2026年06月21日Flow 第四百十二回目
今月は、みなさんから頂いたメッセージを元にトークしていきます!
最後までお付き合いよろしくお願いします。
最初のメッセージはコチラ!
【大阪府 スターファルコン 34歳 男性】
こんにちは。
6月ですね。
雨が多いので散歩が好きな僕は憂鬱です。
木村さんは雨の日はどう過ごしていますか?
オススメがあれば教えて欲しいです。
木村:これね、雨の日は僕も憂鬱ですね。せっかく、なにもない「よし、どうする?」って思った時の、雨ね。
犬もそこで「本日終了」な感じ(笑)。「本日終了」ってすごく大げさな言い方だけど、彼らの表情を見てると、終了感が半端ないですよ。あの「あー…、雨…」っていうテンション。まあ、自分のテンションが彼らに移ってしまうのかもしれないけれども。
ランドセル背負って学校行ってた時なんかは、水溜まりができていると、「えへ」って思って、そこで“いかに水しぶきが飛ばせるか”みたいな感じで(遊んだ)。長靴の中に水が入って歩いてたもんね。ジョブジョブ歩いてたよね。今はもう、あれは気持ち悪いからやらないですけど。
車を運転している時とか、たまにない? 人もいないし、通行している自転車も歩行者もいない。対向車もない。でも、あそこに水たまりがある。…ってなった時に、ちょっと行きたくなる感じあるんですよね。それは、小学校の頃からそんな変わってねえのかな? って思うんですけど(笑)。
あ、でも、雨の日にあえて車出すのは好きかもしれないですね。
あの瞬間よくない? 信号に引っかかってふーっ停まった時に、天井の雨量がすべてフロントガラスにドォーって流れてきたのを、ワイパーがブワーって一回どかす感じの、あの水の量。あれ、気持ちいいよね(笑)。あれ結構好きです。
あと、車だから可能なんですけど、ルーフトップに溜まった水滴。結構僕は「ああ…」という。雨なんだけど、なんか毎回違う表情を見せるルーフトップの水滴は、好きかなあ、と。
雨の日、皆は何してる? まあ、普通は家にいるのか。あんま出ねえのか。なんか出たくなっちゃうんだよな。
続いてのメッセージはコチラ!
【東京都 パティ 65歳 女性】
木村さん…いまだに「今晩バン」と書きそうになるベテランクルーです。
夏野菜が美味しくなる今日この頃ですが、キュウリの塩ズリをするたびに木村さんの顔が浮かんでしまう病にかかって長いです。
ここまでくると治る見込みはないですね…。
木村さんの中のスケベな兄さんによろしくお伝えください。
木村:あ、元気みたいですよ? でも、なんでパティさんは、キュウリの塩ずりをするたびに、俺の顔が出てくるんですかね? 別に、キュウリの塩ずりとか板ずりとかは調理法ですから、全然普通なんですけれども。
当初、僕が夜の時間にTOKYO FMさんでラジオをやらせてもらってた時は、もう7割ぐらいそういう話してましたよね。いやでも、どうなんだろう? スケベな兄さんもご無沙汰ですよね。
でもさ、今は世の中的にも、コンプライアンスっていうものが整った状況にあるわけですよ。試験的に始めたものが、いつの間にか試験的なプロトタイプではなく、もう“コンプライアンス”っていう製品として整った状況で、あのスケベなお兄さんを登場させての全国38局ネットをやった場合、…“すぐ”でしょうね(笑)。きっと(笑)。いや、“何”とは言わないが、“すぐ”だよ(笑)。もうすぐに部分的に切り取られて、あっという間。見え隠れっていうか、もう見えてるよね。だから多分、スケベな兄さんは今居どころがないんじゃないかな?
いや、ちゃんといるよ? いることはいるよ? 発言しないだけで。傍にはいてくれるよ。で、元気にもしています。ちゃんと。感覚だったり、アンテナだったりは、相変わらず感度も良さそうだし。ちゃんとしっかりしてますけども、しゃべらせることは、俺がさせない。それだけ(笑)。
続いては相談のメッセージが届いています。
【大阪府 アメカジ大ちゃん 38歳 男性】
木村キャプテン、いつも素敵なラジオを放送してくれて、ありがとうございます。
今私は悩んでいます。現在働いている職場の同僚の方々のことです。
自分で言うのは何ですが、私は目標を持ち、熱く働いています。
しかし他の同僚の方々は「がんばっても仕方ないよ」や、「適当にやればいいよ」などの言葉が飛んできます。
その同僚たちの言葉や仕事態度に流されそうになることも日々あります。
仕事で落ち込んだ時にその言葉が頭の中で一杯になり、やる気が底をつきそうな時もあります。
キャプテンはとても厳しい世界でお仕事されているので、そういった現場ではないでしょうが、現場のマイナスな言葉に引っ張られそうになった時が仮にあったとしたら、どう自分自身の心を、やる気ある気持ちに変えていますか。
お答えいただけたら、とても有り難いです。
木村:これは厳しい状況ですね、アメカジ大ちゃん。「頑張っても仕方ないよ」って、一緒にいる奴が言ってるのはすごいね。「適当にやればいいよ」って。
でも、同僚とアメカジ大ちゃんの関係性と、アメカジ大ちゃんの仕事のクオリティっていうのは、俺は一緒にする必要ないと思うから。
いや、これは、俺は現場であんまりないな。「頑張っても仕方ないよ」は多分いないっすね。いたとしたならば、どうなるかな? 「ふーん、そうなんだ」、「へぇ~」って言うしかないよね。
だからそれを否定するのも、アメカジ大ちゃんのエネルギーの無駄遣いになっちゃうよね。その分ちゃんとアメカジ大ちゃんがやるお仕事、アメカジ大ちゃんの責任に対して、もっとカロリーを消費してほしいなと思うから。ちょっと切ないかもしれないけど。
それに向き合うことによって、アメカジ大ちゃんのお仕事のクオリティを下げてほしくないからなぁ。めげずに。
大ちゃんには、こういうストレスを全てすっ飛ばせるような騒げる場所を用意しておきたいなと思いますので、大ちゃんも大ちゃんで、今は踏ん張ってください。
何かあったら、またメールください。お願いします。
続いてのメッセージはコチラ!
【ニュージーランド たくろう 27歳 男性】
キャプテンに相談です!
現在僕は27歳でニュージーランドに住んでワーキングホリデーをしています。
今はYouTubeを撮ったり、海外で仕事をしたりと充実していますが、30歳目前となり、このままこの生活をしていていいのか、日本でしっかりと安定して働いた方がいいのか悩んでいます。
周りの友人は結婚や昇進などしていて、僕は自分のやりたいことを続けていて良いのか、時々不安があります。
拓哉キャプテンは周りとは違うことをすることに不安や孤独感などは感じますか。
木村:やっぱり肯定してほしいんですよ、きっと。「いいんだよ」っていうふうに。「いいんだよ」って言ってもらえると安心するもんね。
周りとは違うことをするっていうのは、もちろん僕も不安がありますよ。「やってみる?」とか、「へ~、前例がないんだ」みたいな時は、多少の不安ありますけど、ドキドキの方が不安より勝るんですよね。「前例がないんだ。へ~」って、両眉が上がる感じ?
でも、孤独感はないかな。やっぱりスタッフがいてくれてるし。あと、良くても悪くても、身近にそれを受け取ってくれて、リアクションしてくれている皆もいるし、家族だったりもいるし。孤独はゼロですね。
でも、このニュージーランドのたくろうは、『周りの友人は結婚とか昇進をしている』っていう。だからたくろうがそれを望むのか、何を幸せと思うのか、何を豊かと思うのか、っていうことだと思うんだけれども。
時々、ニュージーランドで不安になってるのかな? でも、ニュージーランドはいいよね。いいところだよね。
豊かすぎると怖くなる時があるのかな? 幸せと豊かさでキャッチすればいいんだけど、それにお釣りがついてくるって言うか。だから、“物は言いよう”じゃない? “ないものねだり”というかさ、“隣の芝生(は青い)”じゃないですけど。
逆に皆からすると、たくろうは「お前、こんな豊かな時間過ごしてんの?」、「いや、皆してえんだぞ、それ」っていうふうに思われるかもしれない立場にいるとは思うんだけどもね。
でもさ、逆にそういう友達がいるんだったら、不安になったら、辛いこと、大変なことっていうのもたくろうは聞けるわけじゃない? 自分1人が頭でっかちで考えていくから不安になってしまってるんじゃないかなぁ、とは思いますけどね。
まあでも、たくろうはきっとニュージーから帰国のタイミングで、非常に見えるんじゃない? もう1回、帰国前にメールしてくれないかな? 待ってます。
[OA曲]
Wanna Be Startin' Somethin’/Michael Jackson
2026年06月14日Flow 第四百十一回目
今月は、みなさんから頂いたメッセージを元にトークしていきます!
最後までお付き合いよろしくお願いします。
まずはこちらのメッセージから!
【東京都 あお 64歳 女性】
キャプテンこんにちバン!
インスタ開設6周年、おめでとうございます!
2020年5月8日に初投稿だったみたいですね。
いつもキャプテンのあったかい気持ちを感じることができて、今ではなくてらならないツールになっています。
これからもいろんなことを聞かせてください。よろしくお願いします。
木村:このラジオもそうだったんですけど、「気づいたら何回過ぎてた」とか。普段、あまり“何年”とか“何回”っていう感覚を持ち合わせていない性質なので、自分のことなのに他人事な感じで「へー」っていう。ああ、そうなんですね。
確か始まりは、新型コロナウイルスの影響でパンデミックっていう状況に追いやられて、で、“ステイセーフ”“ステイホーム”ってなって、“自粛”っていう。まあ、しょうがないよねっていう状況に追いやられたんですけれども、「そういうところでタッチできるのないかな? あ、あるじゃん」と思ってやらせてもらったんですけど。
英語では「Let's keep in touch」って言って、「じゃあね、バイバイ」っていう感じで目の前からはその人の存在はなくなるけれども、気持ち的につながっていこうね、っていうワードがあるんですけど、まさにその感覚というか、どっかでつながれたらいいかな、っていう、そういうスタンスで始めさせてもらったので、そのスタンスは今も変わってないです。
「本当になんでもないけど、俺がいるところはこんな感じ。皆はどうかな?」っていう。
あと、本当に嫌なことだったりとか、本当に辛いことがもしあったとしても、ネガのマインドはそこに置きたくないんですよ。
どんなに自分が、もうクソみたいな状況、思いになっていたとしても、その中で絶対に、自分が温かい気持ちになれる瞬間だったりとか、嬉しいって思える瞬間だったりとか、ありがとうって思う瞬間だったりとか、そこには何ミクロンでもいいからポジのものがあるだろうって。繋がっておきたいな、っていうところをネガな気持ちで汚したくないっていうか。
今もその感覚ではいるかな。
(記事を)見返すことはないです。皆は見返すの? 日記って、皆は読み返す?
「あれはいつだったっけ?」っていうので遡ることはある。「あれ、買ったのいつだっけ?」みたいな、それが定かでない時に遡るけど、まあ、それぐらいかな?
もう完全にカメラロールですね。文章なんて一回も見ないし。
それを毎日やらなきゃ、っていう使命感ではないですね。皆も、そういう使命感的な感覚ではなく、「あいつ何してるかなー?」っていう感覚ぐらいでタッチしてもらえたら嬉しいかな、と思うんで、お付き合いをお願いします(笑)。
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【滋賀県 きょうこ 46歳 女性】
キャプテンこんにちは。
私は、この春から転職をし、頑張っています。
人間関係もまだ出来上がってなくて、仕事も一つ一つ覚える毎日です。
そこで、キャプテンに質問です。
今、本当に、人のふところに上手く入る方法を探しているのですが、キャプテンは厳しいと言われる芸能界でこうして一線で活躍されるには
努力とコツがあると思っています。
そのコツ、ぜひ教えて下さい。
この時期、同じ悩みの人がいると思うので、よろしくお願いいたします。
木村:『厳しいと言われる芸能界で』って書いてありますけど(笑)。うーん、どうですかね? 別に芸能界は関係ないと思うんですけど。
あと、きょうこの言う『人のふところに上手く入る方法』ってあるんですか? 僕自身は、「人のふところに入ろう」っていう思い、モチベーションにあまりなったことがないのですが。
でもきょうこ的には、転職をされて人間関係もまだ出来上がってないから、そこが構築できたらな、って思ってるわけでしょう?
俺思うんだけど、まずは挨拶。もう本当に単純なこと。スポーツをやるにしても、何をやるにしても、準備運動ってするじゃん。準備運動的なレベルになっちゃうと思うんですけど、相手の目を見て挨拶。ちっちゃい声じゃなく。聞こえてない挨拶ってしてないのと一緒だと思うんで。
「おはようございます」なのか、「お疲れ様です」なのか、「お先に失礼します」なのかわかんないけど。まずは相手の目を見て。
あとは返事も、その相手に対してしっかり届いている返事をする。
でも、挨拶も返事も両方そうなんですけど、相手のことをしっかり捉えていれば、感じていれば、次に出てくる言葉も返事も迷うことないんじゃないかな、って思うのですが、いかがだろうか。
きょうこも、「こうなりました」っていうのを今度送ってください。待ってます。
続いてのメッセージはコチラ!
【東京都 マロ 42歳 男性】
キャプテン、こんにちは。
いつもゲストとのトークをニヤニヤ聴きながら楽しみにしています。
自分はコロナ禍の真っ只中、17年間勤めた会社を辞めて独立しました。
正直、不安もたくさんありましたが、「やって後悔、やらなくて後悔」、もし後悔があったとしたとしてもやってから後悔したいと思い飛び込みました。
そこから無我夢中で走り続け、気づけばあっという間に5年が経過。
当初思い描いていたストーリーと違う部分もありますが、大変なこと以上に“自分の人生を生きている感覚”があり、やり甲斐を持って6年目を迎えています。
そこでキャプテンに質問です。
人生の大きな転機や、「ここで決断しなければ」という場面で、何を考えて前へ進んできましたか?
自分の決断を信じ切るために大事にしていることがあればぜひ聞いてみたいです。
木村:これもすげえな。よく飛び込んだね!
コロナ禍っていろんな選択を強いられたし、いろんなことを思い込まされたって言うか、そういう時期だよね。1つの「これが通常。当たり前」だったものがそうじゃなくなった瞬間って、本当に皆の中でも大きかったと思うし。
だって俺も、他の方たちがリモートで会議をされたり、いろんなミーティングをされているのは、テレビだったり、いろんな情報ツールで、「ああ、今こうやってんだ。へえ」ってちょっと感心してたけど、いざ、自分がリモートっていうのを初めて経験した時に、「こんな伝わんねぇの初めて」っていうぐらい、伝わらなさにびっくりしたし(笑)。
きっとマロもいろんな想いがあって、「やって後悔、やらなくて後悔」ならやってから後悔したいと思って飛び込んで、今5年が経過して。すげえな。何やってんだろうね?
