高橋:じわじわと、寒さが増してくる季節となりましたが、
アウトドアブームが続く中、「焚き火」ハマる方、ほんとうに増えていますね。
暖かく、調理もできて、そして何より、癒される。。。
ただ、私も含め多くの人が知らないことがあります。
それは・・・実は焚き火には「作法」がある!

それを提唱しているのが、アウトドアライフアドバイザーの寒川一さん。
この番組ではおなじみ、焚き火の達人です!

今回はなんと、寒川さんのご自宅に招待してもらい
お庭で、焚き火のおもてなしを受けつつ、
寒川流「焚き火の作法」、教えていただきました。

ということで今回は、みなさんに、焚き火の温かみを耳で感じて頂こうと思います。


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<< 取材レポートの様子 >>

寒川:火が灯る状態をあらかじめ準備!
拾ってきた流木で組んでいきます。
ひとつ太めの木を焚き火台に渡して、
そこに細いのを立て掛けて空気の空間を作っているわけですね。
あとは風向きも考えなきゃいけないので、
火がついたらどんな風に燃え上がっていくかある程度想像して、
薪もそういう形に組んでいく。
焚き火は一番初期にどれだけ燃やすかが肝なんですよ!



(焚き火台に流木を並べて準備!)

寒川:最初がちょろちょろだとすぐ消えちゃったり。
焚き火台が良いのは、移動もできるし回転もできること。
自分がある程度燃やしたい位置に回すことも可能ですよね。
これを直火で地面で直接やったらできない。


高橋:しかも今日の焚き火台はすごくコンパクトですよね。

寒川:そうですね。特徴は円形で低いことですね。
低いことで、地面から熱が直接足に伝わるような。
焚き火台ってわりと位置が高いものが多いんですが、
自分の好みは地面から火が起きているような、
ギリギリの高さなんですよね。じゃあ準備は整ったので。


寒川:これが北海道の白樺。
アイヌの人たちから送ってもらっている白樺の皮です。
それをコンパクトに切って、これがマッチがわりに使えるんですね。
特に北海道の白樺はすごく寒いところで育っているので
めちゃくちゃ油を含んでいて、
これを「樺皮(ガンビ)」と北海道の人たちは言うんです。
樺の皮と書いてガンビ。



(白樺の樺皮)

<<いざ、着火! >>

寒川:今回、木の組み方を本の中でも取り上げたんですけど、
薪の組み方はシンプルに2種類で、ひとつは今からちょっとやってみます。
まずは熾火(おきび)を作っているんです。



(白樺に着火!)

寒川:熾火というのは赤くて灰になる前の炭の状態。
これを最初にできるだけたくさん作ってやる。
最初の目標はこの熾火作りなんですよ。
熾火を作るためにある程度薪をいれてあげる。
熾火を作るとどんな良いことがあるかという炎がコントロールしやすくなる。
空気をある程度送り込むことで火力を調整できるんですが、
どこに吹くかというと熾火に向かって吹くんです。
熾火ができていないのに一生懸命吹く人がたまにいますが、
それは単に消しているだけなので、まずは熾火を作って、
そこに向かって…。フーフーフ―・・・


高橋:火力が上がりましたね!!


(焚き火スタート!)

寒川:熾火さえしっかりできていれば、あとはプラス薪の量で
火力は自在にコントロールできるようになります。
まずはしっかり熾火作りをする。
熾火がある程度できたら今度は、その上に薪を組む。
最初から薪を組むのではなく、順序としては熾火をとにかく作る。
その上に薪を平行に並べていく。
そうすると、風の向きに対して風が通るような、
まさに川の流れを。空気が通って流れるように組んであげれば、
風はこの下を通り抜けていくので、
焚き火が2段階になっているのがわかりますよね。
下に置き火が燃えていて乗せた薪も燃えている。広く燃えていますよね。
この燃え方を「不知火(しらぬい)型」と。実用の火と呼んでいて、
調理したり、やかんをかけてますが、フライパンが乗ったり
鍋が乗っても良いわけです。




寒川:実はいま乗せた3本と言うのは広葉樹の木で長く燃えます。
これがすぐ燃えちゃったらやかんが倒れちゃうじゃないですか。
置く薪の種類も考えながら置いています。
これは針葉樹ではなく広葉樹。木の密度が詰まっているので長時間燃えます。
針葉樹はその逆で密度があんまりなくて、油分があるので煙も出るんです。
すすもいっぱいつきます。
悪いという意味ではなく焚き火の初期の段階では火力がすごくつよいので
針葉樹を使って、途中から広葉樹に帰れば安定した長い焚き火が楽しめます。
2つの樹種をうまく使い分けるのも焚き火のテクニックのひとつ。



(まずは、熾火づくり!)

