今日は、番組パーソナリティ高橋万里恵が資格取得を目指している「森林セラピスト」の方に奥多摩の森を案内していただきます。
奥多摩には森林セラピーに適した道・森林セラピーロードが5つ整備されていますが、今回、案内していただいたのはその中のひとつ、「香りの道 登計トレイルコース」です。およそ1.3kmのコースで、緩やかな山道が続き、景色の移り変わりも楽しめるとても素敵な森の道です。奥多摩森林セラピーアシスターの中里與志江さんの案内で、香りの道・登計トレイルコースの散策をスタートしました!


このコースは「香りの道」という名前がついていますが、奥多摩の森林セラピーはここが基地なんですね。全国的には森林セラビー基地は63くらいあると思います。ここはできてから10年経っています。では歩いていただく前に、簡単な準備体操をします。



 では行きましょう。下には木材チップが敷いてあります。昨年12月に私たちボランティアが敷いたんです。下には古いのがたくさん入っているんですが、だんだん香りはなくなっていってしまいますし、土と同化して少なくなっていってしまいますので、新しいのを敷くんです。これは、奥多摩の廃材を使ってチップにしたものです。最初はすごく香りも良いですし、足にも優しいんですよ。


 これからの季節はいろんな芽も出てきて、「フィトンチッド」もたくさん出るんです。「フィトン」というのは植物、「チット」は殺すという意味なんですが、葉っぱを傷つけると、その周りに自分を防御するものが出てくるんですね。それが昆虫にとっては嫌な匂いだったりするんですが、人間にはそれが良い香りなんですね。それによって私たちの免疫機能が少しずつ上がることもあります。向こうの山にはヒノキとかスギとかたくさんあるんですけれども、ここはもうほとんど広葉樹になっちゃって、全部葉が落ちちゃっています。でもこれから葉が出てくるとそういう作用もたくさん出ると思います。下にある木材チップもフィトンチットですね。ですから檜のお風呂などがありますよね。あれも同様の効用があります。良い香りですよね。


 ここにコブシという植物の冬の芽が出ているんです。これが去年の実ですね。モクレン科で、これから春いちばん最初に咲き出す花なんですけれども、綺麗ですよね。いまは花があまりないですが、芽もなかなか素敵。これから咲き出します。
 いまは葉が落ちちゃってますが、小臭木というのがあります。昔はトイレの臭い消しにつかっていた木です。奥多摩なんかは結構庭木として植えられています。匂いを消したり虫が湧くのを抑えたり、それももちろんフィトンチッドの効果です。


 この時期は葉が無く、寂しい景観ですが、でも何もないのもすごく良いんですよ。普段は木々に遮られて見えない景色が見えますから。あのノコギリ尾根は、雲鳥山という、東京にある山で、百名山のひとつですが、そこまでつながっているんですね。


 そこに見えるのが愛宕山。お社が見えるとおもいますが、あそこが一番上です。そこは火の神様をお祀りしています。あの上で1年に一度花火大会があってとても良いですよ。地元の人が火事をしないようにお祀りしているそうです。


 ここではいつも夜、星空観察をします。ここはとても人気のあるコースなんです。寒くない時はここにいると寝ちゃいますよ。


 そして、そこの椅子に座っていただくと奥多摩全域が見えます。開けた景色を見ると気持ちがリラックスできますよ。



東京都奥多摩にある「香りの道 登計トレイルコース」、いかがだったでしょうか。来週も続きをお届けします!

【今週の番組内でのオンエア曲】
・Sugar / Maroon 5
・Rainbow / G.Love & Jack Johnson

パーソナリティ

高橋万里恵
高橋万里恵

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