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短編集の中で好きな作品を選んで性格を占う。作者の写真をみてあーだこーだ好きなことを言い合う、など文学を真ん中に置いて色々と楽しんでいるこの番組ですが、今回はとうとう著者の直筆原稿が登場!自由気ままに書いているような文体の森茉莉さんですが、原稿には試行錯誤の跡がびっしり残っていたり、謎のリンゴのイラストが描かれていたりで、小川さんと興味津々。『こういう直筆原稿ってPCの登場でどんどん少なくなっていくんですよね。』じゃぁ小川さんは是非直筆派で、と水をむけたところ、『体力が…』とのお答え。ちなみに小川さんはこれまでの執筆活動でワープロ2台、PC2台を潰したそうです…凄いっ! (アシスタント:藤丸由華)

2008年6月1日
フランツ・カフカ
『変身』


2008年5月25日
中島敦
『山月記』


2008年5月18日
芥川龍之介
『羅生門』


2008年5月11日
藤原てい
『流れる星は生きている』




アーカイブ

愛のよろこび Liebesfreud / フリッツ・クライスラー(演奏と、作曲 )
随筆集「父の帽子」の中の「空と花と生活」などにクライスラアの演奏会のことが書かれています。「クライスラアが出てきて一礼し、そうして弓を楽器にあてる。その最初の音の静かさは、私の心に浸みた。その音は木の葉の散る音のように静かだった。」一流のものに囲まれて育った人の感性を知ることができる一節。

5月のパリが好き / シャルル・アズナブール
森茉莉さんは 執筆のときアズナブールをよく聞いていたそうです。

Dance With My Father/セリーヌ・ディオン
「父は私を抱き上げ、ダンスをし、眠るときそばにいてくれた。愛されていると実感していた。もう一度あなたと踊りたい」という曲です。「森茉莉さんのためにあるような一曲ですね」と小川さん。

 
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