高橋:楽しんでいるけど頭の中はその先がどうなるのかを想定している感じですね。

寒川:焚き火に限らずアウトドア遊びの醍醐味の部分だと思うんですよ。
自然は結局自分らが予測できる現象ではないでしょう。
風がこちらから吹いているのが急に反対から吹いたりするし、
そういう読めないものに対して考えて、
不慮のことが起きたときに慌てずに対処できる心持ちは
常に持っておきたいと思うから、
それが毎度パターンが違うのが面白いですよね。
例えば、雪の中とか、雨が降る中で火を起こさなきゃいけないとか、
逆境で自分が火を起こさないと暖まれないみたいな時は
一番試される時ですよね。持っている能力を。
キャンプ場みたいなある程度管理されて約束された場所じゃないところで
火を起こすときに、何を基準に場所を選べば良いのかとか、
どうやって安全確保をすれば良いのかとか、その人の能力が試される。
マニュアルをいくら読んでもそんな事は書いていないんです。
それはひとつの場数というか経験ですね。



(薪は流木を使用!)

寒川:いまいい感じにお湯が沸きましたね。コーヒー豆とってきます。

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高橋:アウトドアライフアドバイザー 寒川一さんのご自宅で、
「焚き火の作法」を教えてもらいました!
さぁ焚き火好きな方、ぜひメッセージお待ちしています。
「どんなシチュエーションで」「あなたの焚き火の作法」などお待ちしています。
メッセージは番組webサイトからお寄せください。


◆寒川一さんの最新刊「焚き火の作法」は、学研プラスから発売中です!
寒川一さんInstagram
寒川一さんFacebook
UPI OUTDOOR

【今週の番組内でのオンエア曲】
・ 我が心のピンボール / 大滝詠一
・ Summer Guest / アウスゲイル
 高橋:先月、お届けした「類人猿」をめぐるお話の続きです。
(先月お届けした黒鳥さんのインタビューはコチラからどうぞ。)
インタビューしたのは日本オランウータン・リサーチセンター 代表で、
NPOボルネオ保全トラスト・ジャパン 理事・黒鳥英俊さん。
上野動物園のオランウータン担当飼育員などを経て、
現在は、動物園のオランウータンの研究の他、保護活動にも取り組んでいます。
そんな黒鳥さんに、動物園をとりまく環境の変化について伺いました。


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黒鳥:私が上野動物園に入ったのが1978年、昭和53年。
ひどかった、ひどかったというか、本当に見世物小屋的な感じでしたよね。
悪い人もたくさんいて、ゴリラが外の展示場に出ていると
いろんなものを投げるんですよ。
ガラスを投げたり画鋲を投げたり、
アメ横のマグロを投げたりいろんなものを投げて。
すごい多かったですね。ここ10年くらい、
お客さんの動物に対する考え方がすごく変わったんですね。
すごく動物のことを想うようになってきました。
ほんとうに動物がかわいそうで、
雨が降るとしまってくださいと言うくらいに
コロっと変わってしまいましたよね。
施設的にも旭山動物園の影響がすごく大きいと思います。
当時、生態展示という動物の見せ方をどうするか
と言うことでゴリラだったら群れで飼えるような、
1頭ではなくファミリーで飼えるような動物舎に変わってきているし
オランウータンなら逆に高いところにいる動物ですから
立体的に住めるような動物の展示の仕方というのが全国に。
世界的にもどんどん変わってきていたので、
今では全然考えられないくらい変わっていますね。




黒鳥:あと、今一番力を入れているのは動物の保全なんですね。
生息地が極端になくなっているんですね。
動物園の目的のひとつとして生息地の保全、
域内保全にもすごく力を入れている。
ボルネオやスマトラのオランウータン技術的なサポート、
資金的なサポートもありますし、
動物園はそういう動物がいるので、彼らを知ってもらう、
現地のことも見てもらうということが大切なのかなと思いますね。


