今週は前回に引き続き、自然写真家・高砂淳二さんのお話をお届けします。
高砂さんはここ数年、地球の「水」をテーマに撮影を続けていました。そのきっかけは、海に流れ込み続けるプラスチックの問題、いわゆる「海洋プラスチック問題」です。
ただ高砂さんは、危機感を煽るような写真ではなく、地球を覆う「水」、自然のスゴさ、美しさを通じてメッセージを伝えたいとおっしゃっています。実際、完成したばかりの写真集「PLANET of WATER」はそんな写真集になっています。


〜大海原の中をイルカの群れが飛び出している写真はすごく躍動感がありますね。これはどちらで撮影されたのでしょうか。
 これは南アフリカで撮影しました。南アフリカのコーヒーベイというところがありまして、ある時期になると南極海からイワシの大群がうわぁ〜っと上がってくるんです。それを食べにイルカとかクジラとかサメが集まって、水中で追いかけっこするんですよ。それを撮影したいなと思っていたんですね。イルカとかクジラはいっぱいいて、イルカがいっぱい泳いでいるかと思うと、向こうでクジラが尻尾上げていたりとかするんですよ。本当に濃厚な海でしたね。この写真は、イルカたちが大きなうねりが来たときにそのうねりで波乗りをしに集まってきているところです。もう大騒ぎで喜んで波乗りをしてるんですね。波がブレイクするときに内側で波に乗るでしょ、それでジャポンとブレイクした瞬間に裏側にまわって波の裏からスポーンと出てきた瞬間なんですね。僕はこれをゴムボートに乗りながらあっち行ったりこっち行ったりして撮影したんですよ。僕もこんなシーンは30年で初めてでしたね。水中で可愛く泳いでいたり、何頭かの群れでボートについてきたりとかはいっぱいありますけど、こういう大きなうねりで、喜んでイルカが遊ぶシーン、それをものともせずに飛び出してくるというその躍動感は初めてでしたね。

〜あとすごくカッコいいなと思ったのが、森の中にいる大きなクマが川でブルブルブルってやっている写真です。
 これはカナダのブリティッシュコロンビアです。海から川がずっと続いていて、海辺からグリズリーが川伝いに親子で登って、これお母さんが写っているんですけれども、子どもが2匹一緒に歩いて、鮭をとって食べながらだんだん上って行ったんですよ。20メートルくらいの距離です。近いですね。でもご飯食べるのに一生懸命なので全然こっちには無関心なんです。普通の生活を見せてくれましたね。
 例えばクマもそうですけれども、哺乳類というのは警戒心と、好奇心と両方あるんですね。通常の生活をしている時はわざわざ出会いたくないというのが基本なんですけれども、だけどやっぱり気にもなるというのも実際にあるんです。グリズリーはそれほどでもないですが、例えばキツネとかイルカとかクジラなんかは人に興味を持って、後ろに回り込んで見ていることもあります。僕がなるべく怖がらせないようにアプローチして、例えば話しかけるとか、歌を歌いながらとか、アプローチすることがあるんですけれども、そうすると向こうから近づいてきて、「なんだなんだ」と来ることもあります。以前もカナダでホッキョクグマを探して車でぐるぐる走っていた時に、レッドフォックスがいたんですね。200メートルぐらい先にいて、あっと思って車を止めたんです。静かに車を止めて降りたとたんに、だだだっと走って離れていったんです。でも100メートルくらいでピタッと止まってこっちを見たんです。もしかして可能性があるかもと思って、そのまま僕はそこに寝転んで、雪の上だったんですけれども、「おーい俺は高砂っていうんだぞ」とか、「石巻の出身だぞ」なんていうことを適当に話していたら、だんだん近づいてきて、最後は3メートルくらいまで近寄ってきたのでカメラを静かに出してパチっと撮影したこともあります。


〜他にもたくさん素敵な写真があるんですが、特に思い入れのある写真はありますか?
 コスタリカで撮影したケツァールという鳥なんですけど、お腹がグリーンと赤で、ものすごく綺麗で、漫画「火の鳥」のモデルになった鳥なんですよね。雨の中でたたずんでいる姿ですけれども、これもちょっと前までは幻の鳥と言われていたんです。でも最近は民家のすぐそばでも見られるようになったんです。これはなぜかというと、コスタリカが国を挙げて自然保護をがんばっているんですね。それで、だんだん人が何もしないというのが動物たちもわかってきて、下手に森の深いところに住んでいるよりも民家に近い方が外的に襲われにくいとわかってきたらしくて、ケツァールも民家の庭先に来るようになったんです。やっぱり人が自然に心を開くとか、そういう方向になると、その分だけやっぱり環境が良くなったりというのはあると思うんですよね。だからプラスチックのこととかでも、ここで気がついたから多分、これからそれに代わるものが作ることもできるだろうし、どうやったら自然のシステムに戻せるかというのも、考えたらできるんじゃないかなと思うんですよね。

