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私事ですが八木重吉と育った場所が非常に近くてびっくり!心の洗濯をしてくれる、こんなに素敵な詩人が同じエリアにかつて生きていたということを知っただけでも、今回は大収穫でした。病と共に生き、たった29年の人生だったというのに、重吉の詩は暗くなく、めそめそせず、明るい光を放っています。「悲しみと喜びを無理に分けず、2つの感情が混沌としている。結果、それが美しい絵になっているのですね」と小川さん。悲しみとの付き合い方をシンプルに、しかししみじみ心に染み入る言葉で教えてくれる重吉の詩、心が疲れた時にパラパラめくりたい、そんな詩画集です。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2020年10月04日
エドガー・アラン・ポー『アッシャー家の崩壊』
2020年09月27日
いわむらかずお『14ひきのひっこし』
2020年09月20日
横溝正史『八つ墓村』
2020年09月13日
山田詠美『ぼくは勉強ができない』

アーカイブ
プレリュード(無伴奏パルティータ第3番から) /
吉野直子(ハープ)、J.S.バッハ作曲

「素朴な琴」からイメージしました。
八木重吉による3つの歌曲より「悲しみ」/
本田武久(テノール)

八木重吉の詩に雁部一浩作曲の歌曲。本田武久さんは癌と闘いながら歌ったテノール歌手、2012年に亡くなりました。
男声合唱組曲『雨』より6曲目「雨」/八木重吉(作詩)、京都産業大学グリークラブ、尾形光雄(テノール)、吉村信良(指揮)
多田武彦作曲の男声合唱組曲『雨』の最終曲は、八木重吉の詩に曲をつけたもの。「重吉が自らの死を予言するような静かな悲しみが伝わってくる曲です。」と小川さん。
 
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