木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

Flowからのお知らせ

  • ★みなさんに嬉しいお知らせで〜す!

    ★拓哉キャプテンの3枚目となるオリジナルアルバム「SEE YOU THERE」が
     2024年8月14日にリリース!
     MVも公開されています!
     詳細は「オフィシャルサイト」をチェック!

    Spotifyでは現在、拓哉キャプテンの1st アルバム、「Go with the Flow」、
    2nd アルバム、「Next Destination」が絶賛配信中です!
    Spotify 限定配信となりますのでたくさん聴いてくださいね!

    さらに!Spotifyでは「木村拓哉 Flow 〜リスナーの「人生の一曲」プレイリスト」も公開中!
    番組宛に届きましたリスナーさんにとっての「人生の一曲」をまとめたプレイリストもたくさん聴いてくださ〜〜い!

    ★只今、Flowでは 「あなたにとっての“人生の一曲”」 を募集中です!
    エピソードと共にあなたの人生の一曲を教えてくださ〜い!
    みなさんからの メールをお待ちしています!

    さて今回のFlowは……

    拓哉キャプテンと“親交”のある方から“はじめまして”な方まで、
    様々なステキなゲストをお迎えしてお送りする「Flow」!
    12月のマンスリーゲストは・・・
    拓哉キャプテンと数々のドラマ、映画で共演をしている
    俳優の小日向文世さんさんがゲストです!
    お楽しみに!

    そして!!
    番組公式「X」「@flowsaaaan」のチェックもお願いします!
    ハッシュタグ「 #フロウさん 」を使って、
    番組の感想や木村さんにやってほしい事などをポストしてみんなで繋がりましょう!

ON AIR REPORT

2025年12月14日

Flow 第三百八十五回目「拓哉キャプテン × 小日向文世」Part1

今月のマンスリーゲストは、これまで数々のドラマ、映画で共演させていただている、俳優の小日向文世さん!
どんなトークセッションになるのか!? お楽しみに!


小日向さんに関しては、こんなメッセージを頂きました!

【山口県 ポンポンプリン 34歳 女性】
キャプテンこんにちは。初めてメッセージをします!
今日はこのFlowにゲストとして来ていただきたい方がいるのでメッセージしました。
昨年7月のマンスリーゲストでした、天海祐希さん主演の「緊急取調室」シリーズが、12月の映画をもってFINALとなります。
私はこのシリーズが好きで連続ドラマを欠かさず観ています。
そこで、このシリーズにレギュラーとしてずっと出演されとおり、キャプテンとも親交深い小日向文世さんを是非Flowのマンスリーゲストとして招待していただきたいです!
以前からキャプテンのお話を聞いていて、キャプテンと小日向さんとの掛け合いを聴きたかったのでメッセージをするなら今だと思いました。
よろしくお願いします。


木村:っていうメールを頂いてます。

小日向:この間、木村くんね…。

木村:はい。自分が「徹子の部屋」の番組収録にお邪魔して、スタジオに行ったら、「今日は天海さんとか、こひさんとか、皆『キントリ(緊急取調室)』の撮影でいらっしゃいますよ」って言われて、「じゃあ、後で行ってみよう」っていう話になって。それで、お邪魔したんですよ。
そしたら、前室に…スタジオの前のスペースにこひさんとか出演者の皆さんがいらっしゃって。それでこひさんと会えたから、もう僕はかなりリラックスモードになり。それで「天海さんって今…」って言ったら、「あ、今スタジオだよ」って言って教えてくれて。
でも一応、今から撮るシーンがちょっとメンタル重めだったりとか、ちょっとナーバスなシーンだったら嫌だな、と思って、こひさんに確認したら…(笑)、「このシーンは大丈夫だよ」って言って(笑)。

小日向:(笑)。

木村:そしたら「行こう、行こう」って言って、こひさんがセットの中に誘ってくれて。で、全「キントリ」のスタッフ…技術スタッフから何からもう本当に全スタッフがセットの中にいらっしゃって、カメラ前に天海さんが座ってらっしゃって…。あれ、空気的には結構緊迫してましたよね?

小日向:でもね、あの日、あそこは、「キントリ」のスタジオもあれば、「徹子の部屋」のスタジオもあるじゃない? それで、その日に来るゲストの名前が書いてあって、「え、今日は木村くん来るんだ!」って思って。
僕らの方が先に入って撮影してたから、「いつ来るの? いつ来るの?」って、「木村くんが来たら、絶対こっちに呼ぼう」って話してたの。だから、もうすごい待ってたの。天海ちゃんもすごい楽しみにしてたし。

木村:え、本当ですか?

小日向:うん。それでほら、あの時もさ、中に入ってったら、スタッフが全員「Believe」の時のスタッフだったでしょ?