自然写真家の高砂淳二さんにお話、いかがだったでしょうか。高砂さんの写真集『PLANET of WATER』は日系ナショナルジオグラフィック社から出ています。

『Planet of Water』高砂淳二(日系ナショナルジオグラフィック社)

そして写真集『PLANET of WATER』の発表に合わせて写真展が7月18日〜31日にニコン・ザ・ギャラリー大阪で開催されます。7月20日、27日にはトークイベントもあるそうです。詳しくは高砂淳二さんのウェブサイトをご覧ください。
http://junjitakasago.com/

【今週の番組内でのオンエア曲】
・Joy To The World / Three Dog Night
・NOBARA / Maika Loubté
今週は、地球の表面の「7割」を占めているもの・・・「水」をめぐるお話です。
ゲストは自然写真家・高砂淳二さん。地球をあちこち飛び回り、レンズを通して、森や海、様々な生き物たちの姿を捉え続けてきた高砂さん。新しく発表した写真集のテーマが「水」ということで、いろんなお話伺いたいと思います!


〜今朝のゲストは、自然写真家の高砂淳二さんです。1962年、宮城県石巻市生まれの自然写真家。ダイビング専門誌の専属カメラマンを経て1989年に独立。世界中を旅しながら、海の中、生き物、風景、地球全体をフィールドに、自然全体の繋がりや人とのかかわり合いなどをテーマに撮影活動を行っていらっしゃいます。
前回のご出演は2017年の秋でした。2年が経過しようとしていますが・・・
 ここ2年間は、地球の水をテーマに撮影をしていました。水そのものも撮影するし、水が循環している様子、例えば水は液体ですけれども、氷になったり雪、水蒸気というふうに変わるので、いろんな形を撮影して、あとはその水で生きる生き物とか植物とかを撮りました。約20カ国ぐらいですかね。その2年がぎゅっと詰まっています。
 なぜ水をテーマにしたかというと、今騒がれているプラスチックのゴミの問題ですね。そのことが自分の中ですごく気になって、自分ができることといえば写真を撮って見てもらうことなので水をテーマにしようと決めたんです。僕は30年以上この仕事、特に海で撮影をしてきているんですけれども、今から20年前にミッドウェーで撮影をしたら、絶海の孤島で周りに人が全然いないような場所で、コアホウドリの繁殖地だったんですけれども、コアホウドリの雛がいっぱいビーチで死んで転がっているんですね。近づいてみると、体が半分腐っているんですけれども胃の部分だけ形が残っているんです。よく見ると100円ライターとか釣りのテグスとかプラスチックの破片とかビーチサンダルのかけらとか、そういうのでいっぱいになって餓死している。それはお母さんたちが海からご飯を持ってきて、口移してあげるんだけれども、それが実はご飯じゃなくて浮かんで流れているプラスチックごみを子どもにあげているからそういう風になったんですよね。その時にすごくショックを受けたんです。それからもずっとこの仕事を続けている間に、徐々に徐々にゴミを目にするようになりました。最近は世界中で海から、もうこれは受け入れられないと突っ返されたりという感じがします。ビーチなんかもごちゃごちゃですよねプラスチックで。