まあでも、いつになっても、どういう状況になっても、決断しなきゃっていう瞬間はきっといっぱいあるよね。
でも、「俺が」「あたしが」っていう一人称で考えると、自分の決断って責任も全て自分が背負う重荷になってしまうのかなって、僕は思うんですけど、結局、一人称のことってあんまりなくないですか?
その「YES or NO」の決断をを決める時に、YESを選ぼうが、NOを選ぼうが、きっとその先には相手がいるし、僕は、その相手とのことを考えて選ぶ「YES or NO」になってる気がするんですよ。
今の立ち位置で見えるもので、「YES」「NO」を直感で考えている自分、決断している自分がいるかもしれない。もちろん、その直感も大事だと思ってるんだけど、そのYESの先に、皆のどんな表情、感情、想いがあるか、生まれるか、っていうのを想像するかな。
42歳のマロは何をやってるんだろう? 『自分の人生を生きている感覚がある』って、何かかっこいいですね。
また何かあったら、連絡ください。
続いて、話題はがらっと変わってコチラのメッセージ!
【東京都 chie 70歳 女性】
木村さん、こんにちは!
先日配信された「木村さ~ん」最高でした!!!
ギャルもプリクラも私の人生にご縁は無いですが、拝見してすごく楽しかったです!
みんな、いい娘たちでしたね。
木村さんもまるで娘たちと遊んでるみたいで、めっちゃ楽しそうでしたよ。
なんか、ギャルに対する偏見が一気に払拭されるいい動画だったと思います。
それにしても、木村さ~んのスタッフはいろいろ探して来ますね。
木村さんも何だかんだ言っても結局すご~く楽しんでいて、そんな木村さんを見て私も幸せな気持ちで日曜日を迎え、今度はFlowでまた楽しむというルーティンを迎えます。
で、何が言いたいかというと、…、いつも、ありがとうございます!木村さんもスタッフの皆さんも!
木村:まあでも、やっぱギャルに対する偏見ってあるだろうな。そりゃあるよな。最初「うん?」ってなるもんね。それは偏見の入り口を作ってしまうよね。でも、その入り口さえ通ってしまえば、「あっ、こんな嘘のない人たちいるんだ」っていう。
確かに言葉は悪いよ。言葉は悪いけど…。俺さ、思うんだけど、礼儀ってすげー大事だと思うんだけど、礼儀よりも嘘がない方が大事だと思うんですよ。
彼女たちは嘘がないよね。俺、そう思うな。やっぱ嘘がなく来られると、こっちも嘘がなくなるよね。「なんだ、お前?」って思ったことを「なんだ、お前?」って言える感じ(笑)。そういう感覚はあったし、非常に楽しかったなぁと思いますよ。
あ、最近のギャルには伝わりにくいかな…。自分で言うのもちょっとなんなんですけど、パラパラはやったね。やったやった。いろんなステーションでいろんな方と一緒にやりましたね。そういう回を真剣に作るのも、面白いかもしれないですね。
[OA曲]
NIGHT OF FIRE/NIKO
2026年06月07日Flow 第四百十回目
今月は、みなさんから頂いたメッセージを元にトークしていきます!
最後までお付き合いよろしくお願いします。
まずは、コチラのメッセージから!
【鹿児島県 よしみ 36歳 女性】
木村さん、こんにちは。
千鳥さんとの対談楽しく聞かせて頂いてます。
千鳥のノブさんが お父さんから天狗のお面を送られた。という話がありました。
天狗のお面は色んな意味、願いがあります。
真っ赤な天狗のお面を渡されるのは、「魔除け(厄除け)」、「開運招福」、「商売繁盛」、「神通力で困難を切り拓くこと」を願ってのものです。
社会の荒波から子供を守り、力強く活躍してほしいという親からの深い愛情が込められています。
最初は芸人になるのに反対されていたけど、子供のことを心配しない親はいないので、反対してても、芸人の道を選んだ息子を応援する親の応援のメッセージだと思います。
新しく送られてきた天狗のお面大切にしてください。
木村:こういう想い、メッセージが込められているのかもしれないですね。お父さんからお面を渡されたと言っていた千鳥のノブなんですけども、当の本人はそこまで分かってないんじゃないかな、把握してないんじゃないかな、とは思うんですけれども。
上京する際に、ノブのお父さんが真っ赤な天狗のお面をくれた、っていうのは、きっとこういうメッセージがあった上での、天狗のお面だったんでしょうね。だってそれ以外ないですよね。
でも、千鳥とああやって話させてもらいましたけど、そこまでディープな話にはならなかったなぁ、っていう印象はあるんだけど。島にいた時の、お2人の思春期時代の時間の流れが濃すぎて、そこにフォーカス行きすぎてて、今現在の千鳥の話ってなかなかしなかったなぁ、っていう、振り返りなんですけどね。
またお話しできる機会があったら、今のお2人にフォーカスを当ててみようかなと思います(笑)。
続いてはこちら!
【京都府 12畳半 47歳 男性】
木村さん、千鳥さんこんにちは。
私は先日手術を受け、現在療養中でゴロゴロしながらFMを聴いています。
メッチャ暇なんですが、もし木村さんが怪我をして1日ベッドで過ごすとしたら、何をしますか?
木村:このメールの書き出し、『木村さん、千鳥さんこんにちは』って書いてくれてるっていうことは、たまたま千鳥がゲストで来てくれた時のラジオを聴いてくれたそういうタイミングだったのかな、きっと。
これでも、きついなぁ。自分は、この“一日中ベッドで過ごす”っていう経験は、まだないかな? ないですね。
コロナだった時に表に出ちゃいけませんよとか、駄目ですよとか、そういうので家から出ないとか、部屋から出ないとか、そういうのはありますけど、ベッドの上で丸1日過ごさなきゃいけない(という経験はない)。
まあ、この12畳半の『手術を受けて』っていうのが何の手術だったのかが、ちょっと気になりますけど。
辛いね。ベッドの上にいなきゃいけないっていう、これは。本当にもう想像しただけで嫌なんですけど。
うーん、何すっかなぁ? 普段しない分、本を読む、とか。あとは頼っちゃうんじゃない? 配信とかさ、映画観たりだのなんだの、きっとしちゃうんじゃないかな? と思うよ。
差し入れ? いや、差し入れとかはいらない。差し入れはいらないから、「ウス」って言って会って話すだけで、すごい紛れると思うな。
続いてのメッセージはコチラ!
【神奈川県 aya 44歳 女性】
拓哉キャプテン、こんにちは。
新たな個人レーベル「C&C STAGE」設立、おめでとうございます!!
新レーベルを設立するに至った経緯や拓哉さんのCrewへの想いを丁寧に、誠実に話す拓哉さんの声を聞き、拓哉さんがやりたいことを叶えるための新たなスタートなんだと感じ、とてもワクワクしてきました。
そんな決断をされた拓哉さんが頼もしくも誇らしく、そして今までお世話になったビクターさんへの感謝の気持ちを真っすぐに伝えるところに感動しました。
これから拓哉Captainは私たちをどんな航海に連れて行ってくれるのか。
これまでもそうですが、Captainに着いてきて良かったと思う事ばかりなので、きっと新たなSTAGEも素晴らしいものになりそうな予感でいっぱいです。
どこかの騒げる場所でさらに進化した拓哉さんに会える日を楽しみにしています。
いつもCrewの心を躍らせてくれて、ありがとうございます!
木村:そうですね。一応、「こういう形を取らせて頂いた」っていうお話は、この場所で、マイクの前で、思ったことを自分の声で伝えさせてもらったんですけども。それが全てです。本当に。
「付け加えてこうです」とか「あ、これ言い忘れてました」っていうことは特にないし、もう本当にフラットに今こういう判断をして、前に行ってみようかなと思っております。待っててほしいなと思います。
もう1通来ています!
【埼玉県 そらまめ 59歳 女性】
拓哉キャプテン!こんにちワ!
キャプテンの新たなステージへの報告をflowでcrewのみんなと共有してくれてありがとうございます!
今の私にはどんな景色が見られるのかというワクワクしかありません。
私たちcrewはキャプテンが進む方にキャプテンと“共に”進んで行けることが嬉しくてたまらないです。
これから漕ぎ出す海が、晴天の時も荒れている時も、ずっとずっとキャプテンと…一緒にここにいます!
真っ先にcrewに話してもらえた事に改めて感謝を伝えたいです。
キャプテンとcrewの新たなステージに幸あれ!
そして、もう1通!
【石川県 ひろ☆ 64歳 女性】
キャプテン、こんにちは!
C&C Stageの立ち上げとAVEXさんへの移籍のお知らせ、まずはクルーに知らせてくださったこと、ありがとうございます!!!
そして、新しい挑戦、門出、おめでとうございます。
力いっぱいついていきますね。
しみじみとクルーは幸せだなあと感じています。
さらなる幸せを届けてくださると信じています。
どうかお体を大切にしつつ、ぐいぐい行っちゃってください。
木村:ありがたいですね。
この「Flow」というラジオ自体は、全国38局ネットでやらせてもらってる、っていうのもそうだし。あとはまあ、騒げる場所に集まってくれる方たちに、第一優先にお伝えしたいなぁと思ったので、この場をお借りした、っていう形だったんですけども。
この、ちゃんと書いてあるところがいいですよね。『晴天の時も荒れている時も』っていうね。「荒れるんかーい」っていう(笑)。
まあね、荒れる時あるよねー。そうなんですよ。
それも、ひとえに判断の全責任を背負うのがキャプテンですからね。ちゃんとしっかり考えて、直感を信じて、やっていきたいなと思います。
続いてのメッセージはコチラ!
【神奈川県 神崎次郎の後継者 14歳 男性】
拓哉キャプテン、こんにちは!
僕は中学3年生です。
僕はキャプテンの過去のドラマが大好きで、「ラブジェネ」「ロンバケ」「ビューティフルライフ」「GOOD LUCK!!」などを夢中になって見ています。
特にドラマの中のキャプテンがかっこよすぎて、憧れて今は自分も髪を伸ばしています!
そして僕には、「将来モータースポーツの世界で活躍する」という大きな夢があります。
まだキャプテンのドラマ「エンジン」をしっかり見られていないのですが、自分の夢の原点として、これから絶対に全話見たいと思っています。
キャプテンが演じた次郎のように、自分の心に熱いエンジンをかけて、高校受験も将来の夢も全力で駆け抜けたいです!
これからもずっと応援しています!
木村:中3男子。そんな観てくれたんですね。何が中学校3年生の皆に届いたのかな? まあでも、いいや。楽しんでくれたら(笑)。
感じ方…何がダサくて、何がかっこいいのか、っていうチョイスも、本当に皆次第だと思うし。比重として、「面白いじゃん」だったり「あ、かっこいいじゃん」っていう方が、6:4でもいいからちょっとでもバランスがそっちに傾いてくれてたら嬉しいかな、と思いますし。
『「エンジン」の方はまだこれから観る』っていうふうに言ってくれている後継者なんですけども、彼にはどう映るんですかね? 分かんないですね。
俺がそれをやったのが、32の時ですか。2005年放送だったらしいですけど。
共演は、小雪さんだったり、堺雅人さんだったり、上野樹里ちゃんだったり、戸田恵梨香さんだったり、泉谷しげるさんだったり。あと原田芳雄さん。ここでご一緒させてもらって、渋い僕の父親をやってくれたんですけど。
いろいろ思い出しますね。今こうやって出演者の名前を口頭で挙げただけで、撮影現場の映像が出てきますね。もういっぱい出てくる。まだ当時は「渋谷ビデオスタジオ」っていうスタジオがあって、そこで撮影させてもらってたし。
で、よく富士スピードウェイのサーキットで、実際に乗るか乗らないか、って非常に問題にはなったんですけど。「できるだけカットを割りたくないよね」っていう思いがあって、「ちょっと乗ってみますよ」って言って、実際に乗ってました。
その当時、「こんなにスピードウェイを何周も走ってたんだったら、じゃあこれ受け取ってください」って言って、サーキットライセンスっていうのがあるんですけど、(それを受け取った)。実は、フォーミュラに乗られているドライバーの方たちは、運転免許証とは別に、「このサーキットを走っていいですよ」っていうライセンスがあるんですよ。
逆に、この神崎次郎の後継者…今現在14歳の彼が、どういう道を選択するか、っていう、そこだけは楽しみかな。「これを観たからには」とか、そういうことはまた違うし。
楽しんでくれたっていうのはすごい嬉しいけど、その後、彼がどんな選択をして、どっちの道に行くのか、っていうのは、非常にワクワクですよね。またメール欲しいですね。
[OA曲]
Angel/Aerosmith
2026年05月31日Flow 第四百九回目「拓哉キャプテン × 千鳥」Part4
今月のマンスリーゲストは、お笑いコンビ、千鳥のお二人。
お二人とのトークも今週が最後!
大悟さんにとっての「人生の1曲」も伺います!
木村:ここからは、千鳥のお2人にプライベートについても伺いたいなと思うんですけど。2人、アウトドア、インドア、どっちですか?
ノブ:僕はアウトドアですね。
木村:ゴルフ?
ノブ:ゴルフ大好きなんで、もう休みの日とか、空き時間とかはゴルフの練習行きますし…。毎日行くようにはしてますね。
木村:そんなにがっつりやってるんですね。
ノブ:好きなんですよ、本当に。
木村:へぇ~。大悟は?
大悟:僕はどっちになるんですかね。僕、家には全然こもる方じゃないんですけど、だからといって、ゴルフもしないですし、キャンプに行ったりもしないんです。もう本当に酒ばっか飲んです。
木村・ノブ:(笑)。
大悟:だから、酒屋で言うたら、インになるかもしれないですけど。外には出てるんですけど、ずっと酒飲んでますね。
木村:それが響いたりとか…。それこそ、この「箱の中の羊」の撮影中は?
大悟:この期間だけ、映画(撮影)の前の日はそんなに深酒せずに行きましたね。朝早いんで、さすがにできんと思って。
でも1回だけ、泊まりの撮影があって、ちょっと飲んだんですよね。1日だけ「あ、わし、結構酒がまだ残ってるなぁ」と思って(現場に)行っちゃった日があったんですよ。その時、演技めちゃくちゃ褒められました(笑)。「今日の大悟さんのあの感じ、好きです」みたいな。
ノブ:そっちの方がいいねや。酒入れて、酔ってるぐらい。
木村:そんなに飲むんだ。
大悟:まあ、毎晩ほとんど飲んでますね。
連れて行ってもろたらええやん。木村さんもゴルフやるんだから。
ノブ:いや、それは…。木村さんは今もやられます?