木村:そうそう。

小日向:プロデューサー陣も皆「Believe」の時のプロデューサー陣だし。だから、「木村くんが『キントリ』の現場に来た!」って言うよりも、「また久しぶりにこっちのチームに来た」っていう感じだったよね。

木村:でも僕からすると、やっぱり出演者の方々も皆さん「うわ…」って言う。田中(哲司)さんが喫煙室からふって出て来られたりとか。

小日向:田中てっちゃんだって「Believe」で一緒だったもんね。

木村:そうそう、一緒でした。

木村:でも、セットに入っていって「さすがだな」って思ったことがあって。天海さんが「やっぱすげえ頭の回転だな」と思ったんですけど、その場で「久しぶり!」とか、「今日はあの番組の撮影でしょう?」とか、立ち話が始まるのではなく、「せっかくだったら、ちょっとあっちに行って貰っていいかしら?」って言って、カメラとかスタッフが一切いなかった取り調べ室の方に僕を誘導してくれて。
俺も「ここが、いつも取り調べで被疑者の人が座っている、窓を背にした“窓バック”のところか。皆そこに座ってんだな」、と思って、自分からそこに座ったら、天海さんが対面の椅子に座って。いきなり、即興の…(取り調べの芝居が始まった)。

小日向:いや、俺、木村くんもさすがだと思ったよ。だって普通に始まったじゃん。

木村:いや、「始まったじゃん」って、天海さんが始めるんですもん。

小日向:だから、それに合わせるのがすごいな、と思った。俺が逆の立場だったら、「いやいやいや! もういい!」って言って逃げたくなるもん。

木村:急に、「あなたは、仕事をいきなりタクシー運転手に変えて、それでアリバイが成立すると思ってるんですか?」っていうのがいきなり始まって。

小日向:すごいよね。

木村:「は? 別に逃げてるつもりじゃないですし、仕事してただけです」みたいな感じで始めたら、「はあ」ってため息つかれて。しばらくずっとやってましたね。そしたら、カメラマンさんとか技術のチーフの方が、簡易的なデジカメを持ってきて急に回し出したから、「それ、何に使うんですか?」って言って。
それで、しばらくわちゃわちゃ楽しい時間を過ごさせてもらった後に、なぜか知らないけど、僕が「キントリ」の出演者の皆さんと「集合写真撮らせてください」って言われて、「あ、はい…」ってなって、「お邪魔しました」って言って。
いやでも、すごい貴重な一瞬でした。

小日向:とってもいい時間だった。現場が中断されるっていう、「なんだ、今まで集中してやってたのに」とか、そんなの全くなくて、現場がとってもいい感じの空気感になって。

木村:そう言ってもらえて…。

小日向:穏やかな木村くんもね。やっぱり撮影がないからか何か知らないけど、すごいリラックスしてたしさ。

木村:いやでも、リラックスしてたっぽく見えるかもしれないですけど、やっぱり「徹子の部屋」さんの後はクタクタでしたよ。

小日向:だって、山田洋次さんも一緒だったんでしょ?

木村:はい、一緒でした。タイトルは「徹子の部屋」っていう番組タイトルですけど、久々にお邪魔してわかりました。あれは「テストの部屋」です(笑)。「合格か否か」っていう。

小日向:すげえ(笑)。

木村:「本当に頭の中には飴が入ってるんですか?」って聞いたら、「入ってますよ。でも、心の綺麗な人にしかあげませんけど」って言われて「はい、わかりました」って言って。「じゃあ、今いただけないってことは、アレっすよね?」って言ったら、「いや、まだわからないですからね」って言われて。で、最終的には…。

小日向:本当にここから出したの?

木村:耳後ろぐらいからスポッと出して、「はい。あなたは心が綺麗だからあげます」って仰って、ひと粒頂きました。

小日向:うわ、ちょっとそれ欲しいな。

木村:いや〜、心が綺麗な人しか貰えないらしいですからね。どうですかね?

小日向:(笑)。魔法の飴みたいだね。後ろから突然出すの?

木村:本当に。黒柳さんはずっといつもの定位置にお座りになられたままだったので、誰かが来て仕込むとか、1回はけて「ちょっと入れてもらえる?」みたいなタイミングとかは1回もないんですよ。

小日向:じゃあ入ってるんだ。

木村:俺も本当にびっくりして。もちろん、食べれないですよ。

小日向:とってある?