〜20年前にもうそういう状況だったんですね。高砂さんが20年撮影を続けていく中で、どんどん環境が悪くなっていると感じる部分はありますか?
 プラスチックのゴミも海底に沈んでいたりビニール袋が浮かんでいたり、多く目にするようになっているし、それから温暖化もやっぱりすごく影響していて、例えばサンゴもどんどん水温が暖かくなってきているので白化現象を起こして死んでしまうというのがあちこちであります。サンゴ自体がかなり少ないですよね。あとは、今回の写真集でも使っていますが、アザラシとかホッキョクグマが住んでいるところの雪や氷もかなり溶けてきていて、今までは氷の上で何週間かかけて育っていた子どもが、そういうことができなくなってきています。この前もアザラシの赤ちゃんを撮影してきて、氷の上にヘリコプターで降りて撮影をしたりしていたんですね。それがここ10年は氷が薄くなってできなくなっていたんですが、久しぶりに氷がしっかり張ったので行ったんです。何日か撮影をして、そのあと僕が別の場所で別の撮影をして、流氷の分布を示すサイトを見たら、最初に撮影していた部分の氷が溶けちゃってなくなっていたんですね。その時点でまだアザラシの赤ん坊は2週間ぐらいしか経っていないので、あと2週間ぐらいは自立するのに必要だったんですよ。だから多分全部死んじゃっただろうと思って。アザラシの赤ちゃんは氷の上でお母さんのおっぱいをもらったり、あるいは氷から降りて泳ぎの練習をして、だんだん自分で自由に泳げるようになって自立するわけなんですけど、4週間ぐらい必要なんですね。

〜写真集の中にも氷が薄くなっているような、上から撮った写真がありますが、これはそういったものですか?
 ここにいっぱい黒いのが転がっているのがお母さんなんですね。ちょこちょこと赤いものが見えるんですけれども、これは子供を産んだ胎盤とかが転がっている跡なんですよ。2月末になると一斉に三日間くらいの間でみんな産むんですよ。その間に、お母さんだけだったのが横にいつも赤ちゃんがころっといるという状況になるんです。すごく可愛いですけど、この氷が、これから数日経ってどんどん温度が上がってしまって、それで溶けちゃったんですね。

〜そういった海の危機的な状況を伝えたいということで今回の写真集が生まれたという事なんですが、綺麗で迫力があったり、可愛かったり、地球ってこんなにきれいな場所があるんだなという感じがしますね。
 やっぱり何が伝えるにしても、悲惨な状況を写真で見せるドキュメンタリー的なものではなくて、地球ってすごいよね、水ってやっぱり大事だねと思ってもらえたらいいなと思っているんですね。

高砂淳二さんのお話、いかがだったでしょうか。来週も高砂さんのお話をお届けします。


『Planet of Water』高砂淳二(日系ナショナルジオグラフィック社)

そして写真集『PLANET of WATER』の発表に合わせて写真展も開催されます。
6月24日(ニコン・ザ・ギャラリー新宿)
7月18日〜31日(ニコン・ザ・ギャラリー大阪)
です。大阪では7月20日、27日にはトークイベントもあるそうです。詳しくは高砂淳二さんのウェブサイトをご覧ください!
http://junjitakasago.com/

【今週の番組でのオンエア曲】
・RUDE / Magic!
・太陽 feat.おおはた雄一 / Maia Hirasawa
今週は、この番組で継続的にお伝えしている、植樹祭のレポート。
福島県南相馬市で6月2日に行われた「第7回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」 こちらの模様をお伝えします。
南相馬市で、津波からいのちを守る森作りがスタートして7年目の今年、市内沿岸部の各所では、すくすくと森が成長しているということで、そんな様子もお伝えできればと思います。
今回の福島県南相馬市の植樹祭、小高区の植樹会場には、2万5千本の苗木が用意され、地元の方々をはじめとしたボランティア1900人が集まり苗木をひとつひとつ、植えていきました。




会場では、細川護煕理事長も植樹をされていました。
中央にいるのは植樹指導をされた、東京農業大学の西野文貴さんです。

今回は新しく植える樹種があります。オオバイボタという木です。

東北の海岸線に生えてくる自生している植物なんですけれども、今まで生産がなかったんですね。自然にあるけれども植えられない、ものがないと言う状態だったんですけれども、今回種をとって、里親制度みたいな形で育てて、この年にまた戻ってきたと言うことになります。まだ他にも生産がない、作っていないものもあるので、どんどん作っていて毎年植樹を進化させていきたいと思います。競争して共存する森づくりをこれからも進めていきたいと思っています。

(西野文貴さん)


参加された方の中には、南相馬の植樹にもう何度も参加されている・・・という方もたくさんいました。みなさん口をそろえて言うのは、「木の成長を見守るのが楽しみ」。ということです。2013年にはじまった南相馬の植樹祭は、原町区、鹿島区、今回の小高区をあわせおよそ16万本が植樹され、スタート当初の苗木は、もうかなり成長しています。

