「聖地までの長くて短い道程」
サッカー欧州頂上決戦、クラブチーム最強を決めるチャンピオンズリーグのファイナルは、イングランド・マンチャスターにあるオールドトラフォード・スタジアムで行われた。今回の取材は、何と1泊3日の強行軍。出発当日に1万数千キロはなれた現地で取材、つまり、すべてがオンタイムで接続できて何とかスタジアムに到着できるスケジュールなのだ。もし、乗り継ぎ時間が予定通りいかなければ、キックオフの時間に間に合わないばかりか、試合そのものも観られないという綱渡り的状態。果たしてスタジアムにたどり着くことができるのか・・・。
試合当日朝、日本を出発し11時間半のフライトの後、英国・ロンドンに到着。さらにもうワンフライトし、試合会場であるマンチャスターへ。所要時間は約1時間。空港には、ファイナリストの国中の飛行機を集めたかと思うほど、チャーター機がズラリ駐機してあった。そんなことに気を止める間もなく空港到着後、市内に向かう鉄道に乗り継ぎ、街の中心部に位置する、マンチャスター・ピカデリー駅からタクシーに乗り換え、オールドトラフォードスタジアムを目指した。途中、先発スタッフが用意しておいてくれたチケットをホテルでピックアップし、スタジアムの自分の席に着いた時は・・・・。
(to be contenued)