木村:行く機会があれば。
ノブ:木村さんは心が広いから。え、木村さん、本当にいいですか?
木村:いやいや、それこそ毎日練習してる人と一緒に行っていいのだろうか、っていう感じだよ。
ノブ:いやいや、僕も全然、(スコアは)90とか。この前も100とか行きましたし、っていうぐらい、全然下手なので。でも木村さんがOB出した時とか、どうしよう。
木村:出すよ。
大悟:「OBでしたねー」って言えばええ。
ノブ:木村拓哉さんに?
木村:池に入っちゃったらどうすんの?
ノブ:見てないふりするかもしれないです。
木村:いや、それはおかしいだろう。
ノブ:いやいや、芸人仲間とかなら「あー、OBや!」とかいじり合いながらやるんですけど。
木村:いや、もうそれこそ本当に自分もその流派に入らせて頂いているのかな、とは思いますけど。明石家流の家元はもうヤバいですからね。
ノブ:ですよね。
木村:まあ、でも、タイミング合ったら。
ここからは、この番組「Flow」に届いているリスナーからのメッセージに千鳥のお二人にもお付き合いをしてもらいます!
まずはこちらのメッセージから!
【大阪府 トム 36歳 女性】
木村さん、こんにちは。
最近、私はChatGPTにハマっています。
難しいニュースをわかりやすく要約してくれたり、冷蔵庫の残り物で作れる簡単なレシピを教えてくれたりと、毎日助けてもらっています。
木村さんはAIを使ってみたことはありますか?
また、最近「すごいな」と思った出来事があれば教えてほしいです。
木村:これ、お2人はありますか? ChatGPT。
大悟:今すごいですよね。皆、普通に聞いたりしてるって言いますよね。僕は1回もないです。
木村:俺もないです。
ノブ:えー!? 木村さん、ないんですか?
大悟:1回も聞かないまま死ぬって決めてます。
ノブ:なんやねん、その意地(笑)。
木村:それは誰と契ったの?
大悟:いや、1回頼ったら、すっごい頼りそうな気がして。
木村:確かにね。
大悟:自分の分からないことを、「テレビをどう繋いだらいいの?」とかはいいんですけど。僕らって芸人やから、しゃべりとかそういうのも自分で考えるじゃないですか。それが仕事なんで。そっちを聞き出したら、もう終わってしまうな、と思って。
木村:聞いた後に出てくるものによって、終わるかスタートするかは、また変わるよね。めっちゃ面白かったらどうする?
大悟:それも怖いです。
ノブ:怖いですよね~。
木村:(笑)。
大悟:「あ、やばい、もう超えられてるやん」っていう現実も見たくないし。だから今のところ、1回も使ったことないですね。
木村:俺もない。
ノブ:木村さんもないですか。例えば、「今日めっちゃいい波が来てそうなサーフィン場を教えて」とか言うと、ボーって「どこどこが今風弱いです」とか出てくるんですよ。
木村:えっ? そんなん出んの?
ノブ:多分ね、ニュースチャンネルとかと連動してるから、そういうのが出たりします。
木村:『今ChatGPTに“千鳥の漫才のつかみ”をお願いしたら、こんな案が出たそうです。』だって。面白いかな、これ?
ノブ:これだと、ちょっとまだ負けないですね。
木村:これは面白くないね。
大悟:2のパターンやってみましょうか。
木村:え? これ千鳥がやってくれんの?
ノブ:ちょっといいですか?
木村:じゃあ、「ノブのクセがすごいパターン」、お願いします。
(ここからAI漫才)
大悟:どうも千鳥です。ノブが最近、健康に気をつけとるんよなぁ。
ノブ:気をつけとるわ~。
大悟:血圧112の79で、脈拍108らしい。
ノブ:誰の健康診断や!
大悟:脈だけドキドキしとる。
ノブ:恋でもしとんかい!
大悟:いや、舞台怖いだけ。
ノブ:芸人向いてない!
(ここまでAI漫才)
大悟:…どういうことや(笑)!
ノブ:まだ勝ってますね。
大悟:さすがにまだAI漫才は無理ですね。
木村:うん、そうだね。なんだろうな、舞台上の人の気分だけだよね。お客さんが見えてないよ。
ノブ:そうですね。本当だ。
木村:ネタとしては「これでいいんじゃね?」っていう。なんだけど、まだChatGPTには、これを見ているお客さんが見えてない感じがするな。
大悟:だからChatGPTはまだ舞台に立ったことないんで。舞台に立ったことないヤツの作り方ですもんね。
木村:でも、4番目の「会場巻き込み型」っていうのがあるよ。
ノブ:じゃあ、これもちょっとやってみましょうか?
(ここからAI漫才)
大悟:どうも千鳥でーす。今日のお客さん、見た感じ、笑う準備ができとる顔しとる。
ノブ:ありがたいねぇ。
大悟:ただ1人だけ、「今日は笑わんぞ」という顔の人もおる。
ノブ:誰や?
大悟:ノブの奥さん。
ノブ:来とるわけないやろ!
(AI漫才ここまで)
ノブ:ああ、まあ成立はしてるんですけど…。
大悟:「来とるわけないやろう」なんかなぁ?
ノブ:「誰が笑わんヨメやねん」は、まだいいけど。
木村:ChatGPTが出してきたアイディアに本気のダメ出しをする2人、っていうのが怖いね。
千鳥:(笑)。
ノブ:これは新しい。僕らも初めてやってみたんで。
大悟:でも怖いっすね。30秒でこの4パターン作れるっていうのは。でも、これをきっかけにネタを変えていけば、作りやすいかもしれないですけどね。
木村:要は、アイディア。
大悟:はい。最初の形だけは、みたいな。
木村:でもさ、1、2、4って目を通してみたけど、自信になるよね。
ノブ:そうですね。
大悟:なりますね。まだまだこんなものか。全然こっち。
木村:でも、AIは学習能力があるから。
ノブ:そうなんですよ。(学習)していくらしいんですよ。これが怖い。
木村:大悟とノブの経験値だったり、意見を…それこそ、「いや、まだまだやな」とか、「まだChatGPTは舞台に立ったことはないやろ」っていうのをチャッピーに入れてしまうと、多分、相当な学習するから。
ノブ:それは恐ろしいな。そう言われてますもんね。
木村:今のお2人の感じを、俺は今ラジオのマイク越しに絵で見せてもらったけども。テレ朝の夜の番組だったら、これ、いけそうだね。
千鳥:あ~。
大悟:やってみて、誰か…後輩とかは気づくかどうかとか。
木村:そうそう。これは、本人たちがやったネタか、チャッピー出したネタか。
ノブ:できますね。
大悟:でも、今後、そんなんもあるんでしょうね。
ノブ:そういう企画もやっていきそうですね。
木村:今チャッピーに振ったら、ものの30秒でこの4つの登場シーンができて来たらしいけど、本当に人の感情を動かすお笑い、バラエティーっていうところ、人の気持ちを笑わせるものにタッチできるのかどうかは、どうかなぁ? っていう感じですよね。
ノブ:まだそうでしょうね。
大悟:でも、1年後に聞いたら、これより全然レベルが高くなっても怖いですね。たった1年で。
木村:来るんじゃん? だって、今まで2人の出演された番組のデータを全部読み込ませて、2人のキャッチボールを全部AIが学習していしたとしたら…。
ノブ:そうですよね。全部の番組のデータを入れたらできるわ。
木村:いやでも、ちょっと豪華だったね。チャッピーが考えたこのネタを、お2人が本当にやってくれた、って。しかも、チャッピーに本気のダメ出しをしてっていう。
ノブ:まだまだ勝てるわって。
木村:まあでも、ノブは「お芝居もやってみたい」っていうふうに仰ってましたけど、今後のお2人の「こういうことをやってみたいな」とか、「ここを目指してみたいな」っていう夢とか目標っていうのは、あったりしますでしょうか?
ノブ:やっぱり新しいことやってみたいですね。芝居やろ、ほんまに。
木村:楽しみですね。
ノブ:今日で火が付いた。
大悟:やめとけ。笑われるだけやって。
ノブ:こういうこと言う。
木村:でも、「箱の中の羊」は観に行くでしょ?
ノブ:もちろん観に行きます。
木村:人の舞台とか見に行くと、「自分だったらこうしたいな」とか。
ノブ:あります、あります。
木村:じゃあ、(ノブは)お芝居。
ノブ:はい。木村さん、今回のラジオがターニングポイントになりました。
木村:大悟は何かありますか?
大悟:確かに、結局は「やってないことをやりたい」になりますね。めっちゃ頑張れることないかな、と思うんですよ。楽器とか。今から、めっちゃ頑張ってものにできるもの。
ノブ:で、面白かったらいいな。
木村:面白い?
ノブ:フィギュアでトリプルアクセルとかやってみたら?
大悟:(笑)。でも、そういうことなんです。木村さんがギター弾けたらかっこいいじゃないですか。僕が黙って3年ぐらいめっちゃ練習して、急にめちゃくちゃギター弾けたら、笑うじゃないですか。
ノブ:急にできたらね。
木村:いや、多分めちゃくちゃできたら、笑うっていうより、皆の姿勢が変わる。だって、クッキーもそうですね。
ノブ:そうですね。クッキーも本当プロ級ですもんね。
木村:なんか「ウェー」とか「なんでですのん」ってやってんのに、ギター抱いて、急にアンプに入れてグワーって弾いたら、「えっ?」って。
ノブ:「かっこいい!」ってなりますね。
大悟:そうか。ほんまトリプルアクセルとか、なんかそういう一生懸命やって身につくものであり、それができたら笑えるもの。
木村:笑えないといけないんでしょう?
ノブ:できたら、そこは芸人としていいですよね。
木村:いや、これは話尽きないですけども。
この番組、毎回ゲストの方に「人生の1曲」っていうのを伺ってるんですけど。ノブはMr.Childrenの「Tomorrow never knows」だったんですけども、今週は大悟の「人生の1曲」を伺いたいと思います。
大悟:はい。ちょっと“ぽい”んですが。“ザ”って感じなんですけど、長渕剛さんの「とんぼ」です。
ノブ:好きやな~。めっちゃ好きなんですよ(笑)。
大悟:島にいる頃に、「とんぼ」っていうドラマがあったんですよね。
木村:知ってますよ。
大悟:それで、この主題歌がかかっている時に、家にCDも何もなかったんで、このドラマをビデオで録画して、巻き戻して流して、巻き戻して流して、この歌の歌詞を自分で書いたことがあるんですよ。
ノブ:そんなんやったなぁ。
木村:ノートに書き写した?
大悟:ビデオを何回も巻き戻してノートに書き写したんです。これで「あ、いつかこの島から出て東京に行こう」と思ったんですよ。
ノブ:そうか。「とんぼ」はそういう歌詞か。
木村:でも、この中で「東京のバカヤロー」って言ってますよね。
大悟:東京に行ったら本当にそんなバカヤローがいるのか? 東京は座り心地の悪いところなのか?
木村:「じゃあ、俺が“とんぼ”になってやるよ」っていう。
大悟:みたいなことですね。
木村:とんぼって“勝ち虫”ですからね。
ノブ:あ~、そうなんですか。
木村:前にしか飛べないから。後ろには下がらないんです。だから、昔の武将とか、着物の柄だったり、鎧の柄だったり、刀の鍔に、とんぼがあしらわれていたりして。
大悟:だから、この歌の最後でとんぼがヘラヘラ笑ってるんですね。「もう西に戻らないよ」っていう意味もあるんですね。
木村:そうかもしれないですね。前に向かってしか飛ばないんだよ。
ノブ:覚悟みたいなところなのかな。
大悟:もっと好きになりました。
木村:(笑)。
ということで、木村拓哉「Flow」。今月のマンスリーゲストは千鳥のお2人、ノブと大悟でした! ありがとうございました!
千鳥:ありがとうございました!
[OA曲]
とんぼ/長渕剛
2026年05月24日Flow 第四百八回目「拓哉キャプテン × 千鳥」Part3
今月のマンスリーゲストは、お笑いコンビ、千鳥のお二人。
まだまだトークは続きます!
そして、ノブさんにとっての「人生の1曲」も伺います!
大悟:多分木村さんも、この話をどっかで聞いたはずなんですけど、新幹線で木村さんを見て…。
木村:ああ、「ずっと俺が同じ格好で品川まで行ってた」って。
いやでも、逆に言わせてもらうけど、俺、(最初に)会話をしたのが湾岸スタジオの喫煙室だったかもしれないけど、新幹線で「あ」って、自分も気づいてたから。
大悟:ええ!? 結構前ですよね。10年ぐらいですよね。
木村:それぐらい前。
そんで、なんかバラエティ番組で、(大悟が)「俺、新幹線で一緒だったんですけど、もう大阪から品川までずっと同じ格好してるんですよ」って言われてたのを見たけど、「いや、そんなことはなかったけどなぁ」って思いつつ…。
大悟:1ミリも動いてなかった。
木村:いやいや、それはそれはないと思うけど。でもね、俺からすると、その時の大悟、ヤバかったよ。それこそ、バラエティーで活躍されている千鳥の大悟じゃなかったら、全然、反社。
ノブ:ですよね。そうなんですよ。
大悟:パッと見はね(笑)。
木村:本当に、坊主頭でティアドロップの(サングラスをして)、その時ね、結構胸元の開いたシャツに、アウター厚めのやつを着てたんですよ。で、歩き方も…。
ノブ:はい、わかります。
木村:わかる? ホームを歩いていく大悟をこうやって車中から見てたんだけど、あの歩き方は本番以外しないよ?
千鳥:(笑)。
木村:「はい、本番行きます。よーい、はい!」って言われた時は、多分あの歩き方もするかもしれないけど、何のカメラも回ってない時に…。
大悟:あの歩き方はしない?
