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10年ほど前に旅したチェコ。世界で一番美しい街並みと言われる芸術的な風景のプラハ、街の至る所にヨーゼフ・チャペックの挿絵のような可愛らしいキャラクターグッズが溢れ、そうかと思うと人骨で作ったシャンデリアが天井から吊るされた教会あり…。おとぎばなしなのかと思いきや、ハリウッドだの就職難だのリアルな話題も盛り込まれ、大人もクスッと笑ってしまうこの童話集の絶妙な“ごった煮”感は、チェコの魅力そのものという印象でした。版画家の山本容子さんがカレル・チャペックの家を訪ねた旅の様子を綴っている「プラハ旅日記」。文章はもちろん山本さんの絵も素敵で和みます、おすすめです!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2021年01月03日
宮城道雄『新編・春の海-宮城道雄随筆集』
2020年12月27日
『マイ・ベスト・ブック2020』
2020年12月20日
オー・ヘンリー『最後のひと葉』
2020年12月13日
『石垣りん詩集』

アーカイブ
魔法使いの弟子/フィルハーモニア管弦楽団、ジェームス・レバイン(指揮)
デュカス作曲。“そばかすヴィンチェク”は、“魔法使いマジャーシュ”の弟子、ですので、この曲が浮かびました。
交響詩「水の精」/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ボフミル・グレゴル(指揮)
ドボルザークは「水の精」にまつわる民話を音楽にしました。チェコの「水の精」をこの童話集では”カッパ”と訳しています。カッパは、お医者さんの話のひとつに出てきますし、「カッパの話」という童話も収められています。カッパのアリオンは、美しい声で、聴き手が泣きだすような歌を歌えました。アリオンが歌うと水のしずくがみんな涙になったかのように震えました。
天使は歌う/べヴァリー・ケニー
「小鳥と天使の玉子の話」では、天使の玉子を鳥たちがあたため、玉子から孵った天使は、歌いながら鳥にお礼を言って天に帰っていきました。
 
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