世界を駆ける上原ひろみ、音楽と共にある日々
日本と海外を繰り返しつつライブを行う上原さん。ツアーに付きものなのが「荷物の納失」。GPSで荷物を簡単に追跡できる時代になっても、移動の多いミュージシャン生活では、荷物がついてこないことも日常茶食。ツアーで回っていると、荷物がやっと届いた頃には、すでに次のコンサートの地に移動していることも多いのだとか。
ラーメン愛が生んだ名曲「Yes! Ramen!!」
SNSでも頻繁にラーメンの写真や動画を投稿している上原さん。自分の曲で好きなものは?との問いにも「Yes! Ramen!!」という曲を挙げるほど。ラーメンが世界に広がる様子に感銘を受け、ラーメン大使(自称)として活動中。
特に海外のラーメン文化発展には感動しており、
この20年で、ラーメンは実際に世界でもメジャーな日本食斎に。「宗教や文化は違えども、ラーメンを通じて繋がる」実感があるのだとか。
「オランダやチェコで現地の人がラーメン屋を開く姿を見ると、自分も頑張ろうと思う」と語ります。
実は18歳の頃、三鷹にあるラーメン屋「一圓」でアルバイトしていた経験も。厨房には入らず、ピアニストへの夢を抱きながらホールを担当していたそうです。
オフの日の楽しみは赤ワイン!
音楽漬けの毎日を過ごす上原さんですが、オフの日には旅先で出会った美味しい赤ワインを楽しむことも。ツアー中に訪れた町のワインを持ち帰り、思い出を振り返りながら味わう時間が楽しいのだとか。
ストレスとの向き合い方と、未来への思い
「心か体、どちらかが元気なら乗り越えられる」と語る上原さん。スランプを感じるときも、続けることを信条にしているそうです。
また、将来については「自分の未来にわくわくしていたい。音楽の先輩たちが皆、生き生きしてるので、私も目指したい」と話してくれました。音楽の世界で70代、80代になっても前を向く先輩たちに影響を受け、自らもそうありたいと感じているのだとか。
「一番一番を大切に」
相撲の力士たちが語る「一番一番を大切に」という言葉に共感する上原さん。ライブも一つひとつ、常に全力で向き合う姿勢を変えることなく貫いています。
「今日どれだけいいライブができても、明日のお客様には関係ない。だからまた明日も全力で。」
20年以上のキャリアを経ても変わらない情熱と誠実さがたっぷり感じられるお話となりました。