2024年01月21日Flow 第二百八十六回目「拓哉キャプテン × King & Prince 永瀬廉・�盒恭た諭�Part2
1月のマンスリーゲストは、King & Princeの永瀬廉さんと�盒恭た佑気鵑任后�
今週は永瀬廉さんの「人生の1曲」も伺います。
木村：廉なんですけども、去年11月に公開した主演映画「法廷遊戯」で、初の弁護士役やっちゃって。
永瀬：(笑)。やっちゃ…やらせていただきました。
木村：そこに、あれなんだよね。花ちゃんとか匠海とか。あと、柄本明さん、筒井みっちー、大森さんとか。
永瀬：そうですね〜。
木村：どうでした？現場。
永瀬：同世代の花ちゃんや匠海くんとのシーンがめちゃめちゃ多かったので、ずっとわちゃわちゃはしてましたね。作品自体は結構重たい内容だったりするんですけど、裏ではすごいゆったりフワフワな時間を過ごしましたね。
木村：俳優さんとしての永瀬廉と言えば「弱虫ペダル」という主演映画を2021年、それで第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞と。
そして同い年の「おかえりモネ」で連続テレビ小説に初めて出たと。
そして22年１月「わげもん」っていう本格時代劇に初挑戦という。NHKですよ。いや〜、連ちゃんで大変じゃないですか？
永瀬：忙しさっていうフィジカル的な面では大変な部分もありましたけど、朝ドラに続いてNHKのドラマっていう本格時代劇も含め、中々やらせてもらう事がないような事だったので、「しんどい、大変」っていうよりかは「やってやるぜ！」みたいな。いい意味で前向きな気持ちの方が強かったですね。
�盒供�そうだったんだ。
永瀬：うん。やってやるぜっていう。
木村：そのモチベーションは大事っすもんね。
永瀬：その気持ちでやってたら、全然大変やったなっていうのは無かったですね。
木村：海人なんだが、去年業界的にも、出演者のみんなも、非常にヒットしてたというか、ひっかかっていたというか、みんながみんな口揃えて「あのドラマやっべーよ」って言ってた「だが、情熱はある」。
�盒供�え〜、ほんとですか。
木村：慎太郎くんと2人で、オードリーの若林さんと南海キャンディーズの山里くんの半生をドラマ化したっていう作品だったんですけど。あれ相当…何した？
�盒供�あれはですね、半生を描くっていうので、若林さんが出されてるエッセー本を読みまして。どんな事を考えてるのかっていうのをまず知ってから、喋り方が特徴ある方なので、ひたすら四六時中ラジオと漫才を聴いて。
木村：ほ〜。音だ。
�盒供�スピードラーニング的なというか。耳で聴いて、喋って。それで調節していって。元々の声が若林さんに似てる音域というか、ゆったり喋るタイプだったんで。
木村：今ここに座ってるのは海人なんだが、今話すことって可能ですか？
�盒供�全然できて〜、その〜、役作り的なところなんですけど、その〜、オードリーさんのラジオを聴いて、こえいろ…声色か！っていうのを合わせて行ったりだとか。
木村：今のね、今のちゃんと自分で補正する感じも…ぽかったよね。
�盒供�(笑)。そうっすね〜。
木村：そこまでやったんだ。
�盒供�はい。これ難しいのが物真似になっちゃいけない。
木村：あ〜。それは、それは確かね、そう。僕も拝見して、海人にそういう内容のLINEを送ったのは覚えてるんですよね。
�盒供�木村さんから「物真似にならず、無理をせず。ただ、ちゃんとやりにいってる」っていう。その塩梅がいいって褒めてくださって。
永瀬：たしかに。
木村：ほら、誰々さんの半生を描くとか作ってみるってなると、言葉難しいけど物真似ドラマになっちゃうと結構辛いものもあるじゃん。それがそうじゃなかったから、こいつら相当面白い事やり始めたなっていうのは観てて思いましたね。
�盒供�ほんとですか？そもそも（若林さんと）顔が似てない。
木村：顔は、そうね。（海人は）こってこてのソースだもんね。
�盒供�一番最初に、“どこまで寄せてくか”っていう話をスタッフさんとしてたんです。慎ちゃんは眼鏡かけてカツラかぶって見た目から頑張って寄せていこうってなったんですけど、自分が若林さんのM-1の時のカツラをかぶったらテニスの錦織圭さんにしか見えなくて。
で、若林さんが夜間学校に行ってた時代にアフロの髪型をしていたので、それをかぶったらジャクソンファイブにしか見えなくて。「これ、やめます」って言って。ただ、「夜間時代のアフロは象徴だからやるしかないね」っていうところで、“出来る限り、声とたたずまいとかニュアンスで寄せに行きます”みたいな感じで作っていったっすね。
木村：いや〜でも、あれは試みたスタッフも相当すごいなと思ったし。
永瀬：たしかにね〜。間違いない。
�盒供�そうですね〜。
木村：出演者の皆も相当な挑戦というか、覚悟したうえでの挑戦だったなっていうふうに。でも、その挑戦は間違いなく面白いっていう形で観てくれている人たちには届いてたと思うし。
�盒供�わー、嬉しい。
木村：あれは、すごいな〜と思いましたね。
永瀬：すごかった、あれは。
木村：そして、1月21日からスタートするドラマ「厨房のありす」。
永瀬：めっちゃ言ってくれるじゃないですか、僕のこれまでの事。嬉しい。
木村：廉は初めての登場という事で。
永瀬：だからか。ありがとうございます。
木村：あたりまえじゃないですか。「厨房のありす」っていうのは？
