今週は5月30日(土)に、宮城県岩沼市で行われた『千年希望の丘 植樹祭』のレポートをお届けします。

岩沼市では、震災後の町づくりの一環として、2013年から、市の沿岸部を利用した、森作りを続けています。その苗木を植樹するのが、地元岩沼、そして全国からのボランティアの方の力。今回の植樹には子どもに「木を植えさせたい」という家族連れもたくさん参加していました。
そして今岩沼市と協力してこの植樹に取り組む『がれきを活かす 森の長城プロジェクト』理事長の細川護煕さんもボランティアの方に混じって丁寧に木を植えていました!

◆森の長城プロジェクト理事長 細川護煕さん
これで7つマウンドができたわけですね。あとこれから3年間で8つマウンドを作るわけですね。それで全部で17万本になるのかな。
土いじりっていうのは本当に楽しいし、何にも難しいことないので、やっぱりやったっていう達成感がね、ボランティアで来て頂くとあると思うんですよ。だから是非多くの方々に、特に若い方々に来て頂きたいですね。



岩沼市では、今回の植樹もあわせて、3年間で15万本の苗木が、沿岸部に植えられました。2017年度までに、合計30万本あまりを植樹する計画です。
去年の植樹会場を見に行ったら、もう胸の高さくらいまで成長している苗木もいっぱいありました。    今後は、この苗木をちゃんと大きな森にするため、世代を超えて、森を受け継いでいく必要があるんですね。
岩沼市・菊地市長にもお話伺いました。

◆岩沼市 菊地啓夫市長
井口前市長と一緒にこの計画を作ってきましたが、これを完成させることが岩沼市民の生活の安全に繋がっていくんです。津波対策の一つでもあるわけですから、これを是非完成させたいというのが私の思いです。
植樹はあと2年間やって完成させようと思うのですが、植えてから4年〜5年くらいは木が低いので、雑草に負けてしまいます。ですので、雑草に負けない高さになるまで草をとってやらないといけません。それでみなさんの力を借りて、昨年は育樹祭っていうのをやったんですね。ボランティアの方々をお招きして、芋煮会やったりしながら草を取って頂くということをしたんですが、またそうやってお手伝い頂ければと思っています。
この森は津波対策だけでなく、潮風を防ぐためにも役に立つと思うんですね。ですから早く木が伸びるのを楽しみにしています。桜を植えたり、菜の花を畑に植えたりして、楽しみながら来られるっていうのを一つコンセプトにですね、ここに人が集まりやすいようにしていきたいと思ってますね。
これは我々の復興のシンボルなんですよね。ここで波を食い止められれば、ここから西側の方の土地はまだまだ安心して使えるっていうこともあるもんですから、森作りは街づくりでもあるんですね。


今回の植樹祭、集まったボランティアはあわせて5000人!地元の方も本当にたくさん集まっていました。市長は「ぜひ草取りにおいでください」とおっしゃっていましたが、機会があればぜひ参加してみたいですね。


岩沼市は被災地でもっとも早く、仮設住宅からの集団移転が進みました。市長によれば、7月19日には、避難生活からの「自立」を全国に報告する町開きイベントも予定しているそうです。

今回の植樹の模様はポッドキャストでも詳しくご紹介しています。
こちらもぜひお聞きください!

【今週の番組内でのオンエア曲】
・Valentino / Diane Birch
・この木なんの木 / Inspi

パーソナリティ

高橋万里恵
高橋万里恵

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