木村:しないと思う。
大悟:だからか。木村さん、「なんだあいつ? あの歩き方」で止まってたんかな。わしも品川で降りて、木村さんを窓越しに見たから。それで1ミリも動いてなかったから、わしのせいで動いてなかったかもしれない。
木村:かもしれない。
ノブ:「なんだ、あいつ?」ってなったんちゃう? 「うわ、怖いぞ」って。すごいでしょう? 猫背ガニ股、みたいな。
木村:すごかった。普段からあれなんだ。
ノブ:はい。
大悟:僕って、めっちゃ仲いいと言うか、よく知ってるやつは「歩く音で大悟ってわかる」って言います。独特のすり足と言うか。ガニ股の歩き方でわかるし。
ノブ:でも僕は、中高、そして若手の時からずっと一緒なんで、その歩き方が変ってわかってなかったんですけど。
この前、僕、普通に恵比寿で夜中の3時ぐらい後輩と飲んで、タクシーで帰ってたら、飲み帰りの大悟がタクシー止めようと歩いてるところを、俺が後ろからタクシーで追い抜いたんですよ。服とかで「あ、大悟や」って分かったんですけど。なんか“噛まれたてのゾンビ”みたいな歩き方してて。
木村:ああ。(噛まれ)たてね。まだ人の感情が残ってるやつね。
大悟:「早く俺から離れろ」って言うてる。
ノブ:「気持ち悪いやつだ」と思ったら、大悟だったっていうことがありましたね。
木村:でも、それは鮮明に覚えてる。
ノブ:で、木村さんは一歩も動いてなかったんや。
大悟:1ミリも。
木村:それは動かねえって。だって、あんな歩き方してるヤツが品川駅のホーム歩いてんだもん。それは止まって見るでしょ。
ノブ:席も倒さず…。
木村:倒してた。新幹線に乗ったら、席は倒す。
まあ、そんな、歩き方が噛まれたてのゾンビとして紹介になりました大悟ですけれど、主演映画?
大悟:そうなんですよ、ゾンビが。
木村:5月29日に公開の、是枝裕和監督の最新作「箱の中の羊」っていう。これ見る限り、あれ? え? 綾瀬はるかさんですよね?
ノブ:はい、そうです(笑)。
木村:で、これ横に映ってるのは大悟ですよね?
大悟:そうなんです。
木村:これは、どういう役柄なんですか?
大悟:綾瀬はるかが、僕の嫁なんですよ。
木村:ん?
ノブ:おかしいですよね。
大悟:(笑)。でもコメディーじゃないですよ(笑)。綾瀬はるかさんが、ちゃんと僕の嫁さん役で、だから夫婦ですよね。僕も当然監督に言いましたよ。「大丈夫ですか?」って。「いや、大悟さんが思ってるより、多分大丈夫だと思いますよ」って言われて(笑)。
ノブ:いや、大丈夫じゃないって。
木村:でも、この劇中スチールを見る限り、これ大丈夫ですよ。
大悟:ほらほら。やっぱ見る人が見れば。
木村:むしろ、観たい。
大悟:ありがとうございます。
本当になんですけど、この映画の撮影中、多分わざとなんですけど、是枝監督は僕にほとんど何も言ってこなかったんですよ。
木村:ディレクショニングしてこなかったってこと?
大悟:はい。で、終わってから、「いや、多分大悟さんのことを褒めたり、あそこがいいよって言っちゃうと、逆に意識しちゃうんで、撮ってる間、何も言わなくてすいませんでした」って言われたんですけど。
木村:クランクアップの後に。
大悟:でも、撮ってる時に、なぜか、ずっと歩き方だけ褒めてくれたんですよ(笑)。
だから、さっき「あれ、本番じゃねえとやらねえよな」って木村さんが言ったのが、すごい「うわっ」と思ったんですけど、僕はもう自然にあの歩き方じゃないですか(笑)。「歩き方めっちゃいい」って、歩き方ばっかり褒められました。
木村:監督に(笑)?
大悟:はい。「とにかく歩きましょう」っつって。
木村・ノブ:(笑)。
大悟:そんなに歩くシーンなかったんですけど、背中で一回歩くシーンがあったら、それがなんか「すごい良かった」っつって、歩くシーンが結構増えましたね(笑)。
木村:だから是枝監督の中にハマったんだろうね。
ノブ:多分そうなんでしょうね。あんな歩き方…猫背のガニ股歩きって。
木村:だって、監督から何も言われてなかったわけでしょ?
大悟:はい、何も。歩き方もいつもの歩き方です。
ノブ:ゾンビ映画なんですか?
大悟:(笑)。ゾンビ映画ちゃうねん。
木村:ホラーじゃない?
大悟:ホラーじゃない。
木村:この「箱の中の羊」っていうタイトルが入ったポスターを見る限り、ゾンビ映画ではない。
ノブ:じゃないですね。
木村:一瞬、この男の子の右手が気にはなるけど、ゾンビではない。
大悟:ヒューマノイドですね。
綾瀬はるかさんと僕が夫婦で、子供を亡くしてしまうんですよね。で、その子どもと同じ姿をしたヒューマノイドを迎えるところから始まる、みたいな。
木村:向こうの作品で「A.I.」っていう作品ありましたよね?
ノブ:ありましたね。
大悟:そうですね、それでどう考えるか、みたいな。僕と奥さんでも多分ちょっと考え方違ったりするし、みたいなことですね。
木村:でもこれ、なんか空気がいいよ。
ノブ:ああ、そうですか!
大悟:わかる人にはわかんのよ。ちゃんとわかってくれる人は、ポスター写真3枚見ただけでわかってくれてるのよ。
木村:いかがでした?
大悟:もっとスケジュールとか、相当きついんやろうなと思ってたんですよ。でも多分、監督がすごいそれを意識しているのか、「まず、現場に毎日楽しく来ていただかないと。それだけは僕が心がけます」みたいなことを最初に言ってくれて。だから、めっちゃくちゃ楽しかったですよ。
で、綾瀬さんが、こういうところに来てるから言うんじゃなくて、ほんまに素敵な方で。子役の子とずっと遊んであげてるんですよ。
やっぱ、親子なんで、子供が本当に僕たちと仲良くなっていくじゃないですか。子供なんで、カメラ止まってるところで、僕のことと綾瀬さんのことを「パパ」「ママ」みたいな。
で、カメラ回ってないところで、「パパ、ママ、手つないで」って言って、手をつなげさすんですよ。緊張して、わしの手だけぴっちょびちょで。
ノブ:緊張して、恥ずかしい。
大悟:でも、子供がしてくれるから、手をつながないとダメじゃないですか。でも、わしが緊張してるのも、当然綾瀬さんには伝わってるんですよ。「この人、緊張してびしょびしょの手でつないでる」って分かってるから、でも、それを嫌そうな顔するわけではなく。
ノブ:優しいなぁ。懐深いわ。
木村:へぇ~。まあ、そうですよね。確かに素敵な表現者ですからね。
ノブ:ああ、木村さんもそうですよね。「レジェンド&バタフライ」(で共演した)。
木村:何度かご一緒してるんで。その都度、毎回ベストを更新してくる人だなぁって。
大悟:本当に素敵な人でしたね。
木村:ノブはやらないんですか?
ノブ:いやいやいや、もう本当に無理ですね。
木村:なんで?
ノブ:下手すぎます。
木村:だって、やってないでしょう?
ノブ:やったんですよ。朝ドラに出してもらいまして。
木村:だって、下手な人は出れないですよ。
大悟:だからもう出れなくなったんです。数秒のチャンスをモノにできず。あんなモノにできんことある?
ノブ:やらかしたんですよ。「なつぞら」っていう、しかも、NHKの朝ドラの100作目の記念の、広瀬すずちゃんのドラマで。
当時、僕がバーっとテレビ出だした時だから、なんか役者でも行けるんじゃないか? みたいな感じで、監督さんが呼んでくださって、もう大抜擢で。
山田裕貴君が学校の生徒で、それの先生役で僕が出たんですけど、北海道の先生役だったんですよ。北海道の方言指導の先生をつけていただいて、僕の持ちツッコミで「クセがすごい」っていうのがあるんですけど、それをちょっとセリフにも入れつつ、「ヤギのチーズはクセがすごいから」とかを北海道弁で言う、みたいな。
で、いざ本番始まったら、NHKさんのスタジオって「はいよーい、スタート」って言ったら、「オエーっ」と音が鳴るんですよ(笑)。なんかサイレンみたいな音が鳴るんですね。で、「なんだ、今の音?」って頭真っ白になって、「えっ? えっ?」てなって、「はい、カット。どうしました?」みたいな。「あ、すいません、セリフ飛びました」。
もう、十何歳の女の子たちの前で、40過ぎの男がセリフ飛んで、真っ白になって。ヤバい、ってなって。
大悟:それでもう追い込まれるもんね。
ノブ:追い込まれちゃって。「第2回目行きます。よーい、スタート」ってなって、「ヤギのチーズ、クセが…。すいません、すいません」みたいな。どつぼに入ってきて。
で、広瀬すずちゃんがリラックスさせようと思って、前に出てきて、「ノブさん、大丈夫ですよ」みたいになって、俺も20ぐらい下の子に慰められている、と。
で、3、4シーンあったんですけど、ファーストシーンだけで7テイクぐらい失敗して。なんとか「ヤギのチーズはクセがすごいから」ってセリフを言えたんですけど、方言指導の方が「あの、イントネーションが違うんで」ってなって、11回ぐらいNG出して。
それぐらいの時に、監督が飛び込んできて、「ちょっと設定変えます。この方は、今日、岡山から赴任してきた設定にします」って、朝ドラの設定を変えさせたんですよ、俺(笑)。
木村:(笑)。いやでも、朝ドラの設定を変えたっていうよりかは、柔軟な監督の発想もあったかもしれないけど、テイク11なんて、全然浅い浅い。
ノブ:え、マジですか?
木村:全然問題ないですよ。
大悟:木村さんでもあるんですか?
木村:テイク? 俺、テイク28あります。
千鳥:ええー!?
大悟:それは監督が木村さんに、28回「はい、ダメです」って言うんですか?
木村:「はい、もう一回」。
ノブ:エグい!
木村:でもそれは本当にできなかったから、20何回っていうのは自分もわかってるし。
ノブ:それは新人の時ですか?
木村:いや、ホッケーやってる時。
ノブ:えー! もう完全な木村拓哉。
木村:いや、でも、できてないから。だからもう、それは、今ノブの中で、NHKさんの収録現場は「こうでこうで俺やらかしてしまって、テイク11で慰められて」っていうストックの仕方をしているだけだけど、それは変えた方がいいですよ。全然ですよ。
ノブ:ありがとうございます!
大悟:だから、この話をする時は毎回その話をして、「でも、木村拓哉も28回やってるから」(笑)。
ノブ:失礼やん!
木村:いや、全然。むしろ使ってほしいぐらい。
ノブ:どんなヤツなんですか? 木村さんの最大NG言いふらすヤツ。
木村:ホントホント。
大悟:それ、切り替えるんですか? やっぱり何回目ぐらいで「あ、これヤベェな」ってなるんですか?
木村:なる。
大悟:はえー。
木村:だって、ほら、自分1人でやってないし。
大悟:皆待っているわけですよね。
木村:いや、待ってるどころか、そのワンカットの中で、もちろん自分がやらなきゃいけないことはあるけど、自分がやることだけ、プラスアルファ、氷の上で全員走ってるから。
千鳥:うわー。
大悟:それをもう一回最初から。
ノブ:いやー、すごいわ。
木村:いや、これは話尽きないですけども。
この番組、毎回ゲストの方に「人生の1曲」っていうのを伺ってるんですけど、今週はノブの「人生の1曲」。
ノブ:はい。僕は一番好きなバンドが、Mr.Childrenなんですよ。で、奥さんが高校の同級生なんですけど、一番最初の会話も「Mr.Childrenって知ってる?」っていう会話からで、結婚して、今もなんですけど。
やっぱりぐさっと刺さったのが、「Tomorrow never knows」なんですよ。
木村:マジで?
ノブ:はい。だから「若者のすべて」っていうので「かっこええ~」ってなって、一番聴いた曲で、今でも好きなんで。あと芸能界を憧れさせてくれて、この道に来させてくれた曲かなと、思ってます。
木村:まさかの。
ノブ:そうなんですよ。「若者のすべて」でしたね。これ最高でしたね。
[OA曲]
Tomorrow never knows/Mr.Children
2026年05月17日Flow 第四百七回目「拓哉キャプテン × 千鳥」Part2
今月のマンスリーゲストは、お笑いコンビ、千鳥のお二人。
今週も賑やかなトークセッションになりそうです!
木村:千鳥の大悟とノブなんですけど、このラジオを聴いてくれているリスナーの皆さんに、改めて紹介しますね。
大悟が1980年3月25日生まれ。岡山。血液型がB型。
大悟:はい、島で生まれました。
木村:で、ノブが、1979年12月30日、岡山県生まれの、血液型はA型。
高校の同級生?
千鳥:そうです。
ノブ:僕は本土と言うか、岡山県の山奥に住んでて。で、大悟と会う高校は港にあるんですよ。港町と言うか、海沿いと言うか。海の近くの笠岡っていうところにあって。そこまで通ってて、大悟は島から来た、って感じですね。
木村:島から通学?
大悟:いや。高校の時は船が(1日に)何便って決まってるんで、通えず、下宿みたいなのしてました。だから、島はもう中3で出ましたね。親は今だに島ですけどね。
ノブ:そこで最初に会って。僕は岡山の山奥の、普通の、悪くもないし、なんだったらちょっと真面目なところから、みんなでそこの学校に行くんですけど、噂で「島から、この学校に鬼のようなヤンキーが来る」と。で、「その名前が、山本大悟って名前だ」と。
木村:ヤバいじゃん。
ノブ:ヤバいんですよ(笑)。
で、入学式でトラブルとかあるかもしれないから、頼むから来ないでくれ、と思ってたんですよ。
木村:災いとしては、来るな、と。
ノブ:そう。来るな、と思って名前を見たら、『山本大悟』ってあって「うわ、こいつか」と思ってて。で、入学式が始まったんですけど、山本大悟は来なかったんですよ。
入学式の途中、もう校長の挨拶ぐらいの時に、体育館の後ろがバーンと開いて、「すいやせん、遅れましたぁ!」って、なんか本当に鬼が来たのかと思って。
「えっ?」と思って振り返ったら、ブレザーなのに短ランみたいなサイズにしてて、ちょっとボンタンにしてる、シルエットもヤンキーみたいなヤツで。これが分かんないですけど、切った髪の毛が顔にわしわしゃっと付いてたんですよ。で、角刈りで。
大悟:怖いでしょう、この鬼(笑)。
木村:何したん?
ノブ:俺は本当に鬼が来たと思って。「怖ぁ~」っていうのが、最初の大悟との出会い。
大悟:僕は島から出てきて、本土のことがまだわからない状態で。入学式なんで、とにかく今日から行く学校の近くの散髪屋さんに行って、「おっちゃん。今日入学式やから、できるだけ角を作って角刈りにしてくれ」って、髪を切ってもらってる時に、「今何時や?」っつって、「もう9時なんぼや」って言われて、「あれ、もしかしたら入学式9時やったんちゃうかな?」ってなって。「ちょっともうええわ、おっちゃん」つって、「いやお前、まだ角できてないぞ」って言われながら、「もう遅れるから、もうこのままでええわ」って言って、シャンプーとかもしてもらわず、切りたてのまま入学式に行ったから、顔とかに全部髪が付いてて。入学式に遅れて行った、という(笑)。
ノブ:そうなんですよ(笑)。 だから、最初はもうめっちゃ怖かったです。
木村:でもブレザーの学校だったのに、そのジャケットの丈を短くしたの?