(地元出身の男性)
ここの海は小学生の時とか来ていたところだったので、変わったなという印象です。こうやって精一杯植えて、ずっとここから先もつながっていくということなので、これが続いて、木がいっぱいで森がある姿で残ればいいのかなと思います。

(地元出身の女性)
今は小さいですが子供たちより大きくなって育っていくと思うと感慨深いですね。守ってくれる森になると良いんですけれどもね、少しでもね。

(地元出身の子供と参加の女性)
忘れない、風化させないという気持ちを子供たちにも教えたいので、こういう活動に少しでも携わらせていただければ、心に残るものがあるかなと思います。現にここで亡くなっている方もたくさんいるし、同じ歳の子供たちも犠牲になっていたりとかしているし、いろんな思いがありながら一言では言えない思いがあります。ですから、植樹のお手伝いができて、これが何か大きくなっていく、木が大きくなっていくとともに平和にみんなが暮らすようになれば、子供たちもすくすく育ちこの街も平和になればなという思いで参加しています。

現場で植樹指導をされた、東京農業大学の西野文貴さんに詳しく伺っています。

〜ここは7年目、7回目と言う事ですが最初に植えた木は大きくなりましたか?
 大きくなりました。2013年に植えたところを見に行ったんですが、僕の背丈も超えていました。東北ではゆっくり、じわじわ大きくなっていきます。タブノキなんかは成長すれば3メートル位になるんですけれども、九州とか暖かいところだと、1年で1メートルぐらい伸びるんです。でも東北はじわじわじわじわゆっくり大きくなっていますね。大きくなったことによって雑草、セイタカアワダチ草などの草が生えなくなってきました。という事はメンテナンスが不要になってきたということです。後は自然の力に任せて大丈夫というところになってきたので、これは大きなことだと思いますね。

〜ここから先、課題、もう少しこうしたいと言う事はありますか?
当然種類もそうですし、もっと面積を広げたいと思います。それと、今後はもっと世界に発信できるんじゃないかと思っています。去年初めてヨルダンに森づくりに行ったんですが、この方式で森づくりをしたんです。その土地の故郷の木を混植密植して、早く自然に戻す方法というのをやってきたんです。これは実は世界的にも注目されているので、ぜひ南相馬から世界に発信することができたら良いんじゃないかなと思います。この方法は宮脇昭先生がドイツで学んで日本に潜在自然植生という概念を持ち帰って、ここまで築かれたということがあるんですけれどもこの方法は今や世界的に進んだ方法ということで注目されているんですよね。そういう意味では、日本は緑の先進国なんじゃないかと個人的に思います。2020年の東京オリンピックでは、南相馬が聖火リレーのコースになるということなので、こういう場所も世界の人に見ていただきたいなと思います。


そして、南相馬の植樹祭の今後について、南相馬市 門馬市長は参加者にこう呼びかけました。

 実は今日被災地域12市町村の将来を考える会議というのがJヴィレッジでありました。その中で「被災地はまだまだ大変だと思う。でも人は光のあるところに集まるんです。だから大変だろうけどその光を見つけてください」と、こんな話がありました。来年の3月26日、東京オリンピックの聖火が南相馬を通ることになりました。盛大にお迎えしたいと思います。そしてこの植樹は天皇皇后両陛下もおいでいただいた時に、これから10年間続けますと言いました。来年の植樹は6月の第一日曜日、6日です。今年やって来年の話はまだ早いですが、来年も必ずやります。またお越しください。南相馬市の光であります植樹祭にお越しいただきましてありがとうございます。


平田裕護さん 遥翔ちゃん、篤姫ちゃん

 私はいわき市なんですが、ちょうど下の道でいわきから上がってきたので、立入禁止の地域を初めて通って、まだ何も手をつけていない立入禁止を見て、唖然としました。こうした活動で立入禁止の地域も解消されていって、運動が広がれば良いなと思いますよね本当に。

島袋千恵子さん 里菜ちゃん、土子女公美さん 結衣那ちゃん 彰大くん

津波があった場所ということで1番最初にあった状態のところを見てしまっていたので、まだ怖いイメージがあったんですけれども、皆さん力合わせて、こういう植樹祭にも本当にたくさんの人が来ているんだなと思うとうれしいなと思いました。子どもたちも、こういう植樹に参加すれば、ここまで津波が来たんだよとか、あそこの山まで登らなければダメなんだよというのも気持ちとして残るかなとも思いますから、良い機会だと思います。またぜひ参加したいです。

今年も東北各地で、こうした植樹祭は開催されます。
・7月6日(土) 宮城県岩沼市 植樹&育樹祭2019 in 岩沼市
こちら、シンガーソングライターのLOVEさんの参加が決定しています。ミニライブもあります!