黒鳥:いま野生の動物は動物園には連れてくることができないんですね。
1980年頃にワシントン条約ができて、
一切野生のものは動物園には持って来られない。
例えば動物園で生まれた個体、飼育下の個体であれば
移動させてもいいんですね。
その中で動物園はいかに増やして、
それをいろいろお客さんに見てもらって知ってもらうかと
言うふうにやらなくちゃダメなんですね。
ただなかなか増えないのと、一般の人はどこに行ってもボノボはいるし、
動物園にたくさんいるんじゃないかと思って実はどこも必死なんですね。
どこの動物園も何とかあの手この手でやっているところですね。


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高橋:一方、野生の類人猿はどうなのか。
黒鳥さんは、深刻な状況を教えてくれました。


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黒鳥:野生で、チンパンジーで20万頭くらい。
ボノボが2万頭から5万頭。
オランウータンがボルネオに5万頭、スマトラに1万5000頭。
4年前に新種が見つかったがそれが800頭。
それが世界の状態。全部絶滅危惧種ですよ。
特に心配なのがいくつかあってオランウータンでも
スマトラのオランウータンと、新種は800頭。
いまそばでダムの開発工事をやっていて、
この20年以内にまずいなくなる。
スマトラも予測では20年で、ほかも50年で激減と言うことで、
チンパンジーもそうですね。意外と動物園ではみるが野生では
チンパンジーはすごく少ないし、みんな孤立化している。
ゴリラも種によって少ない。
ニシローランドゴリラが大体30万頭くらいいると言われているが
すぐそばにいるクロスリバーは3000頭くらいしかいないので
この20年、50年でほとんどいなくなるのじゃないかと言われている。




黒鳥:例えばオランウータン、
ボルネオ保全トラストではアブラヤシの農園でほとんど開発されて
森が全部切られて彼らは行く場所がなくて川岸に入る。
川岸に行くと象はいるはオランウータンはいるは
きれいな鳥は入るは、みんなすみに追いやられて
岸まで開発されているので木の皮をかじって生活をしている。
その地域だけだと血が濃くなってしまいますよね。
繁殖ができなくなってしまう。
やはり彼らを救うために、
土地を購入して彼らを自然公園まで動けるような
ルートを作ってあげるというのをやっている。
オランウータンに限れば、橋を作って安全地帯に移してあげるとか、
そういった事はオランウータンでやっているし
どこの地区でも全部効率化しているので
将来的には遺伝的に血が濃くなって増えなくなると思う。
ですからそういったものをいろいろつないであげる、
結局彼らは本当に生まれるのは1頭とか非常に出産数が少なくて、
しかも全く今は産める状態ではない。
彼らは60年位生きる動物なので何回も子供が生まれる時期がないわけで、
それが奪われてきてどんどん数が減ってきているわけですよね。
そういったことを考えて今この時代に手遅れになる前に
やってあげないとこれから先彼らの運命は
決まってしまうのかなと言うのはありますね。


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高橋:そんななか、黒鳥さんは「おらけん(オランウータン・リサーチセンター)」でも活動をしていて、研究者のサポートや動物園との情報共有、
保全活動や教育活動など、類人猿たちの暮らす環境を守るために
様々な取り組みをしているということです。
最後に、大型類人猿から学ぶこと、伺いました。


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黒鳥:見ていたやっぱり彼らと比較すると、
同じような顔をしているんですけれども
オランウータンもゴリラも優しい動物だしおとなしいですよね
。騒がない。特に彼らは本当に森の中で多分ずっと
暮らしているわけですけれども、
そんなに周りをどうこうするわけでもないし、
仲間と暮らして、周りを大切にするとか、群れを守る、
そういったオスは立派なシルバーバックがありますし、
ボスが優しくないと思ってないですからね。
特にゴリラ男側恵乱暴だとか、みんなメスはオスのことを見ていますからね。
この男子は嫌だと思ったら???餌食べてますから。
彼らなりにむらいでどう生きるかと言うので生きていますしね。




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高橋:今週は日本オランウータン・リサーチセンター 代表で、
NPOボルネオ保全トラスト・ジャパン 理事
黒鳥英俊さんのインタビューでした。