大悟:短くしたんですかね(笑)。島は本当に遅れてたんで、まだボンタン、短ランが流行ってたんですよね。
ノブ:超「ビー・バップ(・ハイスクール)」とか。
木村:それ、うちの世代でしょ?
大悟:「ビー・バップ」は木村さんの世代じゃないですか。でも僕は島なんで、ちょうど木村さんとかが学生の頃の感じが、うちの島では同じくらいやったんですよ。5年、10年遅れてくるんで。
木村:スタイルとしては、まだ生きた状態だったんだ。
大悟:そういうことです。
ノブ:私服とかも、「ニューヨークタイムズ」とか、英字新聞とかがちりばめられたシャツありましたよね。
木村:うんうん、あるある。
ノブ:あれの上下を着てましたね。セットアップ。今やったらおしゃれ(笑)。
木村:今はむしろあるよ。
ノブ:そうですよね(笑)。みたいな、大悟はちょっと1世代上の感じでしたね。
木村:へぇ~。で、今「野球部」っていうのもご本人から出たけど、大悟が野球で、ノブがサッカー。
ノブ:そうなんですよ。僕は中学まで野球部だったんで、野球部入ろうかなと思って、野球部の部活説明会に行ったんですよ。3年の人が、「野球部はこういうとこで、ぜひ楽しんで来てください」みたいな説明会で。
ただちょっと野球肘だったんで、「野球肘がちょっと痛くなってんねんな。今、野球部か、それか他のサッカー部か迷ってんねんなー」っていう話をしたら、なんか後ろの方から、「そんな中途半端なヤツは、うちの野球部にいらん!」って言われたんですよ。
木村:それ、誰に?
ノブ:3年か2年かなと思って振り返ったら、大悟だったんですよ。
木村・大悟:(笑)。
大悟:まだ入ってない(笑)。
木村:「ここにも鬼いんの?」っていう。
大悟:僕、それは覚えてないんですけど、それでノブはサッカー部に行って。
ノブ:そうそう。で、「もうこんな鬼とは嫌や」っつって、僕はサッカー部に入ったんです。で、大悟は野球部、みたいな感じ。
木村:じゃあ、同じクラスにいたかもしれないけど、あんまり接点ないよね?
ノブ:ないです。
木村:むしろ、鬼からは距離取りたいもんね。
大悟:高1の時は、距離取ってましたね。
ノブ:最初はクラスも違ったんで、全然1年間は本当にしゃべってないです。島の怖い番長みたいな感じなんで。
で、2年ぐらいでクラス一緒になるんだったっけ?
大悟:2年で、隣のクラスになるんですよ。で、体育の時間に、僕のクラス対ノブのクラスで、ソフトボールみたいな試合して。僕がバッターボックスで、なんか変な構えしてたんですよ。そしたらノブが、それこそレフトから「おい! ドミニカ出身か!」みたいなツッコミを入れてきて、レフトのやつ面白いな、と思ってたんですよ。
木村:でも、打席に入ってるのは鬼だっていう認識は…。
ノブ:あります。鬼だって言うけど、鬼がどうやらお笑いが好きらしいっていうのは噂で聞いてて。だから「あ、ボケてるんやろうな」と思ったから、ちょっとツッコまないと、と思って。
木村:しかも、レフトから。
ノブ:レフトから「ドミニカ出身か!」とか言ったら、真ん中でファーと笑ったりして。そっから。
大悟:それで「おもろいなぁ」ってなって、そこから急に仲良くなって。
ノブ:共通の(友達がいて)、大悟の島にいるナルモトくんっていう真面目な子と、俺は仲が良かったんですよ。クラスが一緒で。ナルモトくんを経由して、3人で喋るようになったんです。
大悟:で、3年でクラス一緒になって。
木村:ついに。
大悟:はい。だから、2年からはもうほぼずーっと一緒にいましたね。
木村:じゃあ、間にナルモトくんがいたかもしれないけど、千鳥の原型…元となるものは、その時に形成された感じ。
大悟:そうですね。
ノブ:そっから話してみたら、「ダウンタウンさんって面白いよ。「ごっつええ感じ」って知ってる?」みたいな話したら、「わしもめっちゃ好きよ」みたいになって、そこから、もうチャイム鳴ったら2人でベンチに集まって、ダウンタウンの話をずーっとして。
木村:学校のベンチで、ダウンタウンの話で、時間が持てたんだ。
ノブ:余裕で持てましたね。
大悟:3年になった時は同じクラスやったんで、もう授業中にノブから僕のところに大喜利のお題が送られてくる、みたいな。
ノブ:その時は「一人ごっつ」とかを松本さんがやってて。
大悟:ノブが隣のやつに渡して、まあみんな知ってるんで、その紙がわしのところまで来るんですよ。わしが答えを書いて、渡して、ノブまで行く間に、皆がちょっとずつ笑いながらノブのところに戻す、みたいな。
木村:皆、そのお題も読んで、「ノブから回ってきてるから大悟のとこ回して」みたいな感じで。で、「返ってきたよ」っつったら、それを見て「ぷっ」ってなりながら戻ってく、っていう。
ノブ:そうですね。それをずっとしてましたね。
木村:で、高校卒業した後、片や大阪に…。大悟はもう高卒で「俺は(芸人に)なる」。で、大阪に行き。
で、ノブは就職。
ノブ:僕は就職しましたね。芸人はめちゃくちゃやりたかったんですけど、絶対無理やと思ってたから。
大悟:高3ぐらいの時に、僕が「わしは将来芸人になる」みたいな、皆には言ってたんですよ。何となく。
木村:ああ、そのタイプだ。
大悟:で、ノブと一番仲良かったんで、「もしかして、ノブもわしと一緒に大阪出るんかな?」と、僕はうっすら思ってたんですよ。もうわしは何となく言ってるし、多分ノブも、家に帰ってじっくり親を口説いてるんかな? ぐらいの。
3年の最後ぐらいに、「ノブりんの就職が決まったー!」っつって、皆が大騒ぎしてて。で、わしもその場の中にいて、「おめでとう!」って言いながら、「ああ、こいつ芸人にならんのや」って、その時に「わし1人で出ていくんや」と思ったんですよ。
木村:ちょっと映画じゃん。
大悟:で、まあ結局呼ぶんですけどね。
木村:だよね。でなかったら、今一緒にいないもんね。
ノブ:そうなんですよね。もう大悟が、すごい行動をしてるんですよ。
あの時の岡山で、1人で芸人になりに行く、は、ちょっと考えられなかったですね。今でこそ、NSCとか…、まあ当時もありましたけど、もうとんでもなく危ない道じゃないか、と。
木村:普通に考えたら、危ないって言うか、補償とかがないもんね。
ノブ:全然なし。今までやってきた学歴とか何の意味もなくなる、とかがあって。うちの親とかも、もちろん芸人するのなんか大反対でしたし。
木村:それは、どうやって「おお(いいよ)」ってなったの?
ノブ:「おお」は、最後までならなかったですね。親父に関しては。
僕は一応、シャープっていう会社に就職して。
木村:えー。
ノブ:そうなんですよ。親からしたら、中企業の電機メーカーで営業職とかやってて、「ああ、安泰だ」と思ってたら、1年後に「ちょっと大悟と一緒に芸人するわ」って。「だからシャープ辞めるわ」って言ったら、もう親父は「もう勘当や。許さん」みたいな。「吉本興業は、もうあれは怖い組織や」みたいな。
木村:それ、本当に怖い組織なんでしょ(笑)?
千鳥:本当に怖くない(笑)。
ノブ:お母ちゃんだけは、「お前、私にだけは連絡してきぃや」みたいな。で、大悟のところにも連絡したりして、「あんたの息子さんとほんまにやるんかいな」みたいなんで。で、話つけて、まあ、母ちゃんは前向きだったんだけど、父ちゃんはもう最後まで「絶対許さん」つって。だから、大阪行くその日まで、父ちゃんとは口きかず。
で、大阪に行く日に駅まで母ちゃんが送ってくれて。そしたら父ちゃんも来たんですよ。
大悟:ようやく。
ノブ:ようやく父ちゃんも最後来てくれて、「ノブ、これだけ持っていけ」っつって、箱を渡されたんですよ。なんも言わず。
なんやろ? と思ってパッと開けたら、未だに意味わからないんですけど、真っ赤な天狗のお面が入ってたんです(笑)。
大悟:どういうことや(笑)。
木村:ネタじゃなくて?
大悟:わしもそれ見ました。しばらく、ノブの一人暮らしの家にそれ飾ってました。
木村:真っ赤な天狗のお面?
大悟:だから「天狗になるなよ」なのか?
ノブ:何なのか、わからないんですけど。
木村:それは、まだ解明されてないの? 「これなんで?」っていうのは…。
ノブ:何でかはわからないです。
大悟:聞けんままやな。
ノブ:多分、地元が備中神楽っていう伝統芸能の町だったんで、そこで使う魔除けの面なのか、なんかそんなんっぽいんですけど。
大悟:誘った時は、ノブの親父はわしにぶちギレてて、「お前がわしの息子の人生を狂わしやがった」みたいな。
ノブ:大悟のとこのお父ちゃんとかにも電話して、「あんたのところが」みたいな。
大悟:「よう考えたら、高校の時からうちに来て飯とか食うとったけど、それもあんまり好きじゃなかった」みたいな。「島のヤンキーが」みたいな。それぐらい、お父ちゃん、怒ってて。
でも、5年後ぐらいにテレビ出だしたんですよ。テレビに出だして、ノブのところの地元の祭りに、ちゃんとした仕事で…。
木村:凱旋。
大悟:凱旋で帰ったんですよ。ノブのところの田舎の人も、皆「ノブ頑張ったね。テレビ出てすごいね」ってなって、それでもノブのところの親父は怒ってるかな? と思ったら、わしのところに走ってきて、「お前だったらノブをどうにかしてくれると思うとりました」って(笑)。
ノブ:手のひら返して。
大悟:それぐらいから応援してくれて。
木村:まあでも、「手のひら返す」っていう、言い方はその言い方になっちゃったかもしれないけど、でもそれぐらいきっかけがないと無理だよね。
ノブ:絶対無理でしたね。それぐらい怒ってましたね。
木村:いつの日か、ちゃんとその真っ赤な天狗のお面を生かさないとね。
ノブ:そうなんですよね。
大悟:でも割れたよな。番組で。
ノブ:上沼恵美子さんの、宝物を鑑定する番組があって、それに持っていったんですよ。鑑定士の人がバーッと見てくれて、お面がいくらぐらいになるかな、と思って、鑑定してくれてる間に、隣にゲストの霊媒師の人がいて。
木村:え?
ノブ:その霊媒師の人が「(天狗のお面を見て)気持ち悪い!」って言い出したんですよ。「え?」って。俺からしたら、親父の大事な気持ちが入った真っ赤な天狗のお面なのに、「気持ち悪い。頭が痛いです」って言い出して。
で、上沼恵美子さんが…ボケですよ? 本当に冗談で、しかもそのスタジオがふかふかの絨毯だったんですよ。そこにボケで、「なに、ノブちゃん。こんな気持ち悪いの持ってきちゃ駄目よ」って、ふっかふかの絨毯にポンって投げたんですよ。したら、パリンって割れたんですよ。
大悟:弾けたやろ。粉々に(笑)。
ノブ:粉々にパーンと弾け飛んだら、霊媒師の人が「あー、頭がいたーい!」って(笑)。多分、何かの念がパンパンに詰まってて、それが弾け出たんでしょうけど。だから、もしかしたら、親父がくれたその面が守ってくれてたのかも。
大悟:それがもうパンパンになって、もう割れるしかなかった状態に、上沼さんが手を加えてしまっただけの話。
木村:いやいやいやいや! それはでも、大切な思い出の品として…。
ノブ:で、鑑定額も10円とかで、全然何でもなかったんですよ(笑)。
木村:嘘でしょ?
大悟:まあでも、親からすりゃあ、それでひと笑いは取れたんで(笑)。
ノブ:気持ち悪いから、お焚き上げに持って行って。そしたら親父がすぐまた送ってくれました。
木村:赤いやつ?
ノブ:真っ赤でした。
木村・大悟:(笑)。
木村:マジ?
ノブ:赤朱。赤の朱色ですね。
大悟:神社のな。
木村:アンミカ風に言うと、「同じ赤でも100通りあんねん」。その中でも一番…。
ノブ:赤の朱色のやつ。それはまだ家にあります。
[OA曲]
なし
2026年05月10日Flow 第四百六回目「拓哉キャプテン × 千鳥」Part1
今月のマンスリーゲストは、お笑いコンビ、千鳥のお二人。
どんなトークセッションになるのか!? お楽しみに!
木村:本当に来てくれましたよ。千鳥のお2人! 大悟とノブ!
千鳥:お願いしまーす!
木村:お願いします!
「今、どなたかお話ししたい方いらっしゃいます?」ってスタッフに聞かれて。で、作品のプロモーションとかで2人の番組にお邪魔したりとかもさせてもらってたので、「この間もご一緒したんで。でも、千鳥の2人とか相当忙しくね?」って言ってて。で、「いや、来てくれることになりました」っていうふうになったので、「本当に来てくれたんだ」っていうね。
ノブ:そらぁもう当たり前ですやん!
大悟:忙しくてもですよ!
木村:やっぱ忙しいのが前提なんだね(笑)。
大悟:そらぁ、忙しくても来ますよ。
ノブ:まず、僕らの番組に、木村拓哉さんに来ていただけたっていうのは、本当に誇らしいです。
木村:いや、そんなことないですよ。
大悟:まだちょっと、正面見てしゃべれんよな。
ノブ:今のこの空間がおもろすぎて。
木村:なんで?
ノブ:だって僕ら、中学高校…まあ、大悟とは高校の同級生なんですけど、ずっと木村拓哉さんを見て、「かっこいいな」って。
大悟:だから、僕らが高校時代に流行った服は、全部木村さんですもん。
ノブ:全部です! 上から下まで全部、木村拓哉さん。
大悟:「木村拓哉さんが履いてた」ってなったら、みんな買いに行く。
木村:でも、それは、なんとなく存じ上げているぐらいですけど。島にいましたよね?
大悟:はい、島にいました。大悟は島なんです。
木村:あ、大悟のみが島?
大悟:でも、えらいもんで、木村拓哉は島まで来ました。なかなか届かないんですけど、木村さんは島まで届いてました。これは本当です。余裕届きですよ。
木村:そんなことないよ。島に何が届いてた? 何が流れ着いてた?
