オンエアレポート

ON AIR REPORT

2025年11月22日第169回ゲスト 歌舞伎役者/俳優 片岡千之助さん

パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第169回ゲストは、歌舞伎役者/俳優 片岡千之助さん
片岡千之助さん
歌舞伎界の名門「松嶋屋」に生まれ、伝統を受け継ぎながら様々な分野で活躍する片岡さん。
現在の活動や、主演を務めた舞台「ハムレット」のお話、
心と体の整え方をお聞きします。(2分14秒ごろから19分57秒ごろまで)

Q:現在、大学生ということですが?
A:歌舞伎の舞台が忙しくて復学出来ないのではと思っていたが
  復学は無理かと思っていたが歌舞伎から距離を取っていた時に
  大学に籍が残っていたことを思い出し、いまは大学に戻りながら仕事を続けている。

Q:12歳から自主公演を主催?
A:12歳の時に全てオーガナイズしていたわけではなく、
  自分が真ん中に立つという感覚を持たせようという周り試みでやった。

Q:今年は映画『国宝』が大ヒットしましたね?
A:自分の師匠が国宝の振付の先生で、稽古場から主演のお二人にはお会いしていて
  二人の稽古の模様も拝見した。
  どこかしら身内感覚で劇場に観に行ったが、行くまでに心の準備が出来なくて
  2~3週間くらいかかった。
  心して観に行かなければと思っていた、最後は「行くしかない!」と思って劇場に行った。

Q:歌舞伎と自分の関係値は?
A:4歳で初舞台を踏んで、約20年たった。
  舞台に立たせて頂くのが当たり前みたいにやってきたが、
  23歳の時に当たり前に舞台に立たせて頂いている事と自分が好きな感覚と
  ズレが生じ始めて、自分がこのまま舞台に立って「とりあえずやる」を続けるのか
  本当に歌舞伎やお芝居をやることが好きなのか幸せなのかをちょっと考え直したいと
  祖父に相談したら受け入れてくれた。
  先月ハムレットをやらせて頂いて、
  お芝居が好きで舞台に立たせて頂けることが幸せだと感じることが出来た。
  このまま色々な分野で勉強をして、
  歌舞伎に戻った時には何か貢献できるように頑張りたい。

Q:9月に舞台「ハムレット」の主演をして、感想は?
A:この舞台は、とてつもないものを自分に落としてくれた。
  もともと祖父が40年前に3回ほど演じていたハムレットですが、
  どんどん自分の人格とハムレットの人格がリンクしていった。
  いまもどこかに生きていると思う。
  自分の心に共生している。


<歌舞伎役者/俳優 片岡千之助さんの整いソング>
An Ocean / Lucinda Chua
たまたまファッションのお仕事の撮影のときスタジオで流れていて
一気に引き込まれた一曲。


Q:整ったり、自分と向き合う時間は?
A:思考が整理されるという時はインタビューとかでアウトプットする時に整理される。
  一人で歩くとか一人の時間も大切で対極な物事が整う。

Q:身だしなみのこだわりは?
A:まずはそれが出来る自分の心理的な環境が大切。
  最低限の余裕をもったうえで、身だしなみを整える。
  まずは心を整える事が大切。

Q:これからやってみたい事や今後の予定などを教えて下さい?
A:ラジオもやらせてもらいたい事の一つで、
  いつか番組に呼んでもらう事も・誰かをお招きすることも夢
  ハムレットを終えて舞台の仕事もしていきたい!
  現在、出演中の映画「爆弾」が公開中で、ハンパないものが生まれた作品です!
  来年、NHKのドラマ「あきない世傳 金と銀」のシーズン3で出演が決定!

※今後の予定など詳しくは片岡千之助さんのHPXInstagramをチェックして下さい


【鈴木曜の放送後記】
最初から整っている感じがした。
AUGERにもピッタリな人なのではと思った。
歌舞伎役者として、俳優としてどんどんインプット・アウトプットしていくということで
これからが楽しみ!

トーク模様は、radikoタイムフリーなど、
TOKYOFMポッドキャストなどで聴く事が出来ます。

そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どれが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。
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