また、8月4日(日)には、岩手県山田町でも植樹が行われます。詳しくは鎮守の森のプロジェクトのホームページをチェックしてください!
鎮守の森のプロジェクト→https://morinoproject.com/
先週に引き続き、オリジナル旅行に「みんなで」出かけるサービスを提供する、trippieceの石田言行さんのお話です。
同じ趣味・同じ目的を持つ仲間を サイトで募り、オリジナルの旅を企画して、みんなで旅して遊ぶことができる・・・というプラットフォームを提供している会社がトリッピース。
そんな会社の創業者・石田さんは、もちろん旅が大好き。年中、色んな所へ遊びに行っているようなんですが、特に、ある場所であることをするのが、今イチオシなのだそうです!


 伊豆諸島はほぼ毎月ぐらいの頻度で行っていますね。最近スピアフィッシングという遊びをしていて、銛を持って海に素潜りして魚を突くんですけれども、伊豆諸島はすごく行きやすいですよね。金曜日の10時くらいに船に乗って、朝5時ぐらいに着くんですけれども、ジェット船だと90分ぐらいで着いてしまう。大島に行くことが一番多いです。僕は車の免許を持っていないので、島は便利なんですよね。船って渋滞がないですから。海が荒れていなければ時間通りに行ます。なので伊豆諸島は最近すごく推してますね。

〜結構な深さを潜って銛で突くんですね。
 10m〜15mくらい潜って魚を捕るという感じですね。釣りは大体船長さんが連れて行ったり、堤防から投げてとかですが、スピアフィッシングは自分の目で見て獲物、好きな魚を探す。自分が食べたい魚をまず「探す」という動作が必要。視覚で魚を発見するというところから始まり、そこから狙いを定めて捕るんですけれども、すごく自力感が強いんですよね。陸上とは違って海中なので、思うようにいかないんですよ。その難しさといい、海なので、流されてしまったりとかもあるんですけれども、そういう命への実感というか、生というものを感じる遊びだと思うんですよね。自然の中で遊ぶというのはリスクもつきものだと思うんですけれども、それも含めて命というものを実感する瞬間だな思っています。やれる都道府県は限られていて、東京都はOKなんですけれども、隣の神奈川県、千葉県はNGだったりします。伊豆諸島は東京都なので、結構やっている方も多いです。漁師さんとバッティングしないように自治体の方が情報発信をしているので、漁師さんをリスペクトしながら遊ばせてもらっているという感じですね。

〜今までスピアフィッシングで一番の大物ってなんですか?
 一番大きいのはサメですね。優しいネコザメ系のサメなんですけれども、岩陰に何かが入る、大きいぞと思って。クエと間違えたんですけれども、1メートルちょっと位のネコザメでした。美味しくいただきました。ネコザメはおいしいですね。

〜石田さんは海に限らず、いろいろな自然のあるところに行ってらっしゃると思うんですけれども、自然に触れる旅をいろいろ経験されている中で、自然の魅力ってどんなところですか?
 やっぱり自分の命も感じられるところじゃないかなと思いますね。海も山もご飯を捕りに行くことが多いんですけれども、山はキノコを捕りに行ったりとか、知り合いのところで筍を捕らせてもらったりとか、そういう意味で命をいただきに行く、命が育まれている場所だと思うんです。ときには自然の中に入ると危ないことってあるんですよね。転んだり怪我をする方もいたり。それが僕らも自然のひとつだと考えると、ある種総合的な面で命を感じられる場所、そこに僕はすごくときめきを覚えますね。

〜旅をするプロという意味で、自然を経験するうえで、楽しむコツはありますか?
 自分の「好き」を見つけるということが第一歩じゃないかなと思います。自分が勝手に童心に帰ってしまうような、僕にとっての海がそうであるように、自然の一部になってしまうような、普段だったらどうしても頭の中から離れないことがすっとどっかに飛んでいってしまうような、好きなことをやっている時、やっぱりそれぐらい好きなことに包まれると、幸せというか、不思議な気分に浸れると思うんですけれども、そういうものを見つけて、そこの延長線上に僕は非日常体験があると思っているので、そういう楽しみ方をして下さるともっと自分らしい体験ができるんじゃないかなと思っています。