大悟:チェックシャツです。木村さんがチェックシャツを着てなかったら、未だに島にチェックシャツは届いてないんですよ(笑)。
ノブ:そんなことないわ!
大悟:それぐらい(笑)。ほんとに!
ノブ:だからチェックシャツが、「あすなろ白書」後ぐらいか。
大悟:レッドウィングか。
ノブ:レッドウィングは、「若者のすべて」。「若者のすべて」が中学なんですよ。
大悟:スーパーボールも島まで届いてきました。
ノブ:「ロンバケ(ロングバケーション)」ね。
木村:マジで?
ノブ:いや、スーパーボールはもともとあったやろ(笑)。
大悟:いやいや、なかったけど、木村さんが投げた瞬間に、島までスーパーボールが売り出されるようになった。
木村:学校の教室内で思いっきり投げたら窓割れるよ、っていうぐらいの大きさのやつ。
ノブ:そうでした。
大悟:あいつです。
だから、ちょっとなんか面白いというか。今のこの空間が「なんでこんなことが起こってるんやろう?」って感じです。
木村:いや、むしろお願いさせていただきました。だからもう、願ったり叶ったりで。
間違ってるかもしれないけど、僕の要望もかなったし、千鳥のお2人からすると今のこの現実がちょっと「嘘みたいやん」、「面白い」っていうふうに言ってもらえるんだとしたら、Win-Winってやつですよ。
ノブ:いや、もうそれは本当に。
大悟:番組来た時も、毎回ちょっと「え、なんでなんやろ?」ってなってますよ。
ノブ:木村拓哉さんを初めて見た時に戻っちゃいます。
木村:僕は、ノブさんのやつは、テレビ朝日系の番組が最初。
ノブ:そうです。「ノブナカなんなん?」で、木村さんがドラマの「(未来への)10カウント」の宣伝で来てくださって。
木村:それでお邪魔した時に、「お願いしまーす」っていう、そこが僕は初めて。
大悟:その話も僕はノブからすぐ聞きました。
ノブ:もう本当にかっこよすぎて。それが、初木村拓哉さんだったんですよ。
木村:いやいや、『初木村拓哉』っておかしいでしょ(笑)。
ノブ:ド緊張してたんですよ。僕も、弘中ちゃんも、見取り図も、皆大緊張してたら、木村さんが現れて。しかも、木村さん「10カウント」のドラマ撮って、へとへとボクシングして…。
木村・大悟:へとへとボクシング(笑)。
木村:確かにへとへとだった。
ノブ:ですよね。ドラマ撮影されて、これ2時間やって、またドラマとか、って、合間に来てくださったのも知ってるから、「やべ~」みたいな感じで。
そしたら木村さんがさっと入って、もう、テレ朝中のスタッフがいました。
木村:いないよ。
ノブ:いや、本当に(笑)。
大悟:あれは別に木村さんが引き連れているわけじゃなくて、多分関係なく、見たくてひっついてきてるやつが何人かいると思うんですよ。
木村:嘘だぁ。それはないよ。
大悟:いや、本当にな。
ノブ:そうです。で、「木村拓哉さんだ!」と思ったら、木村さんがクールに「ああ、こんにちは」って来てくださって。やっぱりバラエティーのテンションじゃないから…。
木村:違うよ。それは多分、くたくたボクシングの後だったからだよ(笑)。
ノブ:絶対そうですよね(笑)。で、その後木村さんがゲスト席に着かれて、もうそれはスタッフも上がってるやん。「大丈夫かな」、みたいな感じで、「さあ、始まります」ぐらいの時に、木村さんが「いっちゃうよ!」って言ってくれたんですよ。
木村:(笑)。
ノブ:皆「えー!」ってなって。“クールキムタク”じゃなくて、“バラエティキムタク”に切り替えてくれた、ってなった瞬間、皆戦(いくさ)みたいに「うおー!」って言ったんですよ(笑)。
大悟:だから、絶対にその力があるんですよ。
木村:ないないない。
ノブ:それで皆の緊張感がとけて。みたいなのが、最初の木村さんで。
木村:そう。それはすごい僕も覚えてて。
で、大悟は、それこそお台場の湾岸スタジオの喫煙所で。で、僕も「時間あるんだったら、一服しとこうかな」と思って行ったら、その喫煙ブースに「あ、大悟だ」っていう感じで。
大悟:めっちゃ覚えてます。その5分ぐらいの中で、いろんなことが起こったから。
木村:あったね。
大悟:木村さんからすれば、当たり前な感じなんかな?
木村:いや、全然。
ノブ:タバコ吸うだけやん。
大悟:いや、タバコ吸うだけでも、1本の映画になるぐらいのいろんなことが起こって。
木村:自分と大悟以外にも、他の出演者の方が結構いらっしゃって。「あ、お疲れです」っていう感じで入っていったら、「あっ、千鳥の大悟だ」って。そしたら大悟もすごくカジュアルに「あ、お疲れさまっす」っていう感じで接してくれて。
ノブ:あー、多分、緊張を押し殺してね。負けちゃダメだって。
大悟:(笑)。
木村:何の勝ち負け? ないじゃん(笑)。
大悟:いやいや、負けてええ。他には負けたらあかんけど、木村さんには大負けで(笑)。
ノブ:島が、巨勢張って。
大悟:ちゃうねん。最初、第一声で木村さんがボケてくれたんですよ。
ノブ:えー!
大悟:その喫煙所に、わしらの番組に来てた男前の俳優の方が2人いたの。そこに木村さんと、木村さんのドラマに出てる後輩の俳優の方がいて。だから、男前の俳優、若俳優が3人と、大悟。…みたいなところに、木村さんが入って来たの。
ほんなら、わしもやけど、もう全俳優の後輩の方が「わー! 木村さんだ!」ってなって。木村さん、今ぐーっと上がったこの喫煙所の空間の緊張感をほぐそうと思って、ゆっくり男前の俳優さん1人ずつに「あ、おはよう」みたいな。「こんにちは」、「こんにちは」、「こんにちは」って挨拶していって…。で、わしのところで「(このメンツに並んでたらおかしいから)じゃあ出ていかないと」って言って。それが、第一声。
ノブ:あー。なるほど(笑)。
大悟:出ていったら終わってたよ(笑)。
ノブ:出ていったら、木村さんがただの酷い人になる(笑)。
木村:めちゃくちゃパワハラで終わるよね。
大悟:あの緊張感の中のそのボケ、わしは結構ギリギリ危なかったよ。「いやいや、おったっていいでしょ?」ってツッコんで、笑って。「ああ、やっぱこっちでよかったんだな」ってなった、後に…。
テーブルがあって、タバコ吸うててな。で、ライターとタバコがあって。その時、わしが持ってたライターが、“大悟ライター”みたいな。
木村:すごいの。自分のキャラのライターをちゃんと使ってて。
大悟:よしもととどっかがコラボした大悟ライターを、木村さんがパッと手に取ったのよ。じーっとそれ見て、わしの顔を見て、そのライター見て。数秒なんやけど、マジで1時間ぐらいに感じるの。
「何て言うんだ?」と思ったら、自分のライターをすっと出してわしの目の前に置いて、そのわしのライターを自分のタバコの中に入れて、「いい?」って言われて。
ノブ:えー! 嬉しいやん!
大悟:「いいです!!」ってなって。
ノブ:子供みたいに、ファンみたいに「嬉しい!」「いいっす!」(笑)。言うよな。
じゃあ、その大悟ライターを木村さんが持って帰ったってことですか?
大悟:持って帰ってましたよ。で、わしは木村さんのライター持って帰ったもん。
ノブ:うわぁ、すげえじゃん!
大悟:わし、2~3日、いろんな飲み屋で、「これ、木村拓哉のライター」って言ってた。
ノブ:言うよね、言う言う(笑)。
木村:でも、ほら、僕が使ってた、その場に持って行ったライターって、何の変哲もない普通のライターだから。多分2~3日、「これ、キムタクが使ってるライターなんだよね」って言ってた大悟は、「こいつやべぇ」、「何言ってんの、この人?」って(思われてた)。
大悟:なんの証拠もないからね。
ノブ:そんなことありえないしね。
木村:俺が持ち帰らせてもらったやつは大悟ライターだから、「これ、本人のやつなんだよね」って言っても信じてもらえるだろうし。今の会話を、一連でこうやって笑い話として聞いてる分にはほほ笑ましかったけど、新手のカツアゲだよね。
千鳥:(笑)。
大悟:いやいや、でも、わしからしたら嬉しいやん。わしのライター持っていってくれて、木村さんのライター貰って。
で、最後の最後に、木村さんは、自分のタバコの中にわしのライターを入れたわけよ。で、入れたタバコを喫煙所のテーブルの上に置いて、もうドラマの撮影かなんか始まるから、その喫煙所を出て行こうとしたのよ。ほんなら、わしとしては、わしのライターを貰ってくれたやけど、置いていくんかーい、と思うやん。
木村:その場にね。
大悟:「また木村さん、ボケてくれて」と思って、「ちょいちょーい! 置いてる置いてる、忘れてるー!」って言ったら、「いや、本当にこれは毎回ここに置いてるんだよ」って言われて(笑)。
で、わしもまだわからんから、「いやいやいやいや、そんな。これ、ほら、持っていかないと」みたいに言ったら、木村さんの周りの後輩が、「いや、本当にここに置いてますよ」って。
ノブ:恥ずかし(笑)! ドラマのスタジオが横で、喫煙所はここしかないから。
木村:その日の撮影の香盤をすべて消化して「お疲れ様でした」の時には持ち帰るんだけど、撮影が続いているその日1日は、俺はちょっと置いとく癖があって、いつも置いてあるの。
そうしたら、大悟が何度も「ちょいちょいちょいちょい!」っていう。
大悟:「持っていけ持っていけーい!」って言って(笑)。
ノブ:恥ずかしいツッコミをしてしまったやんな。
木村:俺も、そこからは素だから「いや、俺、普通に毎回置いてんだよね」って言ったら、「どっち?」みたいな顔されて。
大悟:「これはどっち?」と思ったけど、「あ、これは置いてる」ってなってから、「すいません。そうですよね」。「そうですよね」、も意味分からんねんけど。
木村:それが初でした。
ノブ:初でしたか。ドギマギするぐらい、木村拓哉さんという人は、もう僕らの中では伝説ですね。
全てじゃない? レッドウィングも木村さんだし、ネルシャツも、チノパンだって木村さんでしょう?
木村:いやいや、違うよ。
ノブ:チノパンが座ってるのと一緒なんですよ。
木村:いや、チノパンって、1人じゃ座れないからね。
大悟:足が入ってないと。でも、デニムもそうやろ? 茶色ダウンもやろ?
ノブ:茶色ダウンは「HERO」。
大悟:それまで、人間はダウン茶色は手を出さなかったんですよ。
木村:いやいやいや、着てたって。人類は着てた。
大悟:人類は、ダウンは黒まででストップしてた。
木村:それはない。
ノブ:レッドウィングも普通は茶色だったのよ。でも黒があったのよ。「若者のすべて」で。
木村:いや、だから、普通だよ。アメリカの文化の中には当たり前にいたし、それをたまたま自分がピックアップさせてもらって、ドラマだったりとかそういう場所で、「ああ、これいいかもな」と思って着ただけで。
大悟:何個かは、自分で選んで持っていくんですか?
木村:何個かというか、すごく恥ずかしくなっちゃうのが、「今回の役で、こういう靴どうでしょう?」って言われて、「ああ、いいですね」って思うんだけど、皆新品なんですよ。
ノブ:ああ、確かに。
大悟:衣装だから。
木村:それがめちゃくちゃ恥ずかしくて。「だとしたら、俺同じの持ってるんで、普段履いてるやつを持ってきます」って言って、もうソールがすり減ったやつとか、デニムで言ったらダメージがめちゃくちゃ入ってるやつとか。
まあ、あの茶色のダウンに関しては、寒い撮影の日に「衣装がこれしかないです」って言われて、「それはねえだろう」となって、その日着てたアウターがあれだったんで、「これ、着ていいすか?」って言って…。
ノブ:あれ、私物なんですか?
大悟:じゃあ、その日が寒くなかったら、あの茶色ダウンって世の中に出てないんだ。
木村:かも。
ノブ:今まで世の中の誰1人着てないってことや。
木村:いや、着るよ。
大悟:着てたかもしれんけど、絶対にそんな有名になってないな。
ノブ:え、じゃあ「若者のすべて」とかのエンジニアブーツとかもですか?
木村:あれも、「こういうブーツは?」って言われて、「ああ、いいですね。いいけど、これ新品ですよね」って言って。「新品を履いて歩くのはちょっと恥ずかしいんで。だったら、自分が履いてるやつで」って。
大悟:それで、家にある自分のを持っていって、ってことですね。
木村:そうそう。
ノブ:俺、ZIPPOを最初に見たのも、木村拓哉さんかも。
木村:いや、それは違うよ。それはもう名だたるいろんな方が、ZIPPOは使ってるし。
大悟:今は、もうZIPPO使ってないですか? 家にはある?
木村:家にはある。
ノブ:使っててほしいな、木村さん。
木村:一時期、いろんな開け方をしていたし。
大悟:マジで雑誌の表紙というかああいう系で、靴の裏を見せるあの撮り方したのも、木村さんが最初じゃないですか? 足の裏、パーンと一番最初にメインに持ってくのとか。
木村:そう? そんな、俺、初じゃないと思う。
大悟:いや、あれまで見たことない。
ノブ:男性なのに髪の毛が長い、も。
木村:いやいや(笑)。バンドマンもそうだし。
ノブ:吉田拓郎さんか、木村拓哉さん。
大悟:でも、ロン毛っていうのが流行ったのはそうか。
木村:結構何度もそういう話になったことあるけど、自分がああやって髪を伸ばしてた時分って、自分の周りの友達とか、先輩とか、ああいう方たちが本当に多かったし。
大悟:かっこいい人が周りにもいたんだなぁ。
木村:いましたね。
大悟:あの時代にですか。
ノブ:俺らは届かんかったね。やっぱ、真田広之さんみたいな、ジェルで固めた「高校教師」のああいう感じのが、ドラマの主人公って感じだったんですけど。
木村:髪長いのは、島までは行ってなかった。
あの、ごめんね。この番組って、ゲストがどう人生をFlowしてきたかっていうのを、いろいろお話聞く番組なんで。
ノブ:すいません。これは言いたかったっす。
大悟:最初の出会いの話だけでね。
木村:出会いの話になったから、今、こういう流れになっちゃいましたけど。
[OA曲]
なし
2026年05月03日Flow 第四百五回目
今週は、みなさんから頂いたメッセージを元にトークしていきます!
