今日からお盆を含めた連休がスタート。
その際、気をつけるべき事の1つが高速道路での追突事故です。





警察庁が全国の高速道路で発生した2017年の事故を検証しています。
発生した8,758件中、最も多いのが車両への追突事故で6,372件で全体の7割以上。

その追突事故の中で最も多いのが、
事故や故障、渋滞などで停止している車への追突、3,768件。
ついで走行車への追突で2,168件。

日本自動車ジャーナリスト協会 会長で
日本自動車連盟 交通安全委員会 委員も務める菰田潔さんによると
高速道路の追突事故の原因は大きく2つ「前方不注意」と「動静不注視」です。

動静不注視とは、そこに何かがあると認識したのに
関係ないと思って対応しなかったらそれが間違いだったというケース。
約10パーセントは動静不注視と言われているそうです。





前方不注意と動静不注視が二大原因であることを抑えつつ
普通に走行している時に他のクルマに追突しないためには
大前提として適切な車間距離を取ること、無理な進路変更を行わない、気を緩めない。

まず、大切なのは先を見ることですが、
車間距離が短いドライバーは目の前の車しか見てない傾向があるので危険。
衝突を避けられるのは前の車との車間時間を2秒空けるというのが世界標準です。
そして、車線変更の時にウィンカーと同時ぐらいにハンドルを切る人がいますが
ウインカーをつけて、しっかりと3秒間経ってから横にゆっくり動きましょう。
最後に気の緩みは長時間運転で起こりがち。
運転し続けていると集中力落ちるので2時間に1回は15分以上の休憩をとります。





高速道路の運転で特に気をつける箇所としては、
分岐・合流地点・料金所などの速度を変えるところとトンネル。

分岐点や合流点では混雑時、急にスピードを変える必要が生じて
衝突事故に繋がるケースがあります。
混んでるからといってどんどん前に詰めていくと
前の車が少しのブレーキが後ろにいくほどにに強いブレーキとなり
最後は急ブレーキでも間に合わないぐらいになってしまいます。
分岐や合流、料金所で車が詰まってきても車間距離をしっかり開けましょう。

また、トンネルに入ったら渋滞していたというケースもあるので気をつけて下さい。
トンネル内は壁が近く、運転に不慣れなドライバーだと
恐怖心を感じてアクセルを緩めることもあります。
そうすると後続車が順にブレーキをかけていき
最後は急ブレーキになるというケースがトンネルでも起こります。





高速道路で追突事故を起こさないための留意点の1つが渋滞。
目の前に渋滞が現れた時の運転は、
自分が突っ込むのを気をつけるだけではなくて、
突っ込まれないようにするということも大事なポイント。

渋滞の最後尾につくことが危険なので、
前方に渋滞があるなというのを見てとったら早めにブレーキを強めに踏んで
走ってる車の前の車との距離を空けながらスピードダウンします。

先行車が最後尾について止まったとしても
それに続かず、自分は前を開けてノロノロ走ります。
そして、自分の車の後ろに2、3台続いたのを確認したら
前に詰めて止まれば自分はその危険な最後尾にならずに済みます。





お盆休み時期の運転。
集中力を切らさず、無茶はせず、安全な運転を心がけて下さい。
夏休みシーズン。
ふだん運転しない方もハンドルを握ることがあるでしょう。
気をつけるべきことは多いですが、
今回は自動車ジャーナリストの吉川賢一さんにお話を伺い
「パーキングブレーキ」についてお伝えしました。

使い方を間違えたり、使い忘れたりすると、危険が生じることがあります。
情報を確認して下さい。





ひとことで「パーキングブレーキ」といってもタイプは数種類あります。
この時期にレンタカーを利用することもあるかもしれません。
「どこだ?」と悩まないように主なタイプを伝えておきましょう。


<レバー式サイドブレーキ> 

かつての主流だった「サイドブレーキ」もパーキングブレーキの一種。
運転席の横にレバーがあってレバを引くとブレーキがかかり、
レバーの先にあるボタンを押しながら戻すと解除されます。





<足踏式パーキングブレーキ>

ブレーキペダル左にパーキングブレーキがあって踏み込むとブレーキが作動。
解除するには基本的にペダルをもう一度、踏みます。
もしくはセンターコンソールのレバーを引くタイプもあります。





<電動パーキングブレーキ> 

最近の主流。ボタンを押すだけで、ブレーキが作動します。
解除はもう1度ボタンを押すタイプや
アクセルを踏むと自動解除するタイプがあります。




クルマの走行中に使うブレーキ「フットブレーキ」は、
動いているクルマを減速・停止させるため4輪すべてにかかります。
一方で「パーキングブレーキ」は後輪にかかるブレーキです。

そして、オートマ車には走行モードの中に「Pレンジ」と呼ばれる
「P」のマークがついたものもありますが
これはトランスミッション内部の歯車に爪がかかり、
シャフトがロックされ、駆動輪が動かなくなる装置。

アクセルを踏んだ時に「前輪」が回る
「フロントエンジン・フロントドライブ」
いわゆる「FF車」は後輪がフリーとなり
アクセルを踏んだ時に「後輪」が回る
「フロントエンジン・リアドライブ」
いわゆる「FR車」は前輪がフリーとなっています。
覚えておいて下さい。