木村:ありますよ、この中に。

小日向:おお〜。でもそれは大事にした方がいい。御守りに。

木村:そうですね。
あの、話が脱線しまくりなんですけど。オープニングで軽く触れさせて頂いたんですが、もう本当に小日向さんとは色んな作品で共演させて頂いております。
2001年…24年前か。「HERO」のテレビドラマで初めてご一緒させて頂いて、2007年の劇場版だったり、2014年の第2期の「HERO」だったりとか、そのあとの2015年、また劇場版の「HERO」でご一緒して。2019年「マスカレード・ホテル」、2021年「マスカレード・ナイト」。そして2020年に「教場」、2021年「教場II」、2023年、「風間公親−教場0−」っていう。
そして2024年に…、これはまたちょっと今までのこひさんとの役の設定がガラッと変わりました。「Believe−君にかける橋−」というテレビ朝日さんのドラマで。もう、あの時のこひさんはきつかったですね。磯田社長。

小日向:木村さんとご一緒するやつって、大抵シリーズ化するって言うかさ。だから、「HERO」の最初から24年経つんだけど、種類的には、「HERO」、「マスカレード」、「教場」でしょ? この3種類なの。ただそれぞれが結構長きに渡って…。

木村:そうですね。本数も多いですもんね。

小日向:そうなの。だから「Believe」が、そういう意味では初めて木村くんと違う感じで共演できたな、っていう感じで、あれはすごい新鮮だった。ちょっと対立するじゃん。

木村:いやいや、「対立」どころじゃなかったですよ。本当にもう、すげーえげつない社長の役やってましたからね。

小日向:(笑)。最後の面会室の、あそこのシーンもすごい。

木村:逆だったんですよね。

小日向:そうそう。木村くんが留置されてるのかと思ったら、実は俺だった、っていうね。

木村:狩山陸の方が面会に来てるっていう。

小日向:木村くんとああいうふうにお芝居できたのはすごい新鮮だった。

木村:でも、割とワードの量が…「マスカレード」も多いんですよね。こひさんの役の能勢さん。能勢さんのセリフ量も結構あって。

小日向:あれも新鮮だったね。やっぱり「HERO」の木村くんの役が久利生で、俺の役が…末次ね。だからさ、そういう関係でずっとやってたから、「マスカレード」の能勢って役はすごい新鮮だった。ちょっと年上の刑事でね。あれは面白かったな。

木村:先輩風を吹かせないんだけど、「わかりますよね?」っていう、常にトスバッティングのトスを上げてくれる先輩刑事、っていう感じでやってくれてましたね。

小日向:例えが上手いな〜(笑)。

木村:そして今回もご一緒させて頂いております。2026年に2部作として公開になります、「教場」。前編が「Reunion」。そして、後編が「Requiem」。

小日向:これね、誰だったっけな? 試写室で前編を観た人が…。

木村:「Reunion」をもう観たの?

小日向:まだ編集段階でざっと繋げたやつだと思うんだけど、「すごい良かった」って言ってたよ。

木村:へえ〜。

小日向:それで、あんまりこれを言うとアレだけど、“あそこ”が効いてるらしいのよ。

木村:あそこ、効いてたんですか。

小日向:あれが効いてるらしい。今、予告出てるでしょ?

木村:予告は流れましたね。ティザー映像みたいなやつ。

小日向:すごいいいよね。教場の生徒たちの、バッ! やっぱりあれは決まってるね。

木村:だって、あれができるまでやりますから(笑)。

小日向:そうでしょ。やっぱりあれにこだわる感じが予告編に出てる。すごい! あれ、実際の教場では、あそこまで揃わないよね、きっと。

木村:自分も1作目、2020年の「教場」をやらせて頂く際に、実は見に行ったんですよ。

小日向:それは、木村くんが来てるってことは内緒にして?

木村:はい。学校長にはアポイントを取らせて頂いて。

小日向:それでどうやって見たの?

木村:実際に授業中の感じを廊下からこっそり。あと、銃剣道の授業、逮捕術だったりとか、あと点検だったりとか。

小日向:どうだった?

木村:僕らが作らせていただいてる「教場」っていう、長岡さんが原作で作ってくださってるあの世界観って、それこそ35年前ぐらいの警察学校で。

小日向:それまでは続いてた感じ?

木村:作品の中でもワードで出てきますけど、「ふるいにかける場所」っていうことで、僕らは作らせてもらってるじゃないですか。なんですけど、現在の警察学校っていうのは、「ふるいにかける」というよりかは、「いかに皆が途中で諦めることなく、最後まで育成し世に送り出すか」っていう方針らしいので。

小日向:育てるって感じだ。なるほどね。

木村:その時お邪魔した際の学校長にも「僕もこの作品は読んでますけど、今現在は違いますよ」っていうことはちゃんと言われました。

小日向:じゃあ風間みたいな人はもういないんだね。

木村:あれはヤバいんじゃないですか?

小日向:ね。俺が風間公親っていう役を演じることは絶対にないと思うけど、俺だったら絶対駄目だろうね。

木村:何でですか(笑)。

小日向:いや、駄目だよ! 多分あんな空気は作れないもん(笑)。

木村:いやでも、北野監督の作品に出てくる、「先輩、勘弁してくださいよ」って言ってから、急におっかねえ刑事になるあの瞬間とか、相当怖いっすよ。

小日向:(笑)。ちょっとあれは特別だったね(笑)。

[OA曲]
なし

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