最後までお付き合いよろしくお願いします。
【広島県 ユキアイママ 62歳 女性】
私は小学校で音楽教師を30数年やっています。
木村さんのFLOWとの出会いは、母が入院して毎週日曜日の病院通いの途中に聴いてました。
途中で病院に着くので、「あー続きが・・・」ってことでradikoで聴くようになりました。
母は昨年亡くなりましたがこのラジオは今だにradikoで聴いてます。
私の中の木村さんのイメージはアイドル、世間知らず、みんなからチヤホヤされてる男の子。
何も知らないのにすみません。
しかしながらそのイメージは破壊されました。木村さんとトークで。
なんて賢い、なんて温かい人、なんて一生懸命生きてる人なの。ってファンになりました。
私も、もう少し子供達のために頑張ります。
木村:音楽の先生がこのラジオを聴いてくれているのは、非常にありがたいです。若干、“先生”っていう言葉がつくと、いつになってもちょっと「あ」ってなるよね(笑)。そういう学校生活ばっかり送ってたから、きっとそう感じるんだろう(笑)。
きっかけは分からないですけど、「この番組に出会ってくれてありがとうございます」っていう一言かな。
この“ラジオ”っていうところは、始まった当初からもそうだったんですけど、言いたいこと、今思っていること、世の中がいろんなことをああだこうだ取り上げてくれたりとか騒いでくれたりとかしているんだけど、「いや、こうだよ」っていうふうに、直接自分の温度で、言葉で、伝えられる場所っていうのが本当にあったから。言葉は悪いかもしれないけど、僕自身のガス抜きの場でもあったというか。
勝手にいろいろと、「こうだ、ああだ」と…まあ、今現在も言われてますけど。「なんか大変ですね」、みたいな目線で見られることもあるんですけど、「えっ、何が?」っていう。
この“ラジオ”っていうスペースと、あと、幸いにもこれは恵まれてるなぁと思いますけど、“全国38局ネット”っていうその場を設けてもらえていることの豊かさは、非常に感じるよね。やっぱこういうメールを読ませてもらって、改めて、じゃないですけど。
実際にいろんな方が聞いてくれて、触れてくれて、それでいろんなことを思ってくれている、いろいろなことを感じてくれてる、っていう。
それこそ、ユキアイママの言うように、小学校で音楽の先生をやってらっしゃる方も、「イメージを壊してくれてる」っていう。それは実際に、こういうことをやらせてもらえているからだな、とは思いますし。引き続き、できる限りはやらせてもらいたいな、と思うし。
いつの日からか、このラジオのリスナーから自分が「キャプテン」っていうふうに呼ばれるようになり、聴いてくれてる皆のことだったりとか、ライブの会場に足を運んでくれる皆のことを、僕が勝手に「クルー」と呼ばせてもらうようになり。その関係性が「これからも付き合ってね」っていうので、その意思表示の確認をこの場でもいろいろさせてもらってはきてるんですけども。
続いてのメッセージはコチラ!
【兵庫県 ヴィッセル垂水 46歳 男性】
拓哉キャプテン こんにちは!
聞いて欲しいことがあります。
最近、身の回りのモノが壊れすぎて困っています。
エアコン、お風呂、洗濯機と連続で壊れ、次に家の中で壊れそうなモノは何だろう?と疑似暗鬼になっていると、想像を超えて車が壊れました。
現在、車乗り換え中ですが・・・新しい車が来て落ち着いた頃に何か壊れるのが怖いです。
今のところ、身体は壊れていません。
木村:体が壊れてないんだったらそれでいいんじゃないか? そこが一番大事だしね。まあ、壊れるタイミング、そういうものってありますよね。
皆さん、確かに耐久性を持たせて作られているとは思うんですけど、より良いものって、伝統工芸的な、もう何代目なのかっていうふうに今まであったものを継承し、「まだ俺はできてねぇ」、「昨日よりいいものを作りたい」っていうふうに思っていらっしゃる職人さんたちもいらっしゃるし。
だから、“より”、“今より”っていう、“more than, better”っていうのは、尽きないんだろうなぁ。
電化製品の故障メールでこんな真剣な話をしている自分が、ちょっと違うのかな? って思ってきたんで、次のメールに行きます(笑)。
【千葉県 はるみ 66歳 女性】
木村さん、こんにちは。
以前放送された港区の50個の坂を走り抜いた「全力坂」、大好きな番組で保存してあり、元気になりたい時に見返しています。
先日、主人に肺がんが見つかり、2ヶ月で亡くなり、色々な感情の中で過ごしていましたが、木村さんの存在が私に元気をくれて前に進んでいます。
ライブも楽しみです。
全力坂の放送の最後に、「次回は目黒区!」と発表されていましたが、、、
50代になった木村さんに是非、目黒区全力坂をお願いしたいです。
これからも一生応援して元気をもらっていくので、全力な木村さんを沢山みせてください。
木村:これは脅迫状ですか? 何ですか? これは。
まあ、もちろん、その時出せる全力として…、僕の個人的な全力を出していきたいですし。
あとは、はるみさんが大好きな番組で、保存してくれているという「全力坂」。その企画をスタッフから持ってこられて、「あっ、できませんよね?」って言われたから、「今なんつった?」って言ってやっただけなんですけど(笑)。
「今はできませんよね?」って言われたら、「そうだね」って言える自信があります。ちょっと無茶振りをされて、やってみただけでした。
目黒区には、公式ウェブサイトで紹介されている坂が34個あるらしいんですけど。50個ないみたいなんですよね。なので、ちょっと残念なんですけども…。はい、ありがとうございます(笑)。
続いてのメッセージはコチラ!
【東京都 カプチーノ 70歳 男性】
木村拓哉 殿
拝啓、初めてメール致します。
私、70才のじいさんです。
木村さんのファンになって、30数年になります。
初めて木村さんを知ったのはドラマ「あすなろ白書」でした。
その頃はテレビドラマもあまり観ていなかったのですが、その日はたまたま家内と娘と一緒に観ていました。
そこで木村さんの「俺じゃだめか」みたいなセリフのシーンがあって、その木村さんが妙に気になってしまいました。
「あの俳優さんは誰?」と家内に尋ねると、「木村拓哉だよ。」と教えてくれました。
へぇー、何かいい感じの俳優さんだなと。
そしてそれ以来活躍の場をますます広げていく木村さんを拝見する都度、「やっぱいつ見てもかっこいいわ」と気付くとファンになっていました。
木村さんのエンタテイナーとしての魅力はもとより、木村さんのぶれない、余計なことを言わない姿勢に引き付けられます。
これってかなり難しいことです。
私も約40年の会社員生活を過ごしたので、その難しさはよくわかります。
まして芸能界の世界ではその難しさは、より一層ではないかと思います。
それでもいつもしっかりと自分を貫こうとする姿は、ほんとにかっこいい、ナイスガイです。
これからもテレビ、ラジオ、映画で木村さんを拝見するのを楽しみにしています。
ますますのご活躍をお祈りしています。
70にして初めてファンレターを書いた次第です。長々と失礼致しました。
それではお忙しい日々が続くと思います。くれぐれもご自愛下さい。
木村:70歳の男性の先輩から届いたファンレターでした。ありがとうございます!
[OA曲]
TRUE LOVE/藤井フミヤ
2026年04月26日Flow 第四百四回目
今週は、みなさんから頂いたメッセージを元にトークしていきます!
最後までお付き合いよろしくお願いします。
【広島県 ☆☆☆よっこん☆☆☆ 45歳 女性】
木村さんこんにちは!毎週、楽しい時間をありがとうございます。
Flowのサイトを見ていて気がつきました。3月末の放送で400回ですね!
おめでとうございます♪
ワッツ時代から聞いていますが、気がつけばFlowも400回!正直とても驚きました。
日曜日が待ち遠しく、そしてまた日曜日を待っているので、私としてはあっという間に感じます。
木村さんは、振り返ってみていかがですか?
500回、1000回と末永く木村さんの思いが聞けるこの時間が続くことを願っております。
木村:気づいてなかったです。それは僕だけではなく、直接関わっているスタッフも全く気づいてなかったです。
ということで、ちゃんと襟を正し直しまして、今日の放送を振り返ってみると…今日で404回目っていう(笑)。どんだけ気にしてなかったかがわかるでしょ? 404回目なんですよ(笑)。
そうやって「振り返ってみていかがですか?」ってよっこんに聞かれて、初めて振り返ってみて。1995年1月から、TOKYO FMさんにお世話になることになりまして。23年間続いた「What's UP SMAP!」、通称「ワッツ」と呼ばれていた番組が2018年に終わって、翌週の2018年の8月から、こちら、皆さんにお会いできるお昼の時間に引っ越しさせて頂きまして、現在の「Flow」っていうスタイルの番組が始まったんですけども。
言葉にしてすらスラスラって言うと、「へー」って感じなんですけど、読むとえぐいっすね。
そんな今現在の「Flow」なんですけども、いろんなゲストの方をお迎えして、その方が人生をどうFlowしてきたのか、っていう番組をやらせて頂く第1回目のゲストが、明石家さんまさんっていうね。
だから、いろいろ間違えてるよね。ゲストの方がどう人生を歩んでこられたのか、いろんなお話を伺っていく番組の1回目のゲストが、さんまさんっていうチョイスが、今思い返すといろいろ違うんじゃないかな、っていう。
たまにこうやって振り返ってみるって、すごく頭が冷静になりますね。その当時は「よし、新しいものがスタートするぞ! ゲストはさんまさんだ! 俺はもうフルアクセルで行くぜ!」っていう感じで、バーンっていう勢いで走り去ったような感じはあるんですけど。
走った後の今、「俺ってどういうところを走ったんだろう?」、「どういう走り方したんだろう?」っていう感じで見返してみると、えぐいことやってんな、っていうね。
さんまさんをスタートに、90組近いゲストの方に来て頂きまして。スタートがさんまさんだったので、「次のゲストとかどうされますか?」みたいな話をスタッフとさせてもらう時に、自分が交友関係を持たして頂いているいろんな方たちの名前を挙げさせてもらったら、「あ、いいじゃないですか、その人!」って。「いや、『いいじゃないですか』って、普通に僕の友達なんだけど」っていうところを、スタッフ的には「絶対いいっすね!」みたいな人選、結構多かったですよ。
自分のLINEのトーク履歴があるじゃないですか。そこで「来てくれる方がいるかな?」って遡ってて、「あ、この人、最近元気かな?」とかって言ったら「いいっすね! 話聞きたいっす!」みたいな感じになり(笑)。
スタッフ的にはノリだったのかもしれないですけど、でもそのノリがノリを生み出してくれた、と言うか。僕もスタッフのノリを受け継いで、そのノリに乗っかって、交友関係を持たせてもらってる方に連絡させてもらったりとかすると「行く行く」っていう感じで来てくださって。
その流れで、「グループは解散したのかもしんないけど、自分はやんないの?」、「もうマイク持たないの?」みたいなお話を振ってくれたりとかして。
そういう方がいてくださった、っていうタイミングで、リスナーの皆さんの中にも、「ゲストの方も仰ってたけど、うちらも待ってるんですけど」みたいな感じで、その流れが僕のところにすごく届いて。「じゃあ、もう1回(マイクを)持ってみる?」っていう話にもなって、それこそスタッフと話して「じゃあやらせて頂こうか」みたいな感じで、アルバムを作らせて頂いたりとか、ソロでライブをやらせて頂いたりとか。
過去の、90組近いいろんなゲストの方たちとのトークが、Flowのホームページに掲載されてるんですか? 俺、1回も見たことない(笑)。
そういうところに、文字として、トークの内容とかが掲載されてるんですね。チェックして頂ければな、と思います。よろしくお願いします。
よっこんのお陰でこういう言葉が言えるな、と思うんですけども、今年の8月で9年目に突入ということでね。これもまた中途半端な(笑)。なんだ、9年目って(笑)。
これからもよろしくお願い致します。
続いては、今月4月のマンスリーゲスト、北海道日本ハムファイターズの監督、新庄剛志さんとのトークを聴いてくれた方からの感想メールをご紹介します。
【山口県 たっくんLOVE1 56歳 女性】
キャプテンこんばんは~♪(*^_^*)
Flow新庄さんゲスト、どんな感じでトークされるか楽しみにしてました♪
名前で呼び合う仲の良さ、20年振りとは思えない楽しそうなお二人。
人との出逢いで転機を迎えてらしたゲストが多い中、新庄さんは自分に自信を持ってらして、強い意志と、どうしたらいいかを見極めて、そこに向かって全力で向き合われて、人生切り拓いて来られた方だなって。
プロとしての仕事への向き合い方や、想い描いていた事と違う事が起きても見方を変えてポジティブに、という所は、お二人の共通点に思えました。
だから気が合うのかしら(*^_^*)
楽しい放送でした♪
木村:という、温かい目線の持ち主のリスナー、たっくんLOVE1さん。
【北海道 mao 56歳 男性】
今月は新庄監督がゲストという事で、1回目から楽しく聴きました。
お二人は年齢もほぼ同じなんですね。
私は熱心な野球ファンではないですが、新庄さんが監督になった時は正直、「とんでもない人が監督になったなあ」と思いました。
恐らく道民の多くはそう思ったはず。
でも、3年目あたりから、「コレは本当にやってくれるんじゃ?」という期待に変わりました。
今年こそはリーグ優勝、そして日本一になれるよう、私も精一杯応援しています。
木村:現実的な、リスナーの方ですね。
【福島県 ブリザード・コトブキ 31歳 男性】
新庄監督とのセッションを聞いて、いてもたってもいられず、初めてメッセージを送りました。
新庄監督もキャプテンもとても太くブレない芯をもってらっしゃるのだと思いました。
1つのことをとことん突き詰めていくその姿勢は、シンプルに人としてとてもカッコいいです。
色々な視点から物事を捉えられる、そして結果も出しているのは本当に尊敬します。
私もそんなものに出会えたらいいなと思うのと、何かを続けられるブレない芯を育てていきたいと思います。
木村:新庄剛志…僕は「剛志」って言わせてもらってるんですけど、リスナーの皆さんからすると今は“新庄監督”ですからね。
スタジオに入ってこられて、「あ、本当に来た」って思って、握手して、話し始めた瞬間に、普通はなんかもうちょっとあるよね。想像としては、世の中の大人同士だったら「本当にご無沙汰してます…」みたいな感じで、きっと何かがあるのかなと思うんですが。
なんだけど、なかったからね。「ウイーッス!」っていう(笑)。いいのかな? これは僕らだけのことだから、いいも悪いもないのか。
本当に、久々に会えて嬉しかったし。
「あ!」って思ったのが…、ここはね、その“20年ぶり”っていうのを実感した部分ではあったんですけど。
「来てくれてありがとう」っていう何かしらの気持ちを剛志に届けたくて、連絡先を探したんですよ。検索「しんじょう」って打って、ぴって検索したら、「新庄メール」っていうのが出てきて。きっと、繋がらないとか、変更をしたとかいうものが、20年の間にあったのかなと思って。残ってたのは「新庄メール」っていうやつだけでしたね。
続いてのメッセージはコチラ!