〜そういうのを見つけるのって、ちょっと難しかったりハードルが高かったりする部分があるかと思うんですけれども、トリッピースのサイトを見てみると、ちょっと心が揺れる文言が書いてあったりして、もしかしたらこれが 自分の好きなものになるかもというきっかけにもなりそうですね。
 友達を探すくらいの感覚で来てもらっても構わないですし、自分の好きなものって、やってみないとわからないので、ラフにいろんなことを経験できるような、敷居を下げてあげられるようなサービスでありたいなと思っています。

trippieceの石田言行さんのお話、いかがだったでしょうか。気になった方は是非サイトをチェックしてみてください!
トリッピースWEBサイト→https://trippiece.com/

【今週のオンエア曲】
・忘れられないの / サカナクション
・Not Fair / Lily Allen
今週は、森や海、自然にふれる「旅」のススメ・・・ということでお送りします。
ゲストにお越し頂くのは、株式会社trippieceという、オリジナル旅行に「みんなで」出かけるサービスを企画する会社の創業者で取締役、石田言行さん。ご自身も旅が大好きで 様々な土地で自然にふれる体験もされている…ということで、いろいろお話を伺います!


〜trippieceとはどんなサービスなのでしょうか?
 すごくシンプルに言うと、みんなで旅に出かけようというのがコンセプトで、旅の企画をみんなで作って、そこで集まった仲間達と旅をするプラットホームになっています。

〜大手旅行会社とはどのへんが違うのでしょうか?
 ざっくり違いを言うと、まず旅の企画の作り方ですよね。基本的にはユーザーさんが企画を作っていて、その方が行きたいところの企画を立てるんです。この指とまれ、みたいな感じで一緒に行く人を探す感じですね。基本的には企画者の方がリーダーとなって、日程とかは企画者の方が決めることがほとんどですが、どんな観光しようとか何を食べようとかそういうのはみんなで話し合いながら決めていくスタイルですね。ほとんどがはじめましての方々で、空港で「はじめまして」を交わして、徐々にポイントポイントで仲良くなっていくというのがすごく面白いですね。

〜参加された方はどんなことをおっしゃってましたか?
 いちばん多い属性が30代の時間がある独身の方が多いのですが、そういう方はお金と時間は比較的融通が利くようになったけれども一緒に遊ぶ仲間が年々減ってしまうとか、そういう意味でも新しい出会いと体験ができたということに対する喜びはすごくおっしゃっていただけますね。

〜この番組は森や自然にテーマにしているんですけれども、自然やアウトドア体験に関するツアー企画もありましたか?
 変わったキャンプでいうと、冬にキャンプをして、こたつを用意して、こたつに入りながら星空を見るとか。すごく外は寒いんですけれども、体の中はほっこりあったかいみたいな感じがいいんです。あと、僕も行ったのがラオスで象使いになる企画。森の中に飼育されているゾウさんがいて、それに乗って1泊2日で象使いの資格を取る旅があったりするんですけど、過去何回かやっています。籠がなくてそのまま乗るんですよ。首もとに乗るんですが、結構チクチクしているし、1日乗っていると股がすごく痛くなるんですよね。

〜この夏お勧めの企画はありますか?
 それこそダイビングは伊豆を中心にいろんなエリアでやっていますし、登山チームもあったりします。近場の山を登りに行ったりもしていますし、プーケットのビーチでゾウに乗りつつダイビングをして、みんなでワイワイできるものもあります。ビーチ沿いにゾウを飼っていて、ゾウに乗ったり、日中はダイビングしたり。そしてコテージに泊まってワイワイする感じです。

〜夏休みはあるけれども、ちょっと他の人とずれていて遊びに行く人がいないとか、でも海に行きたいという方なんかいいですね。
 そうですね。平日休みの方もたくさんいらっしゃって、そういう方のためにも企画を作ろうと思っているので、土日だけじゃなくて平日も企画をどんどん用意していきたいなと思っていますね。

株式会社trippiece石田言行さんのお話、いかがだったでしょうか。来週も引き続きインタビューの続きをお届けします!

トリッピースWEBサイト→https://trippiece.com/

【今週の番組内でのオンエア曲】
・ME! (feat. Brendon Urie of Panic! At The Disco) / Taylor Swift
・美しい棘 / GLIM SPANKY
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高橋万里恵
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