認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン
日本オランウータン・リサーチセンター

【今週の番組内でのオンエア曲】
・  Run (Taylor's Version)   / テイラー・スウィフト&エド・シーラン
・ (Taking The) Easy Way Out /  The Trampolines
高橋: 今日は、11月6日、7日の2日間にわたって行われた
「GTFグリーンチャレンジデー2021オンライン」の模様をお送りします。




私たち一人ひとりの、地球に優しいアクションを応援する日、
「GTFグリーンチャレンジデー」に実施されるこのイベント。
今年は、感染症拡大防止の観点からオンラインでの実施となりましたが、
アーティストやモデルさん、芸人さんなど様々なゲストの方が登場しまして、
ライブとトークセッションで、それぞれの「アクション」を伝えてくれました。


今日はその中から、この番組とのコラボレーションで行われた
トーク&ライブの様子、お届けします。
ゲストは、歌手・井上あずみさん。
「となりのトトロ」主題歌などで知られる井上さん。
トトロが暮らす森や自然について、いろんな想いを語ってくれました。


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<< 「GTFグリーンチャレンジデー2021オンライン」の様子 >>


高橋:GTFグリーンチャレンジデー2021オンライン。
歌手の井上あずみさんです。よろしくお願いいたします。
トトロの歌を歌っている方です!
「天空の城ラピュタ」そして「となりのトトロ」、
国民的な名曲を歌い続ける井上あずみさん。
大人になると分かるが、ラピュタもトトロも環境問題や、
里山と人間の関係を考えさせられる映画。
井上さんご自身は映画からどんなメッセージを受け取りましたか?




井上:スタジオジブリではナウシカを観た時、
地球が悲鳴を上げていると思いましたね。腐海ってあるじゃないですか。
もう何十年もたつと風の谷のナウシカのような
世界になってしまうんじゃないかって。
今回はコロナ禍ですがマスクをする生活になって。


高橋:もののけ姫を見ていてもこの先の地球を予見して、
警鐘を鳴らしていると感じる部分がありますよね


井上:私の子どもが「もののけ姫はこわい」と
はじめ言っていたんです。最後に首を切られるじゃないですか。
どんどん森が真っ暗になって腐っていくシーンを
最後まで見られなかったんですが、17歳になって最後まで見て
「ママ、これっていまの地球みたいだね」って。
家族でそういったコミュニケーションの場になるものも
スタジオジブリの作品って多いんじゃないかなと思いますね。


高橋:あと宮崎駿監督が会長を務める、淵の森の会の活動にも参加していますね。

井上:もともと淵の森は駐車場だったんですが、
それを森にしたいということで始まったんだと思うんですが、
森に入っちゃいけないということで杭が刺さっていて、
それが腐っちゃうので1年に一度ボランティアが集まって取り替えたり
草刈りをしたりとか。




高橋:トトロがいそうな森・・・ですか?

井上:いそうな森です。
ここが駐車場だったとは思えない。どんどん広くしているんですね。
小川もあって、それも汚かったそうなんですが
お魚が住めるようなきれいな水になっていました。
お魚も泳いでいます。やっぱり川にゴミが流れてくるので
毎週ボランティアの皆さんや監督も一緒になって取ってらっしゃいますね。
だからきれいになるんですね。


高橋:宮崎監督も?気づかない方もいらっしゃいそうですね

井上:もう当たり前のことになっているようで、
周りの方も気にしていないようです。
大きなナイロン袋がいっぱいになるくらいたまるんです。


高橋:今回のGTFについて。
気候変動やマイクロプラの問題など深刻なニュースが増えていますが、
特に関心を持っている問題はありますか?


井上:やっぱりゴミを出さない。
なるべく私は仕事に、水筒を持っていくんです。
ペットボトルを捨てないように、ささやかですがそういうことをやったり。
あと衣装もたくさんあるのでそういうものをリサイクルしたり、
娘に着てもらったり。つい最近ミシンを娘が買ったので、
この洋服を変えようよなっていって二人で楽しんでいたりしますね。




高橋:お洋服でいうと、あるものをどう着ていく、
どう使うかっていうのが一番、エコな感じがしますね。


井上:最近は百貨店でもリサイクルして新しいものにする
ということをやってらっしゃって。
私よりも娘のほうが敏感で、残しちゃいけない。
どうしてもステイホームだと一杯料理を作っちゃうけど、
残さないようたくさん作りすぎない、捨てない、
ということを考えてスーパーに行ったりしていますね。


高橋:あとは自然を肌で感じること、環境に意識を向けることも大切。
井上さんが自然を肌で感じることってなんですか?