永瀬：日本テレビさんで1月スタートの日曜22:30からスタートするドラマなんですけど、主演は門脇麦さんで。色々過去に抱えてる酒江倖生っていう青年の役をやらせていただくんですけど、主人公のありすっていう人は自閉スペクトラム症っていうものを持っていて。僕が演じる役は、元々別の目的でありすが働いてるお店に転がり込むんですけど、ありすや周りの人と出会ってどうなっていくのか？っていうような。
木村：「厨房のありす」っていうタイトルにありますけど、お話は料理人のお話？
永瀬：ありすが食事処をやってて色々な料理を作るので、めちゃめちゃ美味しいものを食べれそうなんですよね。
木村：え？作る方なんじゃないの？
永瀬：僕は作らないっす。今のところですけど。進むと、その描写が描かれるんですけど、今のところだと美味しいものを結構食べさせていただいてて。
木村：なんかちょっと不思議なモチベーションになってんじゃない。
�盒供�たしかに(笑)。
木村：「このお話に参加するんですよ〜」って出てきた言葉が、「美味しいもの食べれそうなんですよね」っていう。
永瀬：いろんなメニューが出てくるので、撮影終わって「じゃー、この料理もういいかな」っていう物があれば食べようかなと思ってて。
だから、裏でご飯食べんでいいんちゃうかなっていうぐらい、現場の美味しいものを食べようと思ってるんで。
木村：なるほど。そちらの方のプランニングは、もう自分の中では確立されてる感じですか。
�盒供�(笑)。
永瀬：もう、しっかりと。だから、撮影中に5kgぐらい太る予定というか。
木村：5はちょっと、あれかな。
永瀬：ちょっと太りすぎっすかね。
木村：つながりがね。
永瀬：そうっすね、「ほっぺ丸くない？」みたいな。
木村：酒江倖生くん、ちょっとプロフィール変わってきたよっていう感じになっちゃうんで。
永瀬：そうっすね(笑)。
木村：プライベートでは飯は作ったりするの？
永瀬：僕、一切しないって決めてるんで。
木村：え？決めてるの？
永瀬：決めてます！
�盒供�年越しそばあるじゃないですか。この前、“焼く”って言ってましたからね。蕎麦って、“茹でる”ものじゃないですか。
木村：まあ。通常は。だから、感覚的には焼きそばなんじゃないの？
�盒供�年越しそばは焼かないですよ(笑)。
木村：だから…俺、フォローしようとしてるじゃん。
永瀬：(笑)。
�盒供�フォローしなくていいんですよ。ほんとに、ほんとに料理しなくて。
永瀬：マジでしないって。ポリシーというか。
木村：その険しい目は何？
永瀬：(笑)。
木村：料理をしないっていう事に対しての決めごとは何なの？
永瀬：何て言うんでしょ。小っちゃい頃の親との約束って守ることが多いじゃないですか、人生において。
木村：してないんでしょ？
永瀬：してないですけど、僕はしないって決めてます。それぐらいの勢いでというか。
木村：じゃー、果物を…。
永瀬：食べないです、果物は。現場にあれば、いただこうかなってなりますけど。だって剥かないとダメじゃないですか。もう剥いてる時点でそれは料理なんで。
木村：皮を剥くのも…。
永瀬：料理です、料理です。
木村：バナナの皮を手で剥くのも。
永瀬：それも料理です。
�盒供�違うだろ(笑)。ミカンも？
永瀬：ミカンも現場にあれば食べますけど、剥いちゃってるんで料理なんで、家ではしないっすね。
木村：チップス系のやつは？
永瀬：ないです、ないです。お菓子も。一切。僕んちには無いっすね。
�盒供�不思議な人が相方〜。
木村：飲み物も？
永瀬：お酒飲むので、炭酸水とウォーターサーバーというか、それはあります。その2つだけっすね。
木村：すげー生活してんじゃん。
永瀬：でも、冷蔵庫は6人家族分が賄えるぐらいですね。一応。
�盒供�(笑)。デカさが？
木村：何入ってる？入ってないよね。
永瀬：割る用の炭酸水、割る用のウーロン茶…だけっすかね。
木村：(笑)。マジか？
永瀬：はい。そうっすね。料理はしない。
木村：結構、相方すげー生活してるよ。
永瀬：(笑)。
�盒供�王です。
木村：ちょっと困った王だね。
永瀬：(笑)。
�盒供�大変ですよ。
木村：毎回ゲストの方に「人生の1曲」っていうのを伺ってるんですけど。
今週は廉の人生の1曲を伺いたいんですけど、何になりますか？
永瀬：うわ、人生の1曲、何て言うんだろ。
木村：あるぞ、あるぞ。いつらへんかな？大阪城ホールじゃないな、きっとな。
永瀬：もっと前。人生の1曲っていう大層なあれでもないんですけど、でも印象に残ってるというか。Mr.Childrenさんの「GIFT」なんですけど。
何でかって言うと、家族で週末いっつもお出かけしてたんですよ。土日になると、300円握りしめて近くのショッピングモールにムシキングやりに行ってて。その行き帰りの車でずっとミスチルの「GIFT」が流れてて。
木村：両親が好きで？
永瀬：父親が特に好きで。「GIFT」と「花火」ずっとループされてるみたいな。
�盒供�何曲かとかじゃないんだ。
永瀬：そうそうそう。ずっとループされてて、身体にめちゃめちゃしみ込んでて。血液と一緒にミスチルのこの曲が流れてるぐらい、俺の身体の一部になってて。
�盒供�(笑)。
木村：へー。
永瀬：だからもう、この曲かなって思いましたね。この曲を聴くと、その時の想い出もいっぱい思い出すし、家族との大切な出来事の1つだったんで。だから、この曲かな〜と思いましたね。
[O.A曲]
M.GIFT/Mr.Children
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