニング店を手伝っていた濱田さん。最初は嫌々ながらの手伝いでしたが、次第に仕事の楽しさに気づき、お客さんと接することの喜びを感じるようになったと振り返ります。仕上がった洗濯物が綺麗になって戻る光景を見て、ものごとを丁寧に積み重ねる大切さも学んだのだとか。
そして、中学時代は器械体操部に所属し、高校も強豪校へ進学した濱田さん。周囲のレベルの高さに圧倒され、挫折を経験しました。厳しい練習を乗り越えようと努力したものの、自分の限界を感じたことで別の道を模索するようになったといいます。

音楽との出会い
「器械体操をやめた後、何もなくなってしまって腐っていたんです。そんな時、クラスメートのひろこちゃんがライブハウスに誘ってくれて、そこで音楽に出会いました。」と音楽との出会いを話してくれた濱田さん。
音楽好きの友人たちと過ごす中で、バンド活動にも自然と関わるようになり、ステージに立つ楽しさを知ることに。

アマチュアバンドでの活動を経て、「モダンチョキチョキズ」のボーカリストとしてスカウトされ、1990年にバンドに加入。
メンバーは演奏技術が高く、音楽に真剣に取り組みながらも、関西ならではのユーモアを交えたスタイルが特徴だったと語ります。パフォーマンスの中に演出を取り入れることで、音楽をより楽しめるものにしようという考えだったのだとか。

音楽活動を通じて、自分が必要とされていることを実感し、自己肯定感が高まったと話す濱田さん。また、当初は音楽活動に否定的だった両親との距離も縮まり、父親がライブを観に来てくれたことが大きな転機になったと振り返ります。「(父親が)ライブに来てくれた時、『音楽を続けてきて良かったな』と心から思いました。」と語る笑顔が素敵でした。

来週は、音楽の世界から演技の世界へ!
転身を遂げた濱田さんのキャリアに迫ります。
  • この記事をポストする
Page Top
|| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 ||