【栃木県 シオン 22歳 女性】
キャプテンこんにちは!
昨年の11月2日のラジオでメッセージを読んで頂いた者です。
今日はキャプテンに報告したいことがありメッセージしました。
パニック障害になり、人生を諦めようとしていたことがあるというメッセージを送ってから、1年以上が経過しました。
私はなんとか実習を乗り越え、今年の2月に国家試験を受けてきました。
私は人生を諦めようとしていました。
学校も卒業できると思わなかったし、国家試験も受けに行くこともできないと思っていました。
ですが、なんとか踏ん張ることができて、無事に国家試験の合格を掴むことができました。
キャプテンの「ここにいる」という曲が私を救ってくれたこと、本当に感謝しています。
4月から私は夢であった理学療法士として働くことができます。
そして、一人暮らしにも挑戦します。
今まで以上に体調に気をつけ、キャプテンのライブに参戦するんだ!と心に誓い、理学療法士として患者さんに寄り添い、精進していきます。
曲を通して助けてくれてありがとうございました。
木村:今現在のシオンにたどり着いたのは、シオン本人だけだし。そのサポートと言うか、「ここにいる」っていう楽曲を受け取ってくれて今に至ってる、っていうのは、またまたすごくやりがいを感じさせてくれるし。
確か、そのメールをシオンがくれた当時は、「大きな壁に直面しながらも、国家試験を受けてパスしないとなれないっていう事実があるので、必ず通ってみせます」っていう決意表明みたいな感じのメールをこのラジオに送ってくれていたんですけど。やりましたよ、決意表明の通りに。
こういう報告は嬉しいですね。ありがとうございます。
そして、シオン、おめでとう!
[OA曲]
羽/稲葉浩志
2026年04月19日Flow 第四百三回目「拓哉キャプテン × 新庄剛志」Part3
今月のマンスリーゲストは、北海道日本ハムファイターズの監督、新庄剛志さん!
新庄剛志さんとのトークも今週が最後! 新庄剛志さんにとっての「人生の1曲」も伺います!
木村:プライベートも軽く聞いていいですか。
新庄:うん。
木村:インドア派、アウトドア派、どっちですか?
新庄:監督になったらインドア派。選手の時は、もうバリバリ、アウトドア。
木村:じゃあ、今はインなの?
新庄:イン。この4年間、すすきのに1回も飲みに行ったことない。野球だけです。
木村:何してんの? 勉強?
新庄:これはよく言うんだけど、iPadを3~4台持って。まず、今日のファイターズの試合。次に対戦する相手の試合。あと、いい選手がいないかどうかの、セ・リーグの試合と2軍の試合を、もう帰った瞬間に全部観るのよ。
木村:待って。同時再生? 4画面?
新庄:うん。で、大画面では違う試合が出てて。もう野球だけ。これはもう「真面目くさんな」って言われるかもしれないけど、実際にこの4年間、ずーっとそれしかしてない。
たまーに、平和島にボートしに行く。小さい頃から親父に福岡ボートに連れてってもらって、そこの記憶がすごくあるから。平和島に行くね。
発散やね。ストレス発散。
木村:で、今現在でも「12時間以上寝る」って聞いたんだけど、本当?
新庄:あるね。もう目が疲れて。12時間、トイレなしよ。
木村:それはでも、一度ぐらいはパッてちょっと意識は覚醒するけど、「まだ横になれるわ」っていう感じで?
新庄:もちろん。「あ、まだ4時半か」、で、そっから昼の1時ぐらいまで寝て。ただ、最近、無呼吸症候群がすごくて。寝てる間に息が止まる。
木村:無呼吸? このガタイで?
新庄:そう。監督に多いらしいのよ。心臓の病気と、呼吸系。責任があるから、やっぱストレスとかで、もう心臓が飛び出そうなぐらい。他の監督たちは心臓が悪くなるの。「一番やりたくて一番やりたくない仕事は、監督」って言ってたね。それぐらい預かってるから。サイン1つで負けに繋がるんだから、それはプレッシャーかかるよ。
木村:ごめん。また話戻っちゃうけど、サイン出してる?
新庄:俺は出してない。作るけど、覚えてない。
木村:嘘だろ?(笑)
新庄:本当。これ、他のチームは多分サインが9個ぐらいしかないのよ。バント、盗塁、エンドラン、スクイズ、リレイドスチールとか。9個ぐらいしかないんだけど、うち31個あるのよ(笑)。
俺がいろいろなアイディアが浮かびすぎて、「サイン作ろう」、「サイン作ろう」、「サイン作ろう」ってやったら、31個ぐらいできちゃって。それを今、選手たちが覚えて、やれてるっていうのは、すごくない?
木村:でも、発案者は覚えてないんでしょ?
新庄:ヘッドコーチがしてんのよ。「次の球がボール球だったら、スクイズ行くよ」、「次の球がストレートやったら、ツーランスクイズ行くよ」とか。早めに早めに言うのよ。
で、俺がサインを出したら、次の次のシチュエーションはどうしたらいいか、って。将棋と一緒よ。もう4、5手先を読んで、前もって考えてやらないといけないから、サインを出す暇がなくてヘッドコーチに出してもらってる。
木村:口頭で言ってるの。
新庄:「何球目はスクイズで行くよ」って。
木村:それも込みで、試合中は口も読まれないようにマスクしてんだね。
新庄:それもある。バント、バント、バント。エンドラン、エンドランは、やっぱりいつも抜かれるから。
そしたら向こうのキャッチャーが「あ、バント来るから」、「スクイズ来るから」、ってあっちのベンチが外せってなってしまうから、マスクを着けて。
あとは、マスコミの対応が多くて、風邪を貰いたくないんだよ。
木村:俺、それもね。夜やってるスポーツ番組とかニュース番組とかで、いろいろな球団が「〇〇でキャンプインしました。直接取材してきましたんで、観てください」とかいうところで…。ファイターズのキャンプインで、剛志が、もう言ったら南国ですよ? なのに、そこでちゃんと「おはよう」っていうタイミングでマスクして現れて(笑)。
新庄:(笑)。
木村:で、マスコミの皆さんに「今日何人ぐらいいらっしゃってんの?」って言って、「よかったら、これ寒いから食べてって」とか「暑いからこれ飲んでって」とか言ってんのを見た時に、「うわ、マジか」って、個人的に思ってるタイミングがいっぱいあって。
でも、最近はインドアってことは、趣味で何かをするとかっていう時間は、そんなにない?
新庄:ごめん。これはマジで野球しか見てない。
ここからは、この番組「Flow」に届いているリスナーからのメッセージに、新庄剛志さんにもお付き合いをしてもらいます!
まずはこちらのメッセージから!
【千葉県 ユウさん 27歳 男性】
私は突然の環境の変化が苦手なのですが、逆手にとって環境の変化を楽しむ方法はありますか?
木村:もう変化じゃないもんね。自分で変えていってるもんね。
新庄:そうね。俺、ちょっとアドバイスは難しいかもな。
挑戦してる自分を「俺かっこいいな」とか思ったりすると、その場所でいろんな行動力が生まれるかもしれないね。
俺はメジャーでアメリカに行って環境を変えることになったんだけど。「アメリカに行く俺ってカッコよくね?」って自分で言い聞かせて。「もっとかっこいい姿を見せたるわ。見とけよ」って。
木村:その「見とけよ」は、誰に?
新庄:日本中の野球ファンのみんなに。あとは、「俺はやったことないことをやってのけるからね」って。
木村:それ、自分には言わないの?
新庄:いや、俺はできるもんだと思ってしまってるから、言わないのよ。もうできるから。その辺はもうマイナス思考も全くなくて。いいことしか。
木村:それすごいね。だから「失敗したら嫌だ」とか、「失敗したらどうしよう」とか、「迷ったらどうしよう」とかいうことではなく、それはもう枠にないんだよね。
新庄:すっごいチャンスで打席に立って、打てませんでした。(という場面でも)「あ、ピッチャーが俺より上回ったんだ」で終わりなの。
木村:「自分が」じゃないんだ。「こいつがすごかったんだ」って。
新庄:ただ、これはよくないことなんだけど、相手のピッチャーが子供生まれたとか、結婚したとか、これで打たれたら2軍に落とされるとか、そういう情報を聞いちゃうと、三振してあげたくなるのよ。
俺はもう安定してレギュラーだから、「俺がこれを打ったら、この選手の家庭はどうなるんだろう?」って思い出すと…。
木村:マジ?
新庄:そう思ってしまうから情報をあまり入れないようにしてるんだけど。マネージャーから「生まれたらしいっすよ」って言われたら、「聞きたくない…」みたいになんのよ(笑)。
木村:いや、でもそのレベルで打席に立ってるっていうのも、プロじゃないとその尺度って言うか、その目線にはなれないよね。
新庄:あとは巨人戦。昔、巨人戦は地上波で流れてたじゃないですか。巨人戦は、2ストライクまで(バットを)振らなかったね。テレビに映りたいから。
木村:嘘だろ?
新庄:本当本当! これマジで。こういう選手多いよ。
田舎もんは特に。田舎もんの選手で打席立った選手は、ツーストライクまで打たない。テレビに映りたいから。
木村:嘘だ!
新庄:本当だって。バリバリチャンスの時はもう初球からいくよ。それ以外の時は、試合前の鏡でお尻のラインとか、首の位置とか…。
木村:それ、「他の人はやってません」って…。
新庄:たぶん長嶋さんはやってたよ。空振りしてヘルメットが飛ぶポジションを、「お、このポジションいいな」っていうのを練習してたらしい。やっぱ、野球はエンターテインメントだから。
木村:でも「練習してた『らしい』」でしょ?
新庄:『らしい』だね。そりゃ実際見てないからね。
長嶋さんはやっぱね、好きなんですよ。俺は落ち込むことはないんだけど、なんか暗くなった時は、“長嶋さん伝説”の動画を観るっていうね(笑)。
北海道とか、遠征先に行くじゃん。夏にはスイカとか出るのよ。 選手たちが1個1個甘いの食べたいんやけど、長嶋さんが全部先っぽだけ食べてるらしいんだよ(笑)。でもいいの、長嶋さんだから。何も言えないの(笑)。
木村:でも、それに近いことをやってるような気がするけどね。
新庄:俺が? ないない。野球やってる時の俺って、常識人より常識人なのよ。これ、本当に。
木村:いやそれは、自分で言ってるからなぁ。
新庄:でも、例えば主力が6試合ぐらい打てなくて、ポンッて2軍に落としたりできる監督は少ないよね。
木村:え、するの?
新庄:するのよ。なぜかと言うと、2軍で気持ちを入れずにリラックスさせて、余裕を持たせるために、早く2軍の試合に行かせた方がいいのよ。だって結果関係なくない? そうすると、1軍だと「わっ」てなるヤツが、2軍になったら「ふお~」って溜めて溜めて、パンッて打てる。で、良くなってきたら、結果が出たから1軍に上げるとかじゃなくて、その打席の内容で「よし、今呼べる」って思ったら、すぐ呼んでスタメンで使って、2本3本ホームランを打ってくれる。
木村:じゃあ、今話を伺ってる限りでは、2軍っていうのは、要は、ちょっとレベルとか調子があんまりいまいちっていうゾーンではなく、“整える場所”なんだ。
新庄:そう。俺の中ではね。
だって、8人しか出れないじゃん。で、レギュラークラスの選手が1試合目、見る。出場機会なし。2試合目、3試合目、4試合目、こっちで出てる選手が調子いいから(出さない)。そしたら、どうさせたい? ポンって2軍に行かせて、打席に立たせた方が良くない? あのスピードの感覚っていうのは、4、5試合で変わってくるから。だったら立ってきなさい、って。
2軍じゃないよ。落ちたわけじゃないよ。1軍管轄の打席に立っていけだから、良くなったらすぐ呼ぶよっていう、2軍には落としてない感覚。
木村:面白い。でも、「環境の変化を楽しむ」って言うか、日ごろから楽しめてれば、環境が変わろうが何しようが、ってことだよね。
新庄:そうそう。もう、自分次第よ。
木村:今月は、北海道日本ハムファイターズの監督、新庄剛志さんをお迎えしてお送りしてきたんですけども。「2026年の目標、夢は?」って言われたら、もうそこだね。
新庄:リーグ優勝でしょ? それはもちろん。リーグ優勝が日本一より大事なんだよ。
木村:日本一よりそっちが大事なの?
新庄:そうそう。日本一は、もうあれは運だから。時のタイミングによっては勝つから。リーグ優勝というのは、143試合で勝率がいいものが優勝、やから。そこに選手たちを連れて行きたいね。
木村:そこが2026年の、夢、目標。それを掲げて。
あと、この番組は毎回ゲストの方に「人生の1曲」っていうのを伺ってるんですけど。剛志にとっての「人生の1曲」ってなんですか?
新庄:尾崎豊さんの「永遠の胸」っていう歌があるんだけど。
「どこがサビ? ここがサビでしょ? え、こっち? 何この音楽、新しい!」っていう。最初はゆったりめで、サビが来た、と思ったら、またサビ来て、また来た、みたいな。新しい感覚の曲で、俺は惚れ込んだね。
木村:いつ?
新庄:だいぶ前。
木村:1991年の曲。いろんな行き先を見せてくれそうな新庄剛志も、多分僕らはきっとまだ見続けて、追い続けて、で、一緒になってた分笑いそうな気はしますね。今日お話させてもらって、それをさせてくれるような感じがしました。
新庄:あとは、タクの(映画)監督ね。
木村:監督?
新庄:期待してるよ、本当に。今日からマジで、タクが映画監督になるっていう思考に変わったと思うから。
木村:やめてくれ。いやいや、変わんねーよ。
新庄:変わんないの?
木村:全然変わんないよ。またそういう無茶ぶりをするからね。
新庄:俺の直感をやってみ。さらに面白い人生に変わるから。「そう言えば、あいつ言ってたな」って。
遊びに来てよ。「木村さ~~ん!」で。
木村:そういうタイミングがあったら行きたい。是非是非、お願いします。
ということで、木村拓哉「Flow」。今月のマンスリーゲストは、新庄剛志さんでした! ありがとうございました!
新庄:どうも!
[OA曲]
永遠の胸/尾崎豊



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