吉川さんによるとパーキングブレーキの一番の注意点は
かけたつもりでいるのに実はかけていなかったということ。

例えばふだんはPレンジにすれば
パーキングブレーキもかかるクルマに乗っていると
そのタイプではないクルマに乗った時に
パーキングブレーキをかけずに降りてしまうことがあります。

そうすると停車した場所が坂道だったりすると
自然発射という自然と動き出してしまう現象が起こり
事故に繋がってしまうこともあります。





新型モデルで標準となりつつあるPレンジに入れると
自動的にパーキングブレーキがかかる電動パーキングブレーキ」ではないクルマは
「パーキングブレーキ」「Pレンジ」、ともに忘れないようにしましょう。

その順番はパーキングブレーキをかけてからPレンジにする。
パーキングブレーキをかける前にブレーキペダルから足を離すと
クルマが動いてしまうことがあるからです。
発進する時は、順番は逆になります。
Pレンジからドライブモードに入れてパーキングブレーキを解除します。





そして、吉川んも経験したことがあるそうですが、
パーキングブレーキは解除のし忘れにも注意!

停車した時のサイドブレーキの引き方が甘く、解除をし忘れて走り出したら、
ブレーキを引きずりながら走れてしまったそうです。
しかも重たい車、だったので初めはそのことに気が付かず
少しして車の中に嫌な匂いがし始めたことで気づきたとか。
パネルと見るとパーキングブレーキのランプが点灯していて
あやうくブレーキが焼き付きかけたということです。
もっと気づかなければ、発熱してリアブレーキが効かなくなる
といったことにも繋がりかねないので注意しましょう。

パーキングブレーキの知識、覚えていただけたでしょうか。
正しく利用して危険を生まないようにしましょう。
運転免許証を持っている方はもちろん
クルマを運転中に緊急車両が近づいたら道を譲ることはご存知でしょう。
でも、急にその状況がきても、どう対処すればいいか戸惑うかもしれません。

今回はモータリングライター  藤田竜太さんにお話を伺い
緊急車両と道の譲り方についてお伝えしました。





緊急自動車とは道路交通法で消防用自動車・救急用自動車・
その他の政令の定める自動車で、当該緊急用務のため運転中のものと定義されています。

これらの車両がサイレンを鳴らし、赤色の警告灯を点灯させて走行した場合、
優先走行権が与えられ、赤信号の交差点に侵入できたり、
追い越し禁止や一時停止、 通行禁止区分なども特例として除外・免除されます。
また、最高速度も規制標識に関係なく法定速度での走行が認められます。





多くの方がパトカー・消防車・救急車が緊急車両となることは
認識していると思いますが、実は他にも結構あります。


<公共の緊急自動車>

皇宮警察車両、自衛隊の警務車両や化学防護車両、   
高速道路の道路パトロール車両、自治体の救援車活動車両、
災害対策本部車両、爆発物処理筒車両など


<民間の緊急自動車>

電力会社、ガス会社、水道会社の緊急作業車両、
JAFなどのレッカー車両、赤十字血液センターや製薬会社の輸血や臓器の搬送車両、
病院のドクターカーなど


ただ、これらも常に「緊急車両」ではありません。
前述のように「赤い警告灯をつけ、サイレンを鳴らして運転中」であることが要件。
となると「あれ? 他の色の警告灯は?」と思った方もいるでしょう。
道路維持作業用の黄色など、赤以外の色は緊急車両には該当しません。





「緊急車両」が何か? 把握したところで、
緊急車両が近づいてきた時の道の譲り方です。


【一般道】

一般道で緊急車両への道を譲る際は、
とりあえず道路の左側によって緊急自動車に進路を譲ります。
この時、原則として停車する必要はありません。
片側2車線以上の道路なら追い越し車線を開けるのがルール。
一方通行の道でも左側によって進路を譲るのが原則ですが
左側に寄ると緊急車両の進行の妨げになるなら右側に寄るのもOKです。
いずれの場合でも急停車するのは危険なのでやめましょう。
道路が渋滞していなければ少しスローダウンして進路を譲れば十分です。


【交差点付近】

交差点付近で緊急自動車が近づいてきた場合は、交差点の手前に停車するか、
左折もしくは直進して交差点を出た後、一時停止する義務があります。
交差点内で道を譲るのは厳禁で赤信号でも自分の車が緊急自動車の進路を塞いでいる
場合は、車を動かし進路を譲ることを優先させなければいけません。
肝心なのは自分が交差点内に止まらないようにすること。
これが安全にもつながります。


【高速道路】

高速道路では、まず緊急車両が本線に合流する時や本線から出る時に、
その進行を妨げないように注意します。
本線では追い越し車線を開けるようにして、
走行車線で安全を確保しながらそのまま走行するのがポイント。
緊急車両が後方から近づいてきたからといって急に減速や停止をすると
後続車の走行に影響を与えて事故のリスクが増えるのでやめましょう。





そして、どんな状況でも緊急車両に道を譲ろうとアクションを起こすことで
事故を起こしてしまわないよう気をつける必要があります。
周囲の状況をよく確認し慌てず落ち着いて行動して下さい。
慌てず、安全に、道を譲りましょう。
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