井上:マンションの廊下から富士山が見えるんです。
あたまのほうだけなんですけど、いまは雪が積もって
きれいな真っ白な富士山が見えて、夏は緑がいっぱいで。
富士山を見ると元気をもらえるというか。


高橋:私たち日本人は富士山を見ると元気になれる、
得した気分になれますよね。


井上:そうなんですよ。願い事しちゃったり。
マンションを買った時は分からなかったんですけど、ここから見えるんだ〜って。


高橋:上を向いて歩いているとそういう発見もあるんですね。
それではここからは輪音ライブを・・・その前にお知らせ。12月にライブが!?


井上:下北沢のシャングリラというところで世代を超えて
楽しめるコンサートになります。
音楽はカバーも多いですがこれもある意味リサイクルですね。
良い曲がたくさんあるので若い人たちにも聞いてもらいたいなと思いますね。




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高橋:11月6日・7日に開催された
「GTFグリーンチャレンジデー2021オンライン」の中から、
この番組とのコラボで行われた、歌手・井上あずみさんのトーク&ライブの模様を
お届けしました〜。



井上あずみさんTwitter
井上あずみさん所属事務所公式サイト「DoReMi」

◆井上あずみさん出演・ライブ情報◆
2021年12月8日(水)
18:30開場 19:00開演
「世代を超えて楽しむコンサート〜人生をかみしめよう」
@下北沢シャングリラ


 GTFグリーンチャレンジデー2021オンライン

【今週の番組内でのオンエア曲】
・ Could I Love You Any More (feat.ジェイソン・ムラーズ) / Reneé Dominique
・ となりのトトロ(ライブ) / 井上あずみ
 高橋:今週も、マリエさんのインタビューの続きです。
ご自身のブランド
「 PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ)」の
デザイナーで、経営者。
そして環境省の森里川海アンバサダーとしても活動するマリエさん。

ファッションを通じて「サステナブル」を伝えるために
様々な工夫をされていて、思わず感心してしまうお話ばかりだったのですが、
ビックリしたのが、デザインだけやっているわけじゃなくて、
「本当に、自分でなんでもやっちゃっている」ということ。
どういうことなのか、続きをお聴きください。




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マリエ:ウチの場合は、例えば梱包も出荷作業も自分なんです(笑)
作業工程の中にどうしても送らないといけない
インビテーションがあるんです。
シリアの難民キャンプの子ども達に文字と絵を描いてもらって
それをデザインに落とし込んで、デザインフィーをお支払いして
そのデザインは、Tシャツに落とし込んで、売り上げの寄付などをしているんですが
その時に「なんでシリアなんですか?」と聞かれるんです。
私は、難民キャンプの問題を一個知って欲しいんです。
私が器用することによって、そこでトークが生まれるじゃないですか。
「何で難民キャンプなんですか?」という。
そこがやりたいんです。


高橋:今まで知らなかった人たちが一歩進むというか。

マリエ:ニュースを見て、そういえばマリエちゃんが
「難民キャンプ」の事を言ってたなとか思い出してくれたら。
あれ、これこの間買ったトレーナーの絵をデザインした子たちの話?
と思ってくれたらと。

だらか、デザインは問題解決だと思っていて。
街もデザインじゃないですか。
交通事故を起こさないように。
みんながデザイナーになって欲しいと思っているんです。
こういう問題がある。
それをどうデザインして、お客様にそれでも理解してもらって
という道筋をデザインするのが
デザイナーの仕事であると思っているんです。
ただ、みんながデザイナーになって欲しいと思っているんです。
未来を描く、何をチョイスするか、
自分の人生をデザインしていってほしいから。
というのを伝えていっているんです。


高橋:今、オーガーニックのモノを使うとか、
ペットボトル由来のモノを使うというのは、
まだまだ多い市場ではないので値段は正直どうですか?


