「どんぐり拾い」のレポートを今週もお届けします。
母樹ごとにどんぐりを拾い、ジップロックにその種ごとにどんぐりを詰め、
発芽〜ポット苗にするところまで管理をし、防潮提に植える、というこのプロジェクト。

今回お世話になった輪王寺の職員の方の中に、
潜在自然植生を見つける名人がいたんです!

それは、輪王寺の職員のお一人、佐々木優二さん!
http://www.tfm.co.jp/cms/nucleus/images/button-link.gif
今日は佐々木さんの「活躍」っぷりについてご紹介します。

佐々木さんは、およそ10年前から、森の長城プロジェクト
副理事長・宮脇昭博士と、潜在自然植生を植樹する活動に取り組んでいます。
そして、その長年の経験から、森の中で「自然植生の森」を見分ける名人でも
あるんです。



この佐々木さん、どうやって「潜在自然植生」を見つけていると思います?

実は、グーグルマップを使っているとのこと!

グーグルマップのページで色を見て、
常緑樹、広葉樹、針葉樹など見分けがつくそうなんです。

針葉樹と常緑樹だと同じ緑に見えるが緑の配列が違うとのこと。
そのグラデーションの違いで判断して現地に行き、見つけて確認して何の樹木か確かめるんだとか。

どこに潜在植生が多いのかと聞いてみたら、

神社仏閣。屋敷林。屋敷林と森が繋がっているところは必ずあると答えてくれました。
(理由は、伐採していないから!)

神社はほとんどのところにご神木のよう母樹があるんだとか。

また、母樹を探し始めたのは、昨年の震災後のこと。
宮脇先生と住職が海岸線を見てあるき、
屋敷林に囲まれたところは家が残っていたのが現実だったとのこと。

実際に佐々木さんが出会ったお宅では、
田んぼの周りに家があり垣根はコンクリだったところは全て家がなくなったけれど、
垣根の家は波を軽減して家が残ったとのこと。

その家のおじさんが2階に避難した時、波が垣根を避けるように割れたのを見て、
屋敷林が津波被害を軽減するのが実感できたので、
「森の防潮提」の構想を思いついた、などいろいろお話いただきました。

しかし、グーグルマップ…ちょっと意外でした。
そして、やはり森は優しく家を守る力があるんですね。

さて、このどんぐり拾いのあと、佐々木さんは
輪王寺の敷地にある、苗木を育てるためのビニールハウスに案内してくれました。
どんぐりは発芽して、1年くらいたつと、こんな大きさのポット苗になるんですね。



佐々木さんによれば、冬を迎え、これからさらに管理が大変になるそうです。
特に常緑樹は、常に水が必要。水をあげないといけないのですが、
真冬に水をやると凍ってしまうからだそうです。

番組では、「森の長城プロジェクト」への質問やご意見、
「あなたの森の記憶」「ドングリから木を育てた方の経験談」もお待ちしています。
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パーソナリティ

高橋万里恵
高橋万里恵

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