マリエ:やっぱり、私たちややろうとしたら、高くなっちゃうんですが、
ユニクロといった大手がオーガニックコットンや
リサイクルを取り入れているところに
私はワクワクしていて。
消費者がたくさん増えて、サステナブルな素材じゃないものを
選ばないという人が80%になれば、価格は下がるんですね。
その日を待たないと、根本的には、全体的に下がることはないけど、
徐々にそのニーズは上がってきていると思っています。
私の役目は、消費者の時に、次に、欲してください!と
オーガニックコットンを選ぶ、方を、人を増やしたいです。


高橋:そんなマリエさんを象徴すると言いますが、
キャラクターがいますよね。
“プラスチックモンスター” これについて紹介してもらっていいですか?


マリエ:「WWD」というファッション新聞媒体をやっているんです。
今、Webマガジンで見ている方も結構多い思いますが、
Webとはまた違う記事も載せているんです。
今年の2月から、サステナブルアートコミックというのを
アーティストのダンクウェルと、ハングオーバープレートの3人で
毎週、連載さいております!
やっぱり、私がサステナブルマインドだよ!
と言っても、趣味が違うファッションの方には
伝わりにくかったりするから、
キャラクターだと。
プラスチックビニール袋を頭から被ったオバケと、
「アイツ」といってちょっと、意地悪してくるキャラクターがいて、
この2匹のキャラクターを通して
ファッションベースの気づきだったり、
我々が気をつけているのが、“投げかける”こと。
4コマ漫画の中で、答えを出さない。




マリエ:キノコ由来のレザーやキノコからできるフェルトだったり。
最近は、菌が地球を救うのでは!?ということで、
大切な存在として扱われているんですが、
キノコからも、ファブリックだったり、
ファッションに使える素材ができるんだよ!ということを
面白おかしく、4コマ漫画にしています。

新聞の方が早いですが、Instagramでも見ることができます。
あとは、WWDを見ている人は業界関係者が多いです。
こういう素材があるんだ!というのを分かりやすく伝わればいいなと。


高橋:お話を伺っていると、マリエさん、すごく楽しそうだなと思っていて、
「サステナブル」を楽しむマリエさん流の方法ってあったりしますか?


マリエ:楽しくないと続けられないから。
楽しんで、エンターテインメントのチカラを感じながら、
自分の好きなことを見つけて欲しいと思っていて、
好きなことをサステインして生きていくには、
やっぱり楽しみながら変えていかなきゃいけないんですね。


マリエ:例えば、ゴルフが好きだったら、
ゴルフって、ものすごい森林伐採で
だけど、あんまりスポーツが出来なくなった方には、
すごい良い日光浴だし、健康のためにはとても良かったりする。
じゃあ、これ以上増やさないように、とか、
色んなやり方があると思うんです。

好きなスポーツを続けていくために、
私たちに何ができるんだろう?と。
その先に、スポーツを続けられる喜びがあるから、
楽しんで続けられるんじゃないかな?と凄く思います。

サーフィンが好きで、海がないと波がないとできない!
例えば、紫外線防腐剤が入った日焼け止めを塗って入ると
海の生物、サンゴを殺してしまうので、
紫外線防腐剤が入っていない日焼け止めを使おう!とか。


高橋:しかも、それを意識して使っている人は
カッコいい!と思える時代になってきていますよね。


マリエ:当たり前とされていたところを
よりよい社会にするために、我々何ができるか?と考えた時に
私は“サステナブルパンク”という言葉を使っています。



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高橋:デザイナーで森里川海アンバサダー、マリエさんにお話し伺いました。
 GTFグリーンチャレンジデー2021オンライン
11月6日、7日の土日に開催。
マリエさん、モデルのNOMAさん、鎌田安里紗さんの
出演するスペシャルトークショーは、7日(日)11:30〜。
プログラムの詳細などは「グリーンチャレンジデー2021」で検索してください
出演者のサイン入りグッズや豪華おせちなどが当たるクイズラリーもありますよ!


【WWDJAPAN】
「 PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカルマリエデマレ)」
 GTFグリーンチャレンジデー2021オンライン

【今週の番組内でのオンエア曲】
・ Look At What the Light Did Now/  Flo Morrissey and Matthew E. White
・ Changes / Tahiti80
